VOCA展2025 現代美術の展望
―新しい平面の作家たち

上野の森美術館

  • 開催期間:2025年3月15日(土)~2025年3月30日(日)
  • クリップ数:18 件
  • 感想・評価:4 件
VOCA展2025 現代美術の展望―新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1
VOCA展2025 現代美術の展望―新しい平面の作家たち 上野の森美術館-2
VOCA賞 宮本華子 《在る家の日常》
ミクストメディア(パネル、ペンキ、壁紙、アクリル絵具、スポンジ、モニター、メディアプレイヤー、アクリルパネル、玩具)
VOCA展2025 現代美術の展望―新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1
VOCA展2025 現代美術の展望―新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

The Vision of Contemporary Artの頭文字をとってVOCA(ヴォーカ)展と呼ばれる本展は、全国の美術館学芸員、研究者などに40歳以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方法により、毎年全国各地から未知の優れた才能を紹介している現代美術展です。

VOCA展2025選考会が行われ、出品作家23組(24名)による作品の中から各受賞者が決定しました。

VOCA賞:宮本 華子さん
VOCA奨励賞:諫山 元貴さん、小林 万里子さん
VOCA佳作賞:鮫島 ゆいさん、吉田 芙希子さん
大原美術館賞:髙木 優希さん

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年3月15日(土)~2025年3月30日(日)
会場 上野の森美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園 1-2
時間
  • 10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
    最終日は~15:00 (最終入場時間 14:30)
    ※展示により変更される場合があります。
休館日 会期中無休 
観覧料 一般 800円
大学生 400円
高校生以下 無料
  • ※学生の方は、学生証・生徒手帳を要提示
    ※障害者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料 (要証明)
TEL03-3833-4191
URLhttps://www.ueno-mori.org/exhibitions/voca/2025/

上野の森美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

上野の森美術館 上野の森美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

平面表現の多彩な可能性が示されてます

「平面」表現しばりの本展。
平面を規定するサイズの条件は縦横250x400cm以内、奥行20cm以内。この「奥行20㎝」の微妙な寸法を巡って、各作家が表現の立体性や多層化をせめぎ合いしており、実に多彩で興味深い。

これに関して、5人の選考委員のおひとり、服部氏は、
平面という原理原則に批評的にアプローチする作家と、平面の前提を受け入れたうえで自らの探求する表現を提起する作家に大別される、
と評している。
まさに、そのように印象付けられた。かつ、ガチの平面表現、なかんずく絵画はどうも部が悪いようだ。

そんなことから、ガチ平面、特に絵画で、自分はどれが推しかなあ、という目で見てみた。受賞作も良いが、その他では。
・山田彩加《命の樹ーTree of life》、画面一杯に心臓から血管が張巡るような白黒細密のリトグラフ
・藤原葵《Firework》、岡本太郎「爆発だー」のような勢い、赤紫・黄緑の色調が素敵
・スクリプカリウ落合安奈《ひ か り の う つ わ》、父の故国ルーマニアを訪れ自身のルーツに触れた感傷を綴る6枚の組写真
因みに選考委員5人の総評文にはこれらはコメントされておらず。自分の推しが他人と被っていないって、よしよし。

VOCA賞受賞作の宮本華子のビデオ立体作品《在る家の日常》は、素直によく出来ていると感じる。もっと作品を色々と見てみたい。
展示会場の2階に出展作家を採り上げた書籍文献を並べた一角があり、参考になった。

VOCA展協賛の第一生命、日比谷の本館ビルのエントランスロビーにて入選作が展示されているのを、以前偶々見る機会があった。展示空間としては素晴らしい。覚えておこうと思う。

THANKS!をクリックしたユーザー
komagatayaさん、morinousagisanさん、黒豆さん、アバウトさん

3.0

ビデオ作家が受賞して、ビデオも平面だと改めて気がつく。ただし出展数が減ったのが残念

展示会場は隙間が多く点数が少ない、というのが第一印象。従来は会場にはいってすぐのところに4点はあったが、今年は1点だけ。点数が減った理由は図録によると「ハラスメント防止のためのガイドライン」を策定したため、とのこと。VOCA展は賞などを決める選考委員が推薦委員を選定して、その推薦委員が出品作家を推薦する。ハラスメント防止のためのガイドラインの規定で、推薦委員は単年での依頼となり、前年とは一新されたため減ってしまったそうだ。昨年は31組だったのが、今年は23組になった。

それでも、気になる作品はあったし、覚えておこうと思った作家も何人かいる。もちろん、推薦委員についても、何人か名前を覚えておこうと思った。

気になったのはビデオ作家がVOCA賞を受賞したこと。今までもビデオ作品はあったけど、受賞は初めてだそうです。VOCA賞を受賞した宮本華子《在る家の日常》は適当に見ていると、ビデオがあるのか分からない。細長い家の模型に窓が開いていて、そこに液晶モニターがはめ込まれて、家事やら介護やらを行っている映像が流れている、という不思議な作品。VOCA賞をとっていたので、少し時間をかけて見た、というのが正直なところ。

ちなみに、VOCA奨励賞となる諫山元貴《Objects #21》もビデオ作品で液晶モニターを4枚組み合わせて、384個のオブジェを格子状に並べて表示している。それぞれのオブジェが徐々に崩れていく、という作品。こっちの方が趣味です。さらに、ちなみにもう一つのVOCA奨励賞は小林万里子《The Five Domains》で、刺繍ベースの作品。というわけで、平面作品というとまず思い浮かぶ油彩画はVOCA賞佳作で登場する程度。日本画や版画に至ってはなしで、平面作品もかなり変わってきた、という印象です。まあ、出品点数が少ないのが原因では、とも思ってます。えーと、写真撮影は可、図録ありです。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、morinousagisanさん、Camdenさん、ファイさん

3.0

立体が平面?!

平面の可能性を感じる作品たちが広い展示室を贅沢に彩っていました。
大原美術館賞に輝いた髙木 優希さんの《Room》は、ダイニングキッチンの模型を平面にした作品で、これってまず模型を作って、それを写真撮影し、さらに描いたの?と手の込んだ手法を取られているような不思議な作品でしたね。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

3.0

空いてた

私は、白い石みたいなのに横顔の女性が形どられている作品がよかったです。
まつ毛までしっかり再現されてました。

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VOCA賞 宮本華子 《在る家の日常》
ミクストメディア(パネル、ペンキ、壁紙、アクリル絵具、スポンジ、モニター、メディアプレイヤー、アクリルパネル、玩具)

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