生誕110年
傑作誕生・佐藤忠良

神奈川県立近代美術館 葉山

  • 開催期間:2023年4月22日(土)~2023年7月2日(日)
  • クリップ数:15 件
  • 感想・評価:2 件
生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良 神奈川県立近代美術館 葉山-1
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佐藤忠良 『おおきなかぶ』絵本原画 26 – 27頁 1962年5月刊 紙、水彩・インク・コンテ・鉛筆  宮城県美術館蔵 photo ©︎佐々木香輔 [前期後期で場面替え・本図は後期展示]
佐藤忠良 《群馬の人》 1952年 ブロンズ 宮城県美術館蔵  photo ©佐々木香輔
佐藤忠良 《常盤の大工》 1956年 セメント 宮城県美術館蔵  photo ©佐々木香輔
佐藤忠良 《学生の顔》 1956年頃 紙、鉛筆 宮城県美術館蔵 [前期展示]
佐藤忠良 《帽子・夏》 1972年 ブロンズ 宮城県美術館蔵  photo ©︎佐々木香輔
佐藤忠良 《ボタン(大)》(部分) 1967 – 69年 ブロンズ 宮城県美術館蔵  photo ©︎佐々木香輔
佐藤忠良 《冬の裏街(札幌)》 1932年 カンヴァス、油彩 宮城県美術館蔵
佐藤忠良 《捕虜の食事運びとソビエト兵・女性》 1980年 紙、鉛筆・水彩 宮城県美術館蔵 [前期展示]
佐藤忠良 『ゆきむすめ』絵本原画 表紙 1963年2月刊 紙・水彩・コンテ・鉛筆 宮城県美術館蔵 [前期後期で場面替え・本図は前期展示]
佐藤忠良 『平和のちかい』紙芝居原画 15頁 1952年5月刊 紙、水彩 宮城県美術館蔵  [前期後期で場面替え・本図は後期展示]
佐藤忠良 《足なげる女》 1957年 ブロンズ 宮城県美術館蔵  photo ©佐々木香輔
オーギュスト・ロダン 《台の上に屈む裸婦》 制作年不詳 紙、鉛筆・水彩  宮城県美術館蔵 [後期展示]
エドガー・ドガ 《休息する二人のダンサー》 制作年不詳 厚紙、木炭  宮城県美術館蔵 [前期展示]
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

戦後の日本彫刻史に大きな足跡を残した彫刻家・佐藤忠良(さとうちゅうりょう 1912−2011)。

東京美術学校(現・東京藝術大学)で彫刻を学び、従軍とシベリア抑留を経て復員したのちは、新制作派協会(現・新制作協会)を基点に一貫して具象彫刻の道を歩みました。また、力強く現実感をたたえた素描力を生かし、絵本や挿絵でも広く活躍しています。

本展はその傑作として知られる彫刻《群馬の人》と《帽子・夏》、今なお読み継がれるベストセラー絵本『おおきなかぶ』の3作品がいかにして誕生したのか、各年代の代表作を制作年順に紹介するとともに、佐藤が蒐集し生涯手元においた西洋の美術コレクションを手がかりとして、その創造の秘密に迫ります。

【FEATURE|展覧会レポート】
3つの傑作と愛蔵コレクションで織りなす彫刻家 佐藤忠良の世界

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年4月22日(土)~2023年7月2日(日)
  • 前期:4月22日(土) ~5月28日(日)
    後期:5月30日(火) ~7月2日(日)
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 Google Map
展示室展示室(2、3、4)
住所 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 1,200円
20歳未満・学生 1,050円
65歳以上 600円
高校生 100円
  • ※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です
    ※「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」展の観覧券で、同日に限りコレクション展「野崎道雄コレクション受贈記念 見えないもの、見たいこころ」を観覧できます
    ※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:5月7日、6月4日、7月2日)は、18歳未満の子ども連れの家族は割引料金(65歳以上の方を除く)で観覧できます。 なお、同日の会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」は中止します
TEL046-875-2800(代表)
URLhttp://www.moma.pref.kanagawa.jp/

神奈川県立近代美術館 葉山の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

神奈川県立近代美術館 葉山 神奈川県立近代美術館 葉山

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

会場と作品の相性

まず、最近のこちらの企画ははずれがない。
大好きな彫刻家でもあり、この会場ということでとても楽しみにしていた。

宮城県立の佐藤忠良記念館でもコレクションを見ているので、作品はほぼおなじみだが、宮城同様、広々と開放的で外光も入ってくるようなこの建物が、彫刻を見るにはふさわしい。
初めてこの美術館を訪問したのはジャコメッティ展だったことも思い出す。

