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京都、日本画の歴史を学びました。
巨匠の若かりし頃、卒業制作はどんなものだったのか、大変に興味深く、楽しみな展覧会でした。
加えて、京都市立芸術大学芸術資料館学芸員の松尾芳樹先生の講演を聞き、卒業制作であっても、巨匠となる作家は、その片鱗が見えるとおっしゃっていて、それを感じることができるか、この視点で見ることも楽しかったです。
全作品の中で一番良かったのは、梥本一洋の「今年竹」でした。これが卒業制作かと驚きました。中央の円は太陽と見間違うほどの明るい月で、若い竹の葉が全体にバランスよく配置されていて、気持ちの良い作品でした。
村上華岳の卒業制作「熊」は写実的で、仏画のイメージが強いので、そのギャップに驚き、仏画を描くきっかけが気になりました。
榊原紫峰の「軍鶏」、福田平八郎の「雨後」、土田麦僊の「髪」どれもすごくて、巨匠の片鱗どころか、他を寄せ付けないすごさを感じました。
















