5.0
彫刻に触りながら鑑賞できるというのは、なかなか新鮮です
使い捨ての薄いゴム手袋をはめて、彫刻に触りながら鑑賞できる展示会です。会場に入場するときに受付で手袋をもらいます。
会場には、ロダン、アントワーヌ・ブーデル、舟越保武など近代から現代の彫刻家の作品が24点、並んでます。触ることが前提なのでしょう、小ぶりな作品が中心です。
素材はブロンズが多いのですが、木、大理石、真鍮などもあって、素材によって手触りがそこそこ違うことも堪能できます。なかなか楽しい。そして触ることが前提なので、通常ある規制のためのロープとかもなく、とことん近づいて鑑賞できます。入場料が250円であることを考えると、かなりコストパフォーマンスが高い。
会場内は撮影不可ですが、会場の手前に、北川太郎による作品が展示されていて、そこでは撮影OKでかつ手袋なしで触れます。もちろん手をアルコール消毒してから触ることが推奨されてます。
あと、意外と面白かったのが、観客側の態度です。見ていると恐る恐る片手で触る方から、楽しいそうに両手で触りまくる方までいろいろでした。