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ポーラ美術館は、「箱根の自然と美術の共生」のコンセプトのもと、緑豊かな富士箱根伊豆国立公園内の神奈川県足柄下郡箱根町仙石原に、2002年9月に開館した。
ポーラ美術館が収蔵するコレクションは、ポーラ創業家2代目であった鈴木常司(1930-2000)が戦後、40数年をかけて収集した作品群である。西洋絵画・日本の洋画・近現代の日本画・版画・彫刻・東洋陶磁・日本の近現代陶磁・ガラス工芸・化粧道具など多岐にわたり、総数は約1万点におよぶ。
ポーラ美術館の核となる西洋近代絵画のコレクションは、モネやルノワールなど、印象派のコレクションの質が特に高く、日本最大級といえる約100点を収蔵する。この印象派のコレクションを中心に、その先達である新古典主義のアングル、ロマン主義の画家ドラクロワ、また、印象派の後の世代の画家たち、1920年代のパリに集まった外国人画家たちのグループ「エコール・ド・パリ」の画家たち、抽象絵画の創始者カンディンスキー、シュルレアリスムの画家たちまで、モダン・アートの流れをたどる構成になっている。
ポーラ美術館でひときわ充実しているコレクションは、印象派を牽引したモネ19点、「生きる歓び」を描き続けたルノワール17点(うち自筆資料1点)、今日の絵画に決定的な影響を与えたピカソ19点である。これは、同館のコレクションを築いた鈴木常司が、美術史の流れにも大きな興味を持ち、美術史上重要な画家を多く収集したことによる。そのため、日本最多のコレクションを多く有し、モネ、ルノワール、ピカソのほか、ドガ9点、ゴッホ3点、レオナール・フジタ176点、マティス8点等を収蔵している。
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