3.0
最近ののものは...............
子供の頃に見た図鑑の絵がすごく懐かしかったその頃買ってもらった図鑑も展示されていてより強いノスタルジー感が湧き上がってきました。
同じ美術館で怖い絵展も見ましたが同じ作者の全く違うモチーフの絵というのも面白い
ただここ数年の羽毛が生えたカラフルなティラノサウルスのような最新の研究については展示がなかったので少し残念。
藤浩志さんの作品にドラえもんが多かった気がするのは私だけでしょうか。
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本展は、恐竜が“発見”された19世紀の奇妙な復元図から、20世紀にチャールズ・R・ナイトやズデニェク・ブリアンらが恐竜の姿を生き生きと描き出した絵画作品、漫画・玩具などサブカルチャーの分野やファインアートの領域に登場したイメージ、さらには近年の研究に基づく現代のパレオアート(古生物美術)まで、恐竜をはじめとする古代生物のイメージの歴史を概観し、人々の想像力を絶えず刺激し続ける太古の世界の住人たちを紹介します。
会期 | 2023年3月4日(土)~2023年5月14日(日) |
---|---|
会場 |
兵庫県立美術館
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住所 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内) |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般 2,000円(1,600円) 大学生 1,500円(1,200円) 高校生以下 無料 70歳以上 1,000円(800円) 障がいのある方(一般)500円(400円) 障がいのある方(大学生)350円(300円) 前売券 一般 1,800円 大学生 1,300円
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TEL | 078-262-1011 |
URL | https://kyoryu-zukan.jp/ |
SNS |
3.0
子供の頃に見た図鑑の絵がすごく懐かしかったその頃買ってもらった図鑑も展示されていてより強いノスタルジー感が湧き上がってきました。
同じ美術館で怖い絵展も見ましたが同じ作者の全く違うモチーフの絵というのも面白い
ただここ数年の羽毛が生えたカラフルなティラノサウルスのような最新の研究については展示がなかったので少し残念。
藤浩志さんの作品にドラえもんが多かった気がするのは私だけでしょうか。
3.0
大きな骨格標本がドーンと迫ってくるような自然史系の博物館の展覧会ではなく、
「恐竜」はどのように描かれて来たのかという視点から、それを丁寧に辿る企画展で美術館だからこその展覧会です。
兵庫県美での担当は、これまでガンダムの「富野由悠季の世界」や昨年の「ハリポタ」などを担当されてきた岡本学芸員が担当されているようです。
イマジネーションの造形から出発した「恐竜」、化石の発掘や研究によって、その骨格や生態、それを取り巻く環境の研究が進むにつれて、それが恐竜の描き方にも反映されて、変化していくのが分かるのが面白い。
今回も無料の音声ガイドがあり、それがとても聴きやすく分かり易くてとても良かった。
「インディアナポリス子供博物館」からの作品もあり、初めて知った博物館ですが絶対素敵な博物館だろうと思った次第です。
近くの丹波竜(タンバティタニスアミキティアエ)の発掘現場や「人と自然の博物館」へも出かけるきっかけになればいいなとも思いました。
大坂自然史博物館には立体展示の「恐竜展」も巡回予定ですし、世界的にも有名な福井の恐竜博物館へ出かけるもよしです。
同じ兵庫県美で貸館として開催中の没入型と銘打った「ゴッホアライブ」にお客様は流れがちで、こちらの「恐竜展」は空いていました。
こちらの「恐竜展」は高校生以下は無料です。
小さなお子さんから恐竜や怪獣が大好きだった高校生まで楽しめる展示となっているので
この機会に是非是非出かけて行ってほしい。
写真撮影ほぼOKでした。
5.0
恐竜はわからないけど絵画が好きな妻と、絵画はわからないけど昔恐竜が大好きだった夫の2人で行ってきました。
恐竜をテーマにした展示は珍しいので、それだけでもう楽しいですが、特によかった点は次の通りです。
・恐竜に対する人間の見識の変化が作品を通してわかる
・恐竜の名前の由来など、ちょっとした情報が添えられているので恐竜がわからなくても面白い
