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写真って不思議ですね。目では見えない光と色。音のない世界に光が押し寄せて来ます。
NHK日曜美術館のアートシーンでも紹介やってました。富士フィルムスクエアさんは、サントリー美術館さんに行くと、たいてい立ち寄ります。無料ですし。ずっと以前は上階に博物館があって、今よりたくさんのクラッシックカメラやら何やらが展示されていましたね。今のスクエアでの展覧会は、一壁面のみですから、量は本当に少ないです。でもなかなか面白いです。今回も。「入日の海」のあの光の色、いったい何?? 「過ぎ去った航灯」メルヘンです。何でも、多重露光、長時間露光、モンタージュ、特殊なフィルム現像、そしてフィルターワークなどあらゆる技法を駆使して、現実の風景をメルヘンの世界へと昇華させているのだとか。へぇー。
お隣のフォトサロンでやっていた、巽 宏安写真展「桜行脚V」も奇麗でした。いいなぁ~早くさくら、咲かないかしらね。