この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
2013年よりユニットでの作品発表を始めた岩竹理恵+片岡純也(共に1982-)。イメージの連想によって絵画の空間性を思索する岩竹の平面作品と、身の回りや自然の現象から着想を得た片岡のキネティック作品とを、インスタレーションとして構成することを通して、身体性や時間性を喚起する新たな視覚体験を促してきました。
本展は、曼荼羅、大津絵、鯰絵、茶器などの日本美術を中心に作家と学芸員が作品を選定し、神奈川県立近代美術館のコレクションに新たな光をあてる企画です。
対象を他のものになぞらえ、そこに実在しないものをあるように表現する「見立て」や、浮世絵の画中画などに示される絵画の「入れ子」構造など、日本美術に見られる造形的な特色と魅力を、遊び心のあるユニークな手法を通して探究します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年2月1日(土)~2025年4月13日(日) |
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会場 |
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
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住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 2月24日を除く |
観覧料 | 一般 700円(600円) 20歳未満・学生 550円(450円) 65歳以上 350円 高校生 100円
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TEL | 0467-22-5000 |
URL | https://www.moma.pref.kanagawa.jp/ |
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

岩竹理恵《室内画36 野外彫刻のある室内》2024年 インク、紙 作家蔵 撮影:髙橋健治

岩竹理恵《室内画43 木下コレクションのある室内》2024年 インク、紙 作家蔵 撮影:髙橋健治

岩竹理恵《衣紋掛に係る時空のダイアグラム》2024年 インク、紙 作家蔵 撮影:髙橋健治

片岡純也《P波またはS波の繰り返し運動》2023年 スプリングコイル、上皿天秤、モーター、他 作家蔵 撮影:髙橋健治

片岡純也《やじろぐ枝》2023年 枝、ガラスコップ、罫書き棒、磁石、モーター、他 作家蔵 撮影:髙橋健治

片岡純也《茶筅による巻貝の演奏》2023年 茶筅、巻貝、トタン、モーター、他 作家蔵 撮影:髙橋健治

片岡純也《ミシン台の上の木魚と視線の連絡》2024年 ミシン台、木魚、骨格模型、モーター、他 作家蔵 撮影:髙橋健治

作者不明《両界曼荼羅(金剛界)》鎌倉時代 絹本着色 神奈川県立近代美術館(木下翔逅コレクション)

伝海田采女筆《歓喜天曼荼羅》14世紀頃 絹本着色 神奈川県立近代美術館(木下翔逅コレクション)