5.0
100歳を超えて
アジェンダさんから頂いた券を握りしめて訪れた展覧会。
前回の滋賀県立美術館の時は100年記念だったのだが、それからまた新作を発表されるそのエネルギーに圧倒された。さすがにご自分で織るのはもう難しいのかもしれないが、監修されて制作された新作「朧月夜」は青を基調とした味わい深いもので、紹介写真の「若紫」と並んで見ると眼福だった。
また「厳島の月」「厳島の海」の2作品は、青の濃淡と白で色は構成され、出てくる形は一緒。しかし青の濃淡の場所が違うことで「月」と「海」がそこに見えてくる。その青のいくつもある濃淡の色にも名前がついている。今回水縹(みはなだ)色という淡い青色の名前を知った。日本の伝統色の豊かさを知ることができたのも収穫だった。
できればこれからもお元気で100歳を超えての展覧会が続くことを願う。









