この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
タワーレコードのキャンベーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、1990年代から現在まで幾多のアーティストを撮り続け、「音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート」で平成のカルチャーシーンを席巻した写真家・平間至。
本展では、学生時代の作品を起点に、「NO MUSIC, NO LIFE.」、CDや雑誌のために撮り下ろしたアーティスト写真、ダンサー•田中涙を追い続けたシリーズ〈場踊り〉、故郷の宮城県塩寵市の写真館や家族、自らの日常風景を辿った〈Hi-Bi〉や、東日本大震災後に撮影した内省的な心象風景の〈光景〉、さらには、東京で再興した平間写真館TOKYOで撮影した写真まで、300点以上を一堂に展示。平間による過去最大規模の個展になります。一世を風靡した初写真集『MOTOR DRIVE』から30年、そして平間写真館TOKYOが10周年を迎えるこの機会に、平間の仕事を回顧しながらその写真の魅力に迫ります。
「撮影はセッション」と語る平間にとって、カメラを通して被写体と向き合う瞬間は、音楽の即興演奏にも通じる真剣勝負。濃縮された時間の中で生まれる、音が聴こえてくるような作品の数々をたっぷりとお楽しみください。
◆ 平間至(ひらま•いたる)
1963年、宮城県塩寵市生まれ。生家は祖父が開業した写真館。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・伊島薫氏に師事。1995年、写真集『MOTOR DRIVE』を出版。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャンベーンポスターをはじめ、多くのアーティストの撮影を手掛ける。2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加。2008年より「塩竃フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2012-21年、塩竃で音楽フェスティバル「GAMA ROCK FES」を主宰。2015年、東京で平間写真館TOKYOを開業。現在、東京を拠点に活躍中。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年1月11日(土)~2025年2月24日(月・振) |
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会場 |
岩手県立美術館
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住所 | 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3 |
時間 | 9:30~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日、1月14日 ※1月13日、2月10日、2月24日は開館 |
観覧料 | 一般 1,100円(900円) 高校生・学生 700円(600円) 小学生・中学生 400円(300円)
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TEL | 019-658-1711 |
URL | https://www.ima.or.jp/ |
岩手県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

《忌野清志郎》「NO MUSIC, NO LIFE.」2008年6月ー7月 ©ltaru Hirama

1992年〈MOTOR DRIVE〉より ©ltaru Hirama

《峯田和伸(銀杏BOYZ)》『別冊 風とロック』2006年 ©ltaru Hirama

《Yellow Magic Orchestra》「NO MUSIC, NO LIFE.」2012年7月ー9月 ©ltaru Hirama

《ゆず》「NO MUSIC, NO LIFE.」2017年4月ー6月 ©ltaru Hirama

《のん》「NO MUSIC, NOLIFE.」2017年8月ー10月 ©ltaru Hirama

《東京スカパラダイスオーケストラ》「NO MUSIC, NO LIFE.」2019年10月ー12月 ©ltaru Hirama

2000年〈Hi-Bi〉より ©ltaru Hirama

1998年〈ミーちゃん〉より ©ltaru Hirama