作品はほぼ年代順で、デッサンとの比較もできる並べ方はとても良かった。
また、佐藤自身のコレクションの海外の画家、彫刻家の作品との関連性なども興味深い。
その中では、クリムトの1,2分で描いたようなデッサンを見て、そのすごさに驚くと同時に、あそこまでしつこく装飾的に描きこむ人と同一人物とは思えなくてクスリとなった。

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4.0

ベスト・オブ・佐藤忠良。

彫刻家で沢山の絵本の絵も手掛けた、佐藤忠良。
今回の企画展は3本柱。
1つ目は「顔」シリーズ、「帽子」シリーズなど、佐藤さんの彫刻。
2つ目はご本人の素描などの絵、そして素描や彫刻などご本人のコレクション。
3つ目は子供向けに描いた、紙芝居や絵本などの原画。実物の本。

彫刻の見方がいまいちよくわからず、とにかく360°見られる角度の全てから見ることにしていますが、ど素人の私でも彼の作品が素晴らしいのはよくわかりました。
彫刻って迫力あることを良しとしてるのか、何となく怖い感じがすることが結構あるのですが、彼の顔シリーズは、むしろ触ってみたくなりました。
ちょっと日本人離れしているモダンな感覚もありながら、「群馬の人」や「常磐の大工」という非常に日本的な男性のお顔の作品がどうして成立し得るのか、実際に見ながらずっと首を捻ってしまいました。
かっこいい。でも謎です。
帽子シリーズはもうイイネ!の一言です。美しい女性のフォルムはどんな角度でどんなに見ても飽きません。
かと言って浮ついた感じではなく、この女の人達はきっと地に足が着いてちゃんとしているに違いないという感じがします。
かっこいい。でもこちらもどこからそんな風に感じるのか、自分の中で謎が残りました。

作品の間にご本人の集めた他作家さんの作品があったり、ご本人のデッサンなどがあったりして、佐藤さんが彫刻家として大事にしたことがどんな感覚なのかがよくわかって、いい展示だと感じました。
集めた彫刻も小さめでも素晴らしいものばかり。
しかも佐藤さんはデッサンが上手いなぁ。抜群。

チラシは彫刻なので、何故「おおきなかぶ」??と最初は繋がりませんでした。
まさかこの作品に、戦争で捕虜になりシベリア送りになった経験が生かされているとは驚きでした。
「平和のちかい」という紙芝居が展示されていますが、児童書に関わる仕事に向かったのは平和への願いや戦争体験を伝えたいという気持ちも少なくなかったようですね。
この章の解説がもっと欲しかったので星一つ減らしたのですが、ロシアのお話を描くことに抵抗がなかったのかな?という素朴な疑問に答えるものはありませんでした。
あえて向かい合ったのでしょうか。だとしたらすごいことです。
この章は意外と原画は多くなかったのですが、前期・後期で展示替えがある為一回で「おおきなかぶ」全部… Read More

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出展作品・関連画像IMAGES

佐藤忠良 『おおきなかぶ』絵本原画 26 – 27頁 1962年5月刊 紙、水彩・インク・コンテ・鉛筆  宮城県美術館蔵 photo ©︎佐々木香輔 [前期後期で場面替え・本図は後期展示]

佐藤忠良 《群馬の人》 1952年 ブロンズ 宮城県美術館蔵  photo ©佐々木香輔

佐藤忠良 《常盤の大工》 1956年 セメント 宮城県美術館蔵  photo ©佐々木香輔

佐藤忠良 《学生の顔》 1956年頃 紙、鉛筆 宮城県美術館蔵 [前期展示]

佐藤忠良 《帽子・夏》 1972年 ブロンズ 宮城県美術館蔵  photo ©︎佐々木香輔

佐藤忠良 《ボタン(大)》(部分) 1967 – 69年 ブロンズ 宮城県美術館蔵  photo ©︎佐々木香輔

佐藤忠良 《冬の裏街(札幌)》 1932年 カンヴァス、油彩 宮城県美術館蔵

佐藤忠良 《捕虜の食事運びとソビエト兵・女性》 1980年 紙、鉛筆・水彩 宮城県美術館蔵 [前期展示]

佐藤忠良 『ゆきむすめ』絵本原画 表紙 1963年2月刊 紙・水彩・コンテ・鉛筆 宮城県美術館蔵 [前期後期で場面替え・本図は前期展示]

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