畠山耕治―青銅を鋳る

菊池寛実記念 智美術館

  • 開催期間:2022年9月17日(土)〜2022年12月11日(日)
  • クリップ数:18 件
  • 感想・評価:3 件
畠山耕治―青銅を鋳る 菊池寛実記念 智美術館-1
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畠山耕治「青銅で在ること」2022年 h31.0×φ74.5cm (撮影:渞忠之)
畠山耕治「八つの面」2011年 h38.5×w16.0×d17.0cm (撮影:渞忠之)
畠山耕治「青銅の筒」1991年 h27.0×φ34.0cm (撮影:渞忠之)
畠山耕治「白銅の箱(A