谷川俊太郎 絵本★百貨展
市立伊丹ミュージアム|兵庫県
開催期間: ~
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とても素敵で面白い『谷川俊太郎 絵本★百貨店』
これまで谷川俊太郎さんの詩にふれる機会はあっても、絵本を読んだことはありませんでした。
なので、今回ある意味真っ白な状態でこちらの『谷川俊太郎 絵本★百貨店』の展覧会に訪れました。
最初の部屋は、羊の爪や木の実でできた外国の楽器(手に取って鳴らすことができる!)が置いてあったり、床に"けんけんぱ"が描かれて遊べるようになってたりしました。円の中には詩の文字が書かれているので、読みながらその上を歩くだけでも童心に帰れて楽しめました。また、壁には絵本「ぴよぴよ」のひよこの冒険物語が展開されていて、これが本当に可愛いかったです。それを辿りながら他の展示室をめぐることができたのも、遊びの要素があってとても良かったです。
次の第2展示室では、ことばと映像の連想ゲームのような作品があり、椅子に座りながら楽しめるようになっていました。自分はほとんど不正解で苦笑いでしたが…。絵本「おならうた」をモチーフにしたドームもあり、そのまわりに配置されたオノマトペがとても面白い。思わずふふって笑みがこぼれってしまった。
最後の展示室では絵本「もこ もこもこ」の映像作品部屋があり、谷川俊太郎さんの朗読付きでその世界に没入体験することができました。気持ちのよいクッションも置いてあり、寝そべりながら視聴するその不思議な物語がたいへん心地よく、とても素敵な時間を過ごすことができました。
一般的な美術展には子どもを連れて行くのは難しいかもしれませんが、今回の展覧会は子どもから大人まで楽しめると思います。たとえ作品を全く知らなくても大丈夫なように、展示物の側にはその作品の絵本を置いてくれているのも嬉しいところ。美術館をあとにする頃にはすっかりファンになり、絵本だけでなく他の作品も読んでみたいと思いました。