4.0
さらにピカソ
展示の最終日に駆けつけINできてよかった。
91歳まで生きたピカソの、数々の作風を見られる展示でした。
青の時代の作品は
若くお金にも困っていたピカソが
1回描いた作品を塗りつぶし、さらに上に描き重ねていることが
知られる作品もあるけれど
1枚のキャンバスに何度も、時に上下を逆にしたりしながら、
描き重ねたことが、研究技術で明らかにされている。
下に描かれた絵は、人の目にさらされなくはなるけれど
そこから生まれることがある、というコメントもしていたり、
あるモチーフが作品として残っていたりもする。
「ラ・ガループの海水浴場」は
何度も描き足して、消して、それを繰り返す様子が
デジタル作品になっていて、斬新かつ面白かった。
国立近代美術館に今度は会いに行こう!