・様々な作家・表現の作品が観れる
・絵画だけでなく、恐竜を取り扱った古い雑誌や雑貨のコレクションの展示もあって飽きづらい
・表情豊かな恐竜がいてなんだかカワイイ
お子様連れもちらほら見かけましたが、大人の方がほとんどだった印象です。
大変まじめな展示ですが、小難しい雰囲気でもなく、大人も子供も楽しめるいい展示だと感じました。
5.0
この展覧会の主旨は(館長より)、
「恐竜など太古の生物のイメージの変遷をたどる」ですが、
見終わってみれば、美術史・古生物学の進歩の変遷もたどれた、気がします。
作品の中に、描かれた時代の美術の動向や古生物学の進捗状態が、
よくあらわれていると思いました。
化石が見つかる前の(200年ほど前の英国で発見)想像で描かれた作品と、
見つかった後の写実的な作品を、比較して見ても面白いです。
前者として大いに目を引いたのが、「ジュラ紀の海の生き物」、
後者として大いに目を引かれたのが、「飛び跳ねるラエラプス」。
古生物学の最新情報を作品に見事に反映している小田隆氏の作品は圧巻です。
また、現代美術にも恐竜は反映(影響を及ぼす?)されてて、
立石紘一氏の「アラモのスフィンクス」は新鮮でした。
不気味で怖いような作品群の中、上記のような作品には救われました。(笑)
4.0
誰も本物を目にしたことがないにもかかわらず、当然のように思い浮かべる恐竜のイメージは、実のところ想像/創造力の塊である。そのことに焦点を当てた本展は、化石などの科学・自然史的展示ではなく、美術館で開催するからこそ意義のある文化史的な展覧会だ。
はじめは、発掘された古生物の姿をそれらが生息していたであろう環境とともに想像することが目指されていただろう。しかし「恐竜」というより「怪獣」のようなイメージで描き出された19世紀頃の絵画は、現在からみれば物語的あるいは神話的な様相を帯び、現実感のない崇高さすら感じる。それは想像で描き出すしかなかった世界が、同時に創造された瞬間だろう。
科学的知見が深められるに従って恐竜のイメージが物語的に見えなくなってゆくのは興味深かった。より描写的というか、ただただ恐竜を再現しようという傾向が強くなっていったのだろうと思う。しかしそれによって再び物語や造形としての想像/創造力が刺激されていったようにも思える。映画『ジュラシック・パーク』はその最たるものだろうし、本展で展示されているアート作品は恐竜イメージの新鮮な提示の仕方に創造性を発揮することで、想像力を羽ばたかせようとしている。
恐竜のイメージが魅力的であり続けているのは、こうした想像と創造の絶え間ない連関こそが、過去と現在をつなぎ、古の世界への探求心を刺激するからかもしれない。
4.0
恐竜にあまり興味はなかったが、アートジェンダさんからチケットを頂き、家族と共に鑑賞しました。様々な時代における恐竜の捉え方が見れて単純に面白かったです。老若男女、楽しめる展示内容だと思いました。
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チャールズ・R ・ナイト 《ドリプトサウルス(飛び跳ねるラエラプス)》 1897年 グアッシュ・紙 40× 58cm アメリカ自然史博物館、ニューヨーク
Image #100205624, American Museum of Natural History Library.
ジョン・マーティン《イグアノドンの国》 1837年 水彩・紙 30.2×42.6cm ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ、ウェリントン
Gift of Mrs Mantell Harding, 1961. Te Papa (1992 0035 1784)
チャールズ・R ・ナイト 《白亜紀 モンタナ》 1928年 油彩・カンヴァス 38.1×96.5cm プリンストン大学美術館
Image courtesy Princeton University Art Museum.
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ《ジュラ紀初期の海生爬虫類》 1876年 油彩・カンヴァス 80.3✕155.5cm プリンストン大学美術館
Image courtesy Princeton University Art Museum.
ニーヴ・パーカー《ティラノサウルス・レックス》 1950年代 グアッシュ、インク・紙 54×37.5cm ロンドン自然史博物館
© The Trustees of the Natural History Museum, London