4.0
たくさん作品が見れました!
混雑することもなくそれぞれの作品をじっくり見ることができましたが、照明が暗すぎてそもそも細かい線で色も黒いので老眼にかかった私にはかなり目を酷使する環境でした。ただ、原画のエネルギーの凄さを体感できたので行って良かったと思いました。
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不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつ絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey, 1925-2000)。近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。
ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手がけた主著(Primary Books)以外にも、挿絵、舞台と衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。本展は、そんな作家の終の棲家に作られた記念館・ゴーリーハウスで開催されてきた企画展から、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250点の作品・資料で再構成するものです。米国東海岸の半島に残る古い邸宅へと旅をするように、達観したクールな死生観を持つ謎めいた作品との邂逅をお楽しみください。
本展は、昨年度から渋谷区立松濤美術館を皮切りに始まった全国巡回展であり、関西初開催となります。また、奈良県立美術館オリジナルで、関連展示「エドワード・ゴーリーと日本文化-20 世紀アメリカの眼-」を同時開催します。
会期 |
2024年9月14日(土)~2024年11月10日(日)
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会場 | 奈良県立美術館 Google Map |
住所 | 奈良県奈良市登大路町10-6 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、9月17日、9月24日、10月15日(いずれも火曜日) ※ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館 |
観覧料 | 一般 1,200(1,000円) 大・高生 1,000円(800円) 中・小生 800円(600円)
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TEL | 0742-23-3968 |
URL | https://www.pref.nara.jp/11842.htm |
4.0
混雑することもなくそれぞれの作品をじっくり見ることができましたが、照明が暗すぎてそもそも細かい線で色も黒いので老眼にかかった私にはかなり目を酷使する環境でした。ただ、原画のエネルギーの凄さを体感できたので行って良かったと思いました。
2.0
十枚ほどの原画、ガラスの向こうのはるかかなたに飾られていて、いくら目を凝らしても、まったく見えなかった。なんのために展示しているのか、わからない。大きなポスターやタペストリーのようなものも、他で展示してあったから、大きいものと入れ替えるとかできなかったんだろうか。残念です。
2.0
渋谷区立松濤美術館からの巡回です。
東京での評価が高評価でしたので、アートアジェンダさんのチケプレが当選して、(ありがとうございます)奈良に行くついでがあったので行ってきました。
多分、チケプレでなければ出かけなかっただろうと思います。
渋谷区立松濤美術館は、美術館の建物そのものにも趣がありますからねー。
本当に申し訳ないのですが、学芸員さんは分かり易いように一生懸命してくださっていますが、奈良県美兎に角いつ行っても見にくい構造のような気がします。
HPも残念ですね。
絵本と言っていいのか、ご本人は子供向けとお話になっていますが、大人が十分に楽しめる絵本です。
この展覧会に向けて、図書館で予約して少しずつ読んできました。が、人気の作家さんでなかなか自分の所へ回ってきません。
そう、世の中は努力したって必ず報われるなんてことはないし、ハッピーエンドにもならない絵本です。子供に媚びない絵本?世はそんなにうまくはいかないという内容的にはとても興味深い。
その原画の展示で、原画がサイズは小さいし、描画も精緻で、その細かさが見所なはず。
紙にペンで細かく描かれて、ハッと気づくように配されたモノもある。
それが壁面にある展示ケースの中に離れて展示されると、細かな模様がよく見えない!
単眼鏡持参しましたが、ずーーーっと単眼鏡。双眼鏡の方がよかったかもです。
裸眼の方が殆どでしたが、細かな絨毯やカーテン、服の模様とか見えたのでしょうか。
奈良会場だけの日本美術との関係は興味深く見ました。七福神の宝船は私もあれっって思いました。
奈良はバスセンターも整備され、県美のお隣の文化なんとか館も建て替え中なので、次は是非県美さんも。スタッフさんも他の美術館と比してもちょっと、専門のスタッフさんを外注する予算がないのかもなぁと思ったりしました。
奈良県美さん、今回もちょっと残念な印象がのこりました。
奈良へは近鉄電車の奈良行に乗車すると8割外国人観光客で、電車の中で座っているのは外国人観光客ばかり。奈良公園も8割外国人観光客、まぁこの時期は修学旅行生も居てホッとしました。平日のお昼間、日本人は働いているか学校へ行ってますから。
5.0
やっとゴーリーの原画が観れた(魅れた)2016年の伊丹での展覧会には行けず今回待ちに待って奈良県立美術館で生のゴーリーに出逢えた。ゴーリーの筆、ペン使いの緻密さ繊細さ美しさ全てにおいて改めて彼の唯一無二の存在に感銘させられた。胡乱ちゃんの懐中時計を池に投げ入れの場面のページで胡乱ちゃんが最初大き過ぎたのか修正されていてそのホワイトの線でさえ胡乱ちゃんの形になっていてゴーリーの几帳面さがうかがえた。その修正線でさえ愛おしく思えて益々ゴーリーが好きになった。また蒼い時のモノトーンバージョンも別の魅力がありこのタイプの絵本も欲しくなった。語り出すと切りがないけどどれもこれも原画ならではの温度があり非常に見応えがあった。絵本として書物として印刷されて発売されると温度が27度くらいにダウンされるのだが(決して質が落ちるという意味ではない)原画は88度くらいあるように感じられた。ゴーリーの新作にもう会えないのは非常に残念だがゴーリーと同じ時代に産まれてゴーリーに出逢えて本当に幸せに思う。奈良県立美術館の展示は当方英語が堪能では無いので日本語訳が出ていない作品に関しては和訳があるとより楽しめたかも。濱中氏や柴田氏のものでなくても構わないので付けて欲しかった。ゴーリーファンなら絶対に鑑賞してほしい素敵な妖しくて美しい展覧会だった。
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