田沼武能 人間讃歌

東京都写真美術館

  • 開催期間:2023年6月2日(金)~2023年7月30日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:2 件
田沼武能 人間讃歌 東京都写真美術館-1
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《家族全員でトラクターに乗って、チリ、サンチャゴ郊外》1976年 田沼武能写真事務所蔵
《木場の丹下左膳、深川木場》1956年 東京都写真美術館蔵
《紙芝居はいつも次の日の展開が楽しみだ、佃島》 1955年 東京都写真美術館蔵
《神輿をかつぐ少女たち、浅草》 1955年 東京都写真美術館蔵
《聖母巡礼の祝祭に夜を徹して踊りあかす人びと、スペイン、アンドゥハル》 1975年 田沼武能写真事務所蔵
《板に書かれたコーランで勉強、モーリタニア》 1997年 田沼武能写真事務所蔵
《子どもロデオ大会に出場する少女、 アメリカ、デンバー》 1976年 田沼武能写真事務所蔵
《コカの葉をかむインディオの男、ペルー、プーノ地方》 1978年 田沼武能写真事務所蔵
《鳳凰の舞、西多摩郡日の出町平井、春日神社》2016年9月 田沼武能写真事務所蔵
《若宮橋の川遊び、坂戸市厚川》 2015年7月 田沼武能写真事務所蔵
《元旦の多摩川河畔、昭島市》 2022年1月 田沼武能写真事務所蔵
撮影:橋本 英男
田沼武能 人間讃歌 東京都写真美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

田沼武能(たぬまたけよし)は、東京写真工業専門学校現・東京工芸大学卒業後、写真家・木村伊兵衛に師事し、『芸術新潮』の嘱託写真家として芸術家や文化人を撮影、その後はタイム・ライフ社の契約写真家となるなど、フォトジャーナリズムの世界で華々しい活躍を展開しました。1972年からはライフワークとして世界の子供たちを撮影、黒柳徹子ユニセフ親善大使の各国訪問に私費で同行取材を行い、生涯で130を超える国と地域に足を運びました。

田沼は国内外で精力的な取材活動を展開し、自身の作品を発表し続け、その旺盛な好奇心と行動力は生涯衰えることはありませんでした。その一方で、母校・東京工芸大学で後進の指導にあたり、日本写真家協会会長、日本写真著作権協会会長、日本写真保存センター代表など写真界の要職を歴任しながら、わが国の写真文化の普及啓発、写真の著作権保護にも力を注ぐなど、大きな役割を果たしました。

本展では未発表最新作「武蔵野」を初公開するとともに、ヒューマニスティックなまなざしで人間のドラマを描き続けてきた田沼の70年を超える写真家としての軌跡を辿ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年6月2日(金)~2023年7月30日(日)
会場 東京都写真美術館 Google Map
展示室地下1階展示室
住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • 木・金は20:00まで、入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 
7月18日(火)
※ただし7月17日(月・祝)は開館
観覧料 一般 700円
学生 560円
中高生・65歳以上 350円
  • ※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者2名まで、年間パスポートの提示者は無料
    ※オンラインによる日時指定予約を推奨
TEL03-3280-0099
URLhttps://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4532.html

東京都写真美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

私たちはどう撮るのか。

7/27(木)に滑り込み。
夜間開館でいつもより1時間プラスの21時まで。
神奈川県から仕事終わりでも何とか間に合う時間で、大変ありがたい。


1章 戦後の子供たち
2章 人間万歳
3章 ふるさと武蔵野

行くのに少し腰が重かった。
田沼さんが1章、2章を撮った時代は、カメラで撮るという行為、というか、ジャーナリズムというか、そういうものの価値がもっとシンプルで、元気だった時代という気がする。
カメラにとって、何となく「昔は良かった」的な感覚を持ってしまったら嫌だなぁ~と思った。

実際に見たら、素晴らしかった。
1章の戦災孤児たちの顔が頭からはなれない。
2章もほんと、人間が人間らしい、というと変だけど、どの顔にも生きている感じがある。一日中腰を折って、ゴミの山の中から少しでもお金になるものを探してる、なんて写真もあるけど、何故かがっつり生きている感じがするのが不思議だった。
同じ状況の写真はよくあるけど、今撮ったものを見てもこういう感覚にはならないんだよなぁ・・・。
ここまでは田沼さんが撮りたいものははっきりしていて、見事に撮れているんだろうと思う。

問題の3章。風景写真は・・・やはり苦い。撮りたいものも気持ちも作品の中に伺えるが、掴めている感じはなく、その苦さが写真に出ているのを感じた。

総じて、何もかも複雑になってきているのはやっぱり間違いないんだなぁ、と思った。
「カメラで撮影するということ」そのものが、より身近になり多様化して、どこもかしこも写真で溢れているというのに、「おお!」っとなるようなおもしろいと思う写真は、実際はあんまり記憶にない。
むしろティルマンスの、何となく撮ったっぽい風呂場の写真とか、そういう類の方が記憶に残ってるという・・・。

写真自体は見応えあってよかったんですが、自分は「なんで写真撮りたいんだろう?」とぼわ~んと頭が雲に覆われた状態で帰りました。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、黒豆さん、morinousagisanさん、micco3216さん

3.0

すでにシュクメルリ

田沼武能、結構良かったです。
分量的にも2章の人間万歳のカラープリントが見応えあります。
世界で多様に生きて暮らす人達に向けたポジティヴな視線が良いですね。
被写体との距離の取り方というか間合いが上手い感じです。
ベストは図録の表紙でもある車を追いかける子どもたちの写真。イイ笑顔と躍動感。
未発表の武蔵野はいまひとつ印象に残らず。
4階の図書室で田沼武能関連本が多数閲覧出来ます。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、さいさん、シンディさん、morinousagisanさん

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《家族全員でトラクターに乗って、チリ、サンチャゴ郊外》1976年 田沼武能写真事務所蔵

《木場の丹下左膳、深川木場》1956年 東京都写真美術館蔵

《紙芝居はいつも次の日の展開が楽しみだ、佃島》 1955年 東京都写真美術館蔵

《神輿をかつぐ少女たち、浅草》 1955年 東京都写真美術館蔵

《聖母巡礼の祝祭に夜を徹して踊りあかす人びと、スペイン、アンドゥハル》 1975年 田沼武能写真事務所蔵

《板に書かれたコーランで勉強、モーリタニア》 1997年 田沼武能写真事務所蔵

《子どもロデオ大会に出場する少女、 アメリカ、デンバー》 1976年 田沼武能写真事務所蔵

《コカの葉をかむインディオの男、ペルー、プーノ地方》 1978年 田沼武能写真事務所蔵

《鳳凰の舞、西多摩郡日の出町平井、春日神社》2016年9月 田沼武能写真事務所蔵

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