とても素敵で面白い『谷川俊太郎 絵本★百貨店』
これまで谷川俊太郎さんの詩にふれる機会はあっても、絵本を読んだことはありませんでした。
なので、今回ある意味真っ白な状態でこちらの『谷川俊太郎 絵本★百貨店』の展覧会に訪れました。
最初の部屋は、羊の爪や木の実でできた外国の…readmore
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2024年11月、92歳で亡くなった詩人の谷川俊太郎は1960年代以降、さまざまな絵描きや写真家と200冊におよび絵本を作ってきました。ことばあそび、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみ。そして、生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、絵と言葉による表現に挑んできました。バラエティ豊かな絵本に共通するのは、読み手に対する谷川俊太郎の希望の眼差しです。
展覧会は約20冊の絵本を取り上げ、多彩なクリエイターとともに、絵本の原画、絵や言葉が動き出す映像、朗読や音、巨大な絵巻や書き下ろしのインスタレーション作品などを展示。さらに、伊丹会場限定として『もこ もこもこ』(絵:元永定正)と『よるのようちえん』(絵:中辻悦子)の原画も特別展示します。絵本の世界から飛び出した、子どもから大人まで誰もが楽しめるおもしろい展覧会です。
| 会期 | 2025年10月24日(金)~2025年12月21日(日) |
|---|---|
| 会場 |
市立伊丹ミュージアム
|
| 住所 | 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20 |
| 時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日 ※ただし 11月3・24日は開館、11月4日・25日は休館 |
| 観覧料 | 一般 1,000円(900円) 大高生 700円(600円) 中小生 400円(300円)
|
| TEL | 072-772-5959 |
| URL | https://itami-im.jp/ |
これまで谷川俊太郎さんの詩にふれる機会はあっても、絵本を読んだことはありませんでした。
なので、今回ある意味真っ白な状態でこちらの『谷川俊太郎 絵本★百貨店』の展覧会に訪れました。
最初の部屋は、羊の爪や木の実でできた外国の…readmore
子どもが小さい頃に3人の娘に何十回、
いや100回は読んだであろうもこもこ
この絵本★百貨展はどうしても
行きたかったー。
阪急の伊丹駅からもJR伊丹駅からも
歩くことのできる市立伊丹ミュージアム
酒蔵が周りにあり、風情のある建物に
…readmore
5.0
とても楽しかったです!
谷川俊太郎氏の絵本や作品は今回初めてじっくりと読ませていただきましたが、豊かな表現と広い世界に魅了されました。
絵本は思わず声に出して読んでみたくなるものがあったり、『もこ もこもこ』は楽しくて何度も見てしまいました。(鑑賞者がほとんどいなかったので…)
家族連れの方々もちらほらいらっしゃり、子どもたちが楽しそうに遊んだり、絵本を読んだり展示を見ている姿も微笑ましかったです。
また、恐らく谷川俊太郎氏の展示と関連付けての内容かと思うのですが、同時展示の「柿衞文庫コレクション 俳諧・俳句のオノマトペ」も興味深く、楽しかったです。
『谷川俊太郎 絵本★百貨展』を観に市立伊丹ミュージアム行ってきました。
会場内には絵本や原画、写真だけでなく、朗読の音声、アニメーションや立体物展示など様々な趣向で絵本の世界が展開されていて、まだ字が読めない小さなお子さんか…readmore
4.0
絵本の世界イメージの立体化 映像化
絵本原画 谷川俊太郎さんの朗読の声
伊丹会場限定 元永定正さん 仲辻悦子さんの原画 やはり 原画は鮮やかな色 線 印刷物とは感じ方が異なる 良き!
大人になり 絵本の世界に入る事がないと言って良い今日このごろ 年齢を忘れて浸る!
映像作品や子供の自死テーマのものに触れ しっかり楽しんで生きるぜ!
お手洗いのペーパーが宣伝兼ねての谷川俊太郎さん作品印刷のもの うつくしいもの!思わず全文をチェック 何故美術館に行くと癒される パワーをもらえるのか ほんとガッテン!
3.0
会期末になってしまい、12月の平日の午後には、私も含めて来館者は中高年の女性です。
子どもに詠み聞かせた絵本の中にきっと谷川俊太郎の絵本もあった方々だと思いました。
秋真っ盛りには、子どもたちも来館して谷川俊太郎さんの絵本も手に取って小さな可愛い椅子に座って読んだでしょうか。
谷川俊太郎は詩人です。「詩」は字ずらを目で追うのではなく、声に出して詠みあげるものなのでしょう。紡いだ言葉を声に、音にのせて伝える。声にのせたことばにはリズムがありますね♪
ながーーーい詩人としての人生で、日々言葉と共に、ことばの側で言葉を考えて生きてこられたでしょう。詩人・谷川俊太郎があまりにも大きい存在過ぎて・・・
今回は20冊の絵本をピックアップしての展覧会でしたが、
『芸術新潮』2025年3月号は「谷川俊太郎特集」です。
ご興味のある方は是非そちらもお読みになってはいかがでしょう。
3.0
「絵本★百貨店」とあるように谷川俊太郎の絵本を原画だけでなく、アニメーションや朗読、隠れ家ブースなど様々な方法で見せる。
原画の下にその絵本が置いてあり、本と見比べながら原画を鑑賞できるやり方は良いと思った。(たいていは最後とかにまとめて置いてある)
中でも心に残ったのは「もこもこもこ」だ。靴を脱いで囲われたスペースに入るとそこにおいてあるビーズクッションに寝そべりながら大画面のもこもこもこアニメーションが見られる。「もこ」や「にょき」などオノマトペだけで構成されるこの絵本。アニメを見て沈黙のある間合いの取り方を学んだ。また谷川俊太郎と絵を担当した現代美術家元永定正の出会いが留学先ニューヨークでの住まいが同じ建物だったことからというエピソード。また元永の奥様のやはり現代美術家の中辻悦子が谷川の文に写真絵をつけた「よるのようちえん」の舞台になったのがこの伊丹市内の幼稚園だったというのも初めて知ったエピソードだった。
絵本とつくから子どもむけというわけではない。せんそうや死についてのテーマを扱った絵本も紹介されており、子どもから大人まで楽しみながら、また考えながら過ごせる展覧会であった。
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© Motonaga Archive Research Institution.Ltd.
『よるのようちえん』(絵・中辻悦子) 福音館書店 1998
中辻悦子『よるのようちえん』、作家蔵
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