4.0
見ながら頭の中に「鳥の歌」が流れる。
ご本人のギャラリートークがあって、写真集も購入可能。
タイトルはやっぱりパブロ・カザルスの鳥の歌に因んだようですね。
写真、凄くいいです。
世界へ出て行く。旅をする。出会ったものを写真に撮る。
そういう時代だったんでしょうね。
いいだけに、この後風景写真へ転向していった、というのが「何故に~?」ともやりました。
ギャラリートーク聞いた方がいらしたら、是非どういう心変わりがあったのか教えてほしいです。
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仁淀川の作品をはじめ「水系の写真家」として知られる高橋宣之氏が、スペインのサラゴサ大学に3年間の名誉留学中だった1969年から1972年にかけてサラゴサ、バルセロナ、パンプロナなどで撮影した未発表作品約25点を初展示します。撮影後50年もの間、本人でさえ目にすることなく長らく封印され、今回はじめてプリント、発表されることになった数百カットのモノクロ作品群の一部です。
スペイン内戦から30年を経たフランコ独裁政権時代。経済が大きく後退し、社会は疲弊、内戦の陰りがなおも色濃く残されていたカタルーニャ、バスクの空気を感じながらも、人びとの素朴なたたずまい、生気に溢れた子どもたちの表情、街角の何気ない光景を伸びやかに活写しています。
1972年に故郷高知に帰り、フリーランスの写真家となって以来、自然とりわけ「波」を追求し、川の流域や水の生まれる原生林へ没入していく同氏の、意外な原点を垣間見ることができます。
* タイトル「鳥の歌」について
「鳥の歌」(カタルーニャ語:El Cant dels Ocells オル カン ドルソ セルス)
カタルーニャ民謡。キリスト聖誕を鳥が祝う様子が歌われている。カタルーニャ出身のチェロ奏者パブロ・カザルスの編曲・演奏で有名。1971年10月24日、94歳のカザルスはニューヨークの国際連合本部で「鳥の歌」を演奏し世界中に放送された。カザルスはフランコ政権への抗議と反ファシズムの立場を終生貫いたことでも知られる。
会期 | 2023年6月29日(木)~2023年9月27日(水) |
---|---|
会場 | FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) Google Map |
住所 | 東京都港区赤坂9-7-3 |
時間 |
10:00~19:00
|
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 無料 |
TEL | 03-6271-3350 |
URL | https://fujifilmsquare.jp/exhibition/230629_05.html |
4.0
ご本人のギャラリートークがあって、写真集も購入可能。
タイトルはやっぱりパブロ・カザルスの鳥の歌に因んだようですね。
写真、凄くいいです。
世界へ出て行く。旅をする。出会ったものを写真に撮る。
そういう時代だったんでしょうね。
いいだけに、この後風景写真へ転向していった、というのが「何故に~?」ともやりました。
ギャラリートーク聞いた方がいらしたら、是非どういう心変わりがあったのか教えてほしいです。
3.0
高橋宣之、初見の作家ですが良かったです。
作家初期のスペインでのモノクロームの作品で奈良原一高を思い浮かべました。
メインビジュアルの影の写真がすごくカッコいい!
会場に置いてあった最近の水系のカラー写真はピンとこなかったけどモノクロ写真はもっと見たいなぁ。
本展向けのコンパクトな写真集が発行されていました。
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