生誕100年 朝倉摂 展

練馬区立美術館

  • 開催期間:2022年6月26日(日)~2022年8月14日(日)
  • クリップ数:20 件
  • 感想・評価:4 件
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《更紗の部屋》 1942年 顔料、紙 練馬区立美術館蔵
《歓び》 1943年 顔料、紙 神奈川県立近代美術館
《群像》 1950年 顔料、紙 練馬区立美術館蔵
《働く人》 1952年 顔料、紙 山口県立美術館蔵
《ズリ山》 1955年 顔料、紙 福島県立美術館蔵
《黒人歌手ポール・ロブソン》 1959年 顔料、紙 東京国立近代美術館蔵(~7月18日まで展示)
「ハムレット」舞台模型 1978/2021年 朝倉アトリエ蔵
「にごり江」舞台下図 路地 1984年 朝倉アトリエ蔵
松本清張「砂の器」挿絵原画 1960-61年連載 ペン、墨、鉛筆、洋紙 神奈川近代文学館蔵
大佛次郎『スイッチョねこ』挿絵原画 1971年発行 アクリル、イラストボード 大佛次郎記念館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

画家・舞台美術家として活躍した朝倉摂(1922-2014)の全貌に迫る、はじめての本格的な回顧展です。

彫刻家・朝倉文夫(1883-1964)の長女として東京・谷中に生まれた朝倉摂は、17歳から日本画家・伊東深水に学び、モダンな人物像を洗練された色彩感覚で描き出し、若くしてその才能を認められました。戦後は、新制作協会に所属し、パブロ・ピカソやベン・シャーンなど海外作家の研究を通して、新しい絵画表現を模索します。炭鉱や漁村の労働者に取材を重ね、60年安保闘争などの社会的問題に取り組む中で、演劇やデザインなど多様なジャンルの芸術家との共同制作に可能性を見出し、60年代半ば以降は舞台美術へと活動の比重を移しました。

本展では、これまでほとんど知られていなかった絵画作品40点余りと素描に加え、舞台美術の模型やデザイン画、資料、絵本原画を含む約200点を展示し、その多彩な魅力を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年6月26日(日)~2022年8月14日(日)
会場 練馬区立美術館 Google Map
住所 東京都練馬区貫井1-36-16
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
7月19日(火)
※ただし7月18日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,000円
高校・大学生および65~74歳 800円
中学生以下および75歳以上 無料
【障害者】
一般500円
障害者(高校・大学生)400円
【団体】
一般 800円
団体(高校・大学生)700円
  • ※ぐるっとパス利用の方500円(年齢などによる割引の適用外になります)
    ※練馬区文化振興協会友の会会員招待(同伴者1名まで):観覧当日、受付で会員証を提示のうえ、招待券をお受取ください
    ※一般以外のチケットを購入の際は、証明できるものを要提示(健康保険証・運転免許証・障害者手帳など)
    ※障害がある方の付き添いの方は1名までは障害者料金で観覧できます
    ※団体料金は20名様以上の観覧で適用となります
TEL03-3577-1821
URLhttps://www.neribun.or.jp/museum.html

練馬区立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

練馬区立美術館 練馬区立美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

はじめましての作家さん

日美のアートシーンで知った展覧会。画家としても舞台美術家としても朝倉摂さんは存じ上げませんでした。朝倉彫塑館へ行く予定があり、それで気になって見てきました。
伊東深水に学んだ雰囲気がすごく伝わる日本画から、キュビズム系のもの、そして社会問題をテーマにした思想主張の強いもの、そして舞台美術、絵本まで、朝倉摂の仕事をしっかり見ることが出来ました。個人的にはキュビズム的な時が一番好きでした。素敵な色彩に、柔らかくて、優しい感じのキュビズム。すごく心ひかれました。社会問題をテーマにしたものは私には重く、構えていないと護れないくらいの強さがあった気がします。

4.0

多才な人

舞台美術家の認識しかなかったわたし。もちろん朝倉文夫の娘ということは認識していましたが、絵画も多く手掛けていたことに驚き。毎日スケッチを欠かさなかったとはまるで北斎のよう。
また、子供のころ読んだ「三月ひなのつき」の挿絵も描いていらしたとは。
思わず会場で再読してしまいました。
行ってよかった。

5.0

朝倉摂が日本画でキュビズムに挑戦していたことに驚く

朝倉摂といえば、朝倉文夫の娘で、舞台美術家であること、ぐらいしか知りませんでした。

若いときに伊東深水に日本画を学び、わりと普通の日本画を描いていたのが、1950年あたりからキュビズムを取り入れ、1960年あたりになると抽象化が進み、初期の日本画と比べると、同一人物が描いたとは思えなくなるほどに作風が変わっていた。この作風がどんどん変わっていくところは、今回の展示の見所でしょう。そして、前衛的な絵画も日本画の画材で描かれていたことも意外でした。

展示は4部構成で、前半の2部が絵画で、3部が舞台芸術、4部が挿絵や絵本の原画となっています。挿絵のところで、松本清張と組んで、例えば、「砂の器」の新聞連載で挿絵を担当していた、といったあたりも興味深い。

THANKS!をクリックしたユーザー
murakamiさん

5.0

スイッチョ

朝倉摂、とても良かったです!

キュビスム以降シュルレアリスム以前、2階前半部分が特にお気に入りです。
香月泰男、青木繁の雰囲気があったり、ビュフェの影響が言及されたりしていますが
周囲の影響を受けながらもそれらを自身の血肉とする修練があったのでしょうね。
舞台芸術もスゴイし挿絵仕事もとっても可愛い。石岡瑛子みたい。
日本画も清冽な色使いが素敵で十分に見る価値があります。

見逃さないで良かったです。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

《更紗の部屋》 1942年 顔料、紙 練馬区立美術館蔵

《歓び》 1943年 顔料、紙 神奈川県立近代美術館

《群像》 1950年 顔料、紙 練馬区立美術館蔵

《働く人》 1952年 顔料、紙 山口県立美術館蔵

《ズリ山》 1955年 顔料、紙 福島県立美術館蔵

《黒人歌手ポール・ロブソン》 1959年 顔料、紙 東京国立近代美術館蔵(~7月18日まで展示)

「ハムレット」舞台模型 1978/2021年 朝倉アトリエ蔵

「にごり江」舞台下図 路地 1984年 朝倉アトリエ蔵

松本清張「砂の器」挿絵原画 1960-61年連載 ペン、墨、鉛筆、洋紙 神奈川近代文学館蔵

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