5.0
出品作品は最高で、観るのは楽しい
まず、タイトルに示された通り、さまざまな色や形をした多彩な作品群か、すばらしい。オールジャンル的な。それを、アートかデザインか、はたまた、それ以外か、考えながらみるのも楽しく、会場もそんな仕掛けがバッチリしてある!人と行ってこんなに楽しい展覧会はなかなかないと思う。
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私たちのまわりにあふれる「デザイン」と「アート」という言葉。学校や職場でも、ショッピングや食事の途中でも、テレビやネットの中にも、そしてビジネスシーンにも。でも、デザインとは、アートとは何でしょうか。そして、デザインとアートの境界はどこにあるのでしょうか。
この展覧会は、およそ100点に及ぶ戦後日本の多彩な作品を時とともに追いながら、デザインとアートの境界や“重なりしろ”を見つけていく小さな旅です。変化する社会状況や生活、思想や表現への情熱を抱え、デザインとアートそれぞれの世界で制作に心を傾ける人々が時に相手に恋し、時に相手に嫉妬して、それを自らの糧として新たな作品を世に送り出してきたのかもしれません。
ひとつひとつの作品を前に、みなさんひとりひとりが、「これはデザイン?」「あれはアート?」と問いかけ、楽しんでください。
開館1周年を迎えた大阪中之島美術館の活動の両輪であるアートとデザイン。この2つを併せて並行的に紹介する初めての展覧会です。また、この展覧会は、美術館が準備したストーリーに来館者を誘うのではなく、来館者のみなさんの視点が作り上げていくものです。鑑賞を超えた「参加」という体験を用意して、お待ちしています。
◆ 出品作家(抜粋、五十音順)
会田誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原温、草間彌生、倉俣史朗、剣持勇、佐藤可士和、田中一光、永井一正、藪内佐斗司、奈良美智、名和晃平、早川良雄、日比野克彦、三宅一生、宮島達男、村上隆、元永定正、森村泰昌、柳宗理、ヤノベケンジ、横尾忠則 他
会期 | 2023年4月15日(土)~2023年6月18日(日) |
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会場 | 大阪中之島美術館 Google Map |
展示室 | 4階展示室 |
住所 | 大阪府大阪市北区中之島4-3-1 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※ただし5月1日は開館 |
観覧料 | 一般 1,600円(団体 1,400円) 高大生 1,000円(団体 800円) 中学生以下 無料
|
TEL | 06-4301-7285(大阪市総合コールセンター・年中無休 8時~21時) |
URL | https://nakka-art.jp |
5.0
まず、タイトルに示された通り、さまざまな色や形をした多彩な作品群か、すばらしい。オールジャンル的な。それを、アートかデザインか、はたまた、それ以外か、考えながらみるのも楽しく、会場もそんな仕掛けがバッチリしてある!人と行ってこんなに楽しい展覧会はなかなかないと思う。
美術展の目的とは何か。
Wikiには「不特定多数の鑑賞者を対象としつつ啓蒙を目的としたもの」と書かれています。
例えば、その画家の生涯。あるいはある流派の盛衰。そこには「解説」があり私たちは解説を読み、その画家、その絵について学…readmore
5.0
アート、デザイン様々な作品を観ながら会場に設置されたタッチパネルアンケートに答えてゆく体験型展覧会です。アンケートでは鑑賞した作品がアートなのかデザインなのか答えることができます。
答えたアンケート結果は展覧会最後にインフォグラフィックとして観ることができます。
展示作品全てには解説キャプションは無くアートかデザインか判断するのは自分自身の知識のみになります。
判断が簡単な作品もあればアートとデザインの狭間のようなものもあり、されには展示順によって判断基準が揺らがされます。沢山の作品をアートとデザインに振り分けてゆく過程で何を基準にしているのか段々と分からなくなっていく感じが最高でした。
展示会場には解説パネルはありませんが図録には解説が載っているため気になる方は買ってみることをオススメします。
4.0
愈々始まった「佐伯祐三展」
初日の館長の講演を聴講するために出かけてきました。
本展、佐伯の方は別途平日の空いた時間を狙って出かけようと思います。(初日でもそれほど混んではいませんでしたが)
大阪中之島美の収集方針には
④ 大阪と関わりのある近代・現代デザインの作品と資料
⑤ 近代・現代デザインの代表的作品と資料
があり、また約18000点のサントリーポスターコレクションが寄贈されているので、
実は、この手の企画展は見応えがあるのでは?
もちろん、他の美術館から借り受けた作品もあり、あれこれいいなぁと思って所蔵先を確認すると「高松市美術館」とあって、
そうだったのかぁと
良いデザインは、そのままアートになる。
洒落たプロダクトデザインや、亀倉雄策や田中一光や石岡瑛子のポスターはアートでしょ!
薔薇を閉じ込めた倉俣史朗《Miss Blanche》美しくて本当にうっとりします。
作品リストのラインナップを見ても錚々たるラインナップであり、
デザインとアートを考える参加型企画展です。
菅谷館長の講演会は年齢層が高かったが、
コチラの展示は、若い人が多く、楽しんで展示の企画に参加していたのがとっても良かった。
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