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奈良県立美術館は、1973年3月、風俗史研究家・日本画家の吉川観方(よしかわ かんぽう)氏が収集した江戸時代の日本画、浮世絵、各種工芸品などの寄贈を機に開館した。
その後、由良コレクション、大橋コレクションなどがまとまって寄贈され、また、富本憲吉(とみもと けんきち)の近代陶芸のほか、奈良にゆかりの深い作家などの作品も随時収集し、現在の所蔵品は鎌倉時代から現代に至るまでの絵画、工芸、彫刻、書跡、風俗資料など4,100点を超える。
これまで、1989年からエルミタージュ美術館など諸外国の美術館と国際交流美術展を開催する一方、奈良にゆかりのある展覧会も開催している。また、館蔵品を中心とした展覧会において、ボランティアによる展示作品の解説や各種イベントなども行う。
主な収蔵品に、
絵画では、伝雪舟「秋冬山水図」、曾我蕭白「美人図」(18世紀)、竹内栖鳳「保津川」(1888年)、久米桂一郎「 清水秋景図(山径晩暉)」(1893年)、普門暁「鹿、青春、光り、交叉」(1920年)、浜田葆光「水辺の鹿」(1932年)、上村松園「 春宵」(1936年)、須田剋太「新緑の東大寺」(1968年)、絹谷幸二「チェスキーニ氏の肖像」(1986年)、平山郁夫「長安の残輝」(1987年)。
版画、浮世絵に、東洲斎写楽「松本米三郎のしのぶ」(1794年)、歌川広重「 名所江戸百景・亀戸梅屋舗」(1857年)「魚づくし・いなだとふぐ」、西川祐信「美人若衆見立高砂図」(江戸時代 18世紀)。
書跡に、豊臣秀吉「 豊臣秀吉朱印状 柘植左京亮宛」(1590年)。陶芸に、富本憲吉「白磁八角壺」(1932年)「磁器色絵円に花模様大角飾筥」(1941年)「磁器赤地金銀彩羊歯模様蓋付飾壺」(1953年)
などがある。
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