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奈良県美で美術の授業。
前回の企画展に続き「奈良県立美術館所蔵名品展」。今回は週替わりのお宝作品から始まり、所蔵作品を「美術以前」と「美術以後」に分けて展示されています。
いくつかの展示品には、作品を詳細に解説した「解体パネル」が添えられており、各作品のキャプションには、作品自体の説明と共に、分野や主題、技法や形状など、作品に関連する用語の解説が載っています。本物の美術品を見ながら美術の基礎的な部分も知ることができ、贅沢な授業を受けているようです。
第3展示室には「参考展示 絵画制作における道具」として籔内佐斗司館長の工房から提供された画材やキャンバスなども展示されています。
年末には「奈良県立美術館所蔵名品展《冬》」が開催されるようなので、そちらも今から楽しみです。