くるみのすごみ

京都国立近代美術館、第4回コレクション展を見に行った。今はコレクション展しかやってないのに思ったよりお客さんいた。みんな始まるの楽しみにしてたのかな(魔術的思考)。

山水画は仙境のような人間離れした土地を描いているはずなのに、かえって近代の風景画よりも人が描かれている気がする。人間が描かれていることにより自分と画中の人物を重ね合わせ観賞する結果、景色の壮大さとその中の自身の孤独感を感じられるんだろうか。

人間の気配がない上野リチの絵と対比的で面白い。

下村良之介めあて。「くるみ」。額も同系色なのがよい。くるみの複雑な形がうまく捉えきれなくて絵の前で混乱する。くるみは籠に入ってるっぽいのに、右下が平面の床みたいに描かれているのもその混乱を助長しているのかもしれない。実の白っぽい部分の色合いが、くるみ独特の脂感を感じていつまでも眺めてしまう。
後期も粘土の絵が出るらしくて楽しみ。

河井寛次郎の茶碗。貝みたいにキラキラだった。

河井寛次郎名物のマーブル模様。お好み焼きにソースとマヨネーズをかけて串で模様をかくのを思い出す。

今回のキュレトリアル・スタディズ(研究員がその成果を発表する企画)はテキスタイルだった。ツルツルペラペラの変わった紙に印刷された立派なリーフレットもらった(変わったにおいもする)。読み込んでまた行こう。
