龍谷ミュージアムで学芸員の卵を鑑賞しました(今回画像なし)
12月6日 龍谷ミュージアムで開催されていた、龍谷大学文学部博物館実習 十二月展
「ちょっと一服、ええ遊び~江戸時代の京・大坂娯楽案内~」に行ってきました。
撮影NG
入館料・図録 無料!
大事なことなので、色を変えましたが、博物館実習は学芸員の資格取得には必須単位です。
今回はその実習が一般にも公開されていました。
博物館実習は、学生さん達が展覧会の一切合財を取り仕切るイベントで、企画、監修、作品の借り受け、返却、図録・POP作り、レイアウト、応対、後始末などなど、山のような仕事を手分けして行うものです。
まあ、このサイトに訪れる方々ならばご存知のことでしょう。
そこで、今回私は作品を鑑賞しに来たというよりは、学生さん達を鑑賞しにきたと言ったほうが正しいでしょう。
(ある意味、すごく嫌な客という自覚はありました)
(今回の作品は”学生さん”です)
2階の1フロアが実習会場となっており、学生さんがわらわらと動いていました。
皆さん、指紋などのガラスの汚れにすごく神経質になっているというか、いたるところでガラスを拭いていましたね。
壁際に控えている方も多く、その都度仕事見つけるのも大変だったろうなあ。
正直、博物館実習に出向いたのは初めてだったので、学芸員の卵さんたちに声かけていいものか悩みましたが、
今回は声をかけず静かにしていました。
さて、作品の展示ですが、やはり、レイアウトって難しいのだなということがよくわかりました。
特に展示用のパネルは少し捻られても、ものすごく目立つことがわかりました。これは大変だよ。
また、書籍の置き方も平面だけに置くと奥の本はほとんど読めないので、2列に展示するのであれば、奥の列は傾斜をつけて欲しかったです。軸物のキャプションを同じ壁に付けるときには、文字のフォントサイズをもう少し大きくしてほしかったですね。ガラスから軸物までの距離が少しあり、手前の書籍と同じフォントサイズで書かれていると、中年の目にはきつかった。結局単眼鏡でキャプションを読むことになりました。蒔絵の重箱は目立つ作品でしたが、肝心な蒔絵部分が影になっていたのは少し残念でした。
苦労がよくわかる展示の中で、ものすごく感心したものもありまして、それが投扇興の使用器具を展示したブースでした。現物の投扇と的のみを展示するのではなく、得点を表す文献と古典籍中に投扇興が描かれたところを小パネルで示されたところは、よく研究されているなあと感じました。
学芸員を目指すことの大変さが少し理解できた実習でした。
実は、定年を迎えるころに私も学芸員にチャレンジしてみたいなと思っていましたが、これは厳しいぞと痛感しました。
