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メンターの言うとおり

「マッド・フェイト 狂運」を観に行った。

ある猟奇殺人現場に鉢合わせた、加害衝動を抱えるサイコパス青年シウと熱血占い師ホイの運命が交錯する。

熱血占い師 とは


(以下含ネタバレ)


京セラ美術館ENFUSE 季節のショートケーキ(イチゴ)とホットチョコレート

予告はよかった。きらびやかな歓楽街を舞台にしたお耽美香港ノワールを観れると期待した。実際は体感7割方コンクリート建造物の屋上が舞台だった。


序盤もよかった。大雨の偶然で標的になる被害者、シウも大雨のせいで殺人事件に出くわすことになる。妖しい雰囲気の私娼の部屋、殺人現場に遭遇したシウのきらきらの瞳、血溜まりを子どもが水たまりで遊ぶように踏むシウ。


シウが殺人を犯す運命を回避するためにホイは奔走するのだが、凶運は立て続けに起こる。あまりにも立て続けに起こることによってホイとシウは神と対峙している、いや、神よりももっと大きな映画の強制力と戦っているようなメタフィクショナルな感じさえ受けた。


そしてホイも凶運を抱える信頼できないメンターであることが徐々に明らかになる。ホイの狂気が高まっていくにつれてシウがどの神=父を殺すべきなのか/殺すべきではないのか、物語の論理がよくわからなくなった。


最後は東アジア的道徳的結末。新年の挨拶も出てきたし、新年向けの映画ではあるかもしれない。


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くつしたあつめ
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