カルティエ、時の結晶

国立新美術館

  • 開催期間:2019年10月2日(水)~2019年12月16日(月)
  • クリップ数:42 件
  • 感想・評価:10 件
カルティエ、時の結晶 国立新美術館-1
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ネックレス カルティエ、2018年、ゴールド、ダイヤモンド、アフガニスタン産エメラルド、スピネル、ガーネット、ターコイズ、オニキス 個人蔵 Vincent Wulveryck © Cartier
大型の「ポルティコ」ミステリークロック カルティエ パリ、1923年、ゴールド、プラチナ、ロッククリスタル、ダイヤモンド、 カボションカット コーラル、オニキス、ブラックエナメル 「カルティエ コレクション」 Marian Gérard, Collection Cartier © Cartier
ブレスレット カルティエ、2017年、ゴールド、ダイヤモンド、ロッククリスタル 個人蔵 Vincent Wulveryck © Cartier
「2本のフェーン(シダ)の葉」ブローチ カルティエ パリ、1903年、プラチナ、ダイヤモンド 「カルティエ コレクション」Nils Herrmann, Collection Cartier © Cartier
ブレスレット カルティエ、2014年、ゴールド、ダイヤモンド、オニキス、エメラルド 個人蔵 Vincent Wulveryck © Cartier
リング カルティエ、2013年、ゴールド、ダイヤモンド、ブラックラッカー 個人蔵 Yuji Ono © Nikkei_Cartier 2019
カルティエ、時の結晶 国立新美術館-1
カルティエ、時の結晶 国立新美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

カルティエの作品は1995年、2004年、2009年の展覧会を通して日本で紹介されてきました。

1989年以降、日本だけでなく世界各国の主要美術館においてそのコレクションが展示紹介されてきたことは、数あるメゾンの中でも特筆されることです。

過去におけるこうした展示は、いわゆる「カルティエ コレクション」の歴史的な作品を対象としてきましたが、本展は1970 年代以降の現代作品に光を当て、その創作活動における革新性、現代性、独自性を、メゾンが築き上げてきた創作の歴史を背景に表現する世界でも初めての試みです。

本展のテーマは「時の結晶」。「時間」を軸に、「色と素材」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章で、カルティエのイノヴェーションに満ちたデザインの世界を探求します。壮大な時間を経て生成され奇跡的に見出された宝石と、世界各地の文化や自然物など万物から着想を得たデザインが、卓越した職人技術によって結実したカルティエの宝飾。それは世界の縮図であり、地球や文明との時空を超えた対話であるといえるでしょう。

時間を自由に往来し、素材に秘められた可能性を探求することによって、色彩や線、フォルムなど、伝統を継承しつつも、常に宝飾界に新しい風を吹き込み続けるカルティエの想像力に満ちた美の秘密を紹介します。

そして、会場構成を手がけるのは新素材研究所 / 杉本博司+榊田倫之。「旧素材こそ最も新しい」という理念のもと、伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ現代的なディテールで仕上げる彼らのデザインが、「時」を意識し回遊する展示空間を創出し、新たな鑑賞体験を提示します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年10月2日(水)~2019年12月16日(月)
会場 国立新美術館 Google Map
展示室国立新美術館 企画展示室2E
住所 東京都港区六本木7-22-2
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※企画展 会期中の金曜日は20時まで
    (最終入場時間 19:30)
休館日 火曜日 
※火曜日が祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館
観覧料 一般 1,600円(1400円)
大学生 1,200円(1000円)
高校生 800円(高校生)
※( )内は前売り・団体20名以上料金
※中学生以下は入場無料
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料。
※高校生無料観覧日については追ってお知らせします。
※前売券は2019年7月3日(水)~10月1日(火)まで販売。ただし、国立新美術館では9月30日(月)まで。
※チケット取扱い:国立新美術館(開館日のみ)、各種プレイガイド(手数料がかかる場合があります)
※チケットの詳しい情報は、公式サイトをご確認下さい。
TEL03-5777-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.nact.jp/

国立新美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

国立新美術館 国立新美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

カルティエに興味がなかった私が心を奪われた

友達の誘いで行きました。宝飾品の細工、種類の多さ、展示の工夫に圧巻です。個人的にはミステリークロック、エナメル、大きなエメラルドがお気に入りです。
音声ガイドがあるせいか、説明文が少なかったのが残念。でも、夢のような3時間を過ごせて楽しかったです。また、開催したら絶対行きたい。

5.0

宝飾芸術のすごさを知る

凄かった。唖然。
宝飾品の芸術で、一部の人のためのブルジョアの芸術ではあるけれど、造る人にとっては多分どうでもいいんだろうな。自分の腕の限りを尽くして作品を仕上げるという職人技の凄さに感動した。
あれだけ細かい造形を肉眼で観るには限界がある。拡大双眼鏡を持って行って正解だった。

展示空間の演出をした杉本博司さんの展示方法がとても斬新。宝飾店のような展示の仕方だったら感動が半減してたかも。

写真撮っていいコーナーもあって、撮りまくった。


4.0

美しさに目がくらみます

最新モードのものではないけれど、カルティエの歴史と変遷がよくわかる展覧会です。
入ったところのミステリークロックだけでも、夢の世界への入り口っていう感じで、素敵な空間へいざなわれる感じでどきどきしました。
宝飾品以外にもデッサンなどもあるので、そちらもとても興味深かったです。

5.0

過去のカルティエ展とは一味違いました

無料の音声ガイドは必須です。説明はほぼありません。今回は時計が豊富にあって、男性も退屈?しないで鑑賞できると思います。撮影可能なコーナーもあるのでスマホ、デジカメは持って鑑賞しましょう。

5.0

展示方法までこだわった展覧会

音声ガイドを無料で貸出してもらえます。館内にはほとんど解説らしいものがないので、このガイドがたより。必然的に自分のペースで見ることができないため、時間には余裕を持つことをおすすめします。とはいっても、このガイドが秀逸。カルティエの世界観にとてもよく合っていて、序章の展示物からすぐに現実世界を忘れられました。作品のコンセプトに合わせ、檜やコンクリートや古い仏画などとコラボさせながら宝飾品や時計が展示されていたので、次は何が出てくるかと冒険するような楽しさもありました。最初から最後まで(ショップまでも!)センスが光る展覧会でした。所要時間は約2時間でした。

4.0

空間もアート

カルティエ、時の結晶に行ってきました。個人所有の作品の展示が多く、これほど一堂に集めて展覧することが出来たことに驚きです。無料で音声ガイドを貸し出ししているため、これから行かれるかたは、レセプションに寄って貸し出しを受けることをお勧めします。照明を暗くセッティングしている関係から、展示作品の説明は音声ガイドを使って確認することになります。逆時計の展示を通り過ぎて、最初の部屋から、照明の暗さに戸惑いを隠さず、どの作品から見るのか、次に進むのはどこなのか、まんまとミステリーに包まれました。空間のアートも堪能しました。

4.0

土曜日の午後はかなり混んでいました

雑誌で見ることはあっても、庶民にはお店に入ることは憚られて、
こんな間近で見るのは初めてで貴重な機会でした。
特にエナメルとダイヤの組み合わせが印象に残りました。
艶やかで研ぎ澄まされて、クールで可愛くて、
エナメルのジュエリーが欲しくなったほどです。

会場内では二人以上で来ている人は展示の前で感想を話し出すことが多く、
なかなか進みませんので、空いている展示の前に移動しながら
次へ次へと進みました。
無料貸し出しの音声ガイドはありがたいのですが、
振動を感じるために片手が塞がるのは不便。
かと言ってポケットだと振動がわかりにくかったです。

4.0

ゴージャスで大人の雰囲気

さりげなく針がダイヤで埋め尽くされた置時計、きれいなフォルムの腕時計、100カラット超えのダイヤやエメラルドのネックレスなどなど、キラキラすぎて眼がくらみました。値段は考えず(想像もつきませんが)、造形美と宝石に感歎。展示の方法も凝っていて、さすがカルティエです。
会場はかなり暗く、足元に要注意です。
入場すると無料の解説スマホを貸し出しコーナーがあり、音声と文字の両方で使えるので便利でした。
写真撮影は最後の展示室のみ可で、かなりの点数を撮影できて、記念になりました。
土曜日の夜開館でしたので、それほどの混雑はなく、じっくり鑑賞できました。
#2階の千代田線側の展示室なので、近くのコインロッカーは数が少ないです。

5.0

暗闇に浮かび上がる輝石の空間演出

レセプションで一人一人に配られるモバイルの会場ガイドに従い、大きな黒い空間へと誘われていきます。
眩いばかりのクロック、ウォッチ、ジュエリーのコレクションの数々は言わずもがな、溜息と目の保養には十分過ぎました。
特筆すべきは空間構成。
展示会とは思えないほどの、常設展に匹敵する上質な素材を用いた空間構成と什器。
西陣織の鱗のような畝りを出した光沢感のあるシルクパーティション、大谷石で櫓を組んで作った什器の土台、
ガラス塊や岩石のベースに天然木を削り出したトルソ等、さすが”カルティエ”と言わんばかりの展示会構成でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん

4.0

PANTERA

カルティエ展、結構面白かったです。
あの暗さと照明での魅せ方はズルいですね。
パンテールカワイイ。

・チケットに当日印を押してもらえば再入場可能(入り口で押してもらうのが良いかも)
・音声ガイド無料、使用方法を聞くのに行列ありかも
・最終エリアが写真撮影OK
・会場内はかなり暗いので足元注意
・よってキャプションは一切なし、音声ガイドは個人的にはちょっと邪魔でした、衝突注意
・会場内はかなり寒いので上掛け必須
・3Fの図書室で図録を読んでから楽しむのも良し
・休み日中は混むので夜間が良いかも(日曜17時過ぎでも結構人いました)

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん

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ネックレス カルティエ、2018年、ゴールド、ダイヤモンド、アフガニスタン産エメラルド、スピネル、ガーネット、ターコイズ、オニキス 個人蔵 Vincent Wulveryck © Cartier

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ブレスレット カルティエ、2017年、ゴールド、ダイヤモンド、ロッククリスタル 個人蔵 Vincent Wulveryck © Cartier

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リング カルティエ、2013年、ゴールド、ダイヤモンド、ブラックラッカー 個人蔵 Yuji Ono © Nikkei_Cartier 2019

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