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ポーラ美術館が収蔵するコレクションは、ポーラ創業家2代目であった鈴木常司(1930-2000)が戦後、40数年をかけて収集した作品群である。西洋絵画・日本の洋画・近現代の日本画・東洋陶磁・ガラス工芸・化粧道具から現代アートなど多岐にわたり、総数は約1万点におよぶ。
ポーラ美術館の核となる西洋近代絵画のコレクションは、モネやルノワールなど、印象派のコレクションの質が特に高く、日本最大級といえる約100点を収蔵する。この印象派のコレクションを中心に、その先達である新古典主義のアングル、ロマン主義の画家ドラクロワ、また、印象派の後の世代の画家たち、1920年代のパリに集まった外国人画家たちのグループ「エコール・ド・パリ」の画家たち、抽象絵画の創始者カンディンスキー、シュルレアリスムの画家たちまで、モダン・アートの流れをたどる構成になっている。
ひときわ充実しているのは、印象派を牽引したモネ19点、今日の絵画に決定的な影響を与えたピカソ19点のコレクションで、どちらも日本最多となる。
ポーラ美術館は富士箱根伊豆国立公園の豊かな自然に溶け込むように建ち、全長約1kmの「森の遊歩道」では四季折々の箱根の表情を体感できる。2021年に常設設置されたロニ・ホーンの巨大なガラス彫刻作品《鳥葬(箱根)》をはじめとした、屋外に点在する25点の彫刻作品を鑑賞しながら、散策を楽しみたい。
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