この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
現代美術作家と神奈川県立近代美術館の所蔵作家をとりあげ、一つの視点でそれぞれの作品に新たな側面を読む展覧会。絵画・映像・立体で国際的に活動する小金沢健人(こがねざわたけひと 1974–)と、独特の描き文字と線画による装幀・挿画が油彩画と並び多くのファンを持つ佐野繁次郎(さのしげじろう 1900–1987)。とりわけ線描(ドローイング)の作品において、ふたりの仕事はニュアンスに富んだ描線と余白を共通項とするものです。
線を引いて像(イメージ)を描き出す「ドローイング」は、カット/イラストレーションとどう異なるのか?イメージの連なりがもたらす動きの感覚とは?新作の映像の原画として今回の展示では、小金沢健人が美術館所蔵の佐野繁次郎作品に目を通し、みずから数百点をセレクトしました。映画のワンシーンを思わせる洒脱なイメージで物語を広げる佐野のカット原画をもとに、小金沢が、時間と空間、平面と立体へと展開する新作のインスタレーションを作り出します。
ダンサーやミュージシャンなど、他領域のアーティストとのコラボレーションを数多く手がけてきた小金沢が、自身と同じ「線を描く人」と時代を超えて協働する異色の「上映」にご期待ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年2月23日(金・祝)~2024年5月6日(月・振) |
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会場 | 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 Google Map |
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※4月29日、5月6日を除く |
観覧料 | 一般 700円(600円) 20歳未満・学生 550円(450円) 65歳以上 350円 高校生 100円
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TEL | 0467-22-5000 |
URL | http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2023-koganezawa-and-sano |
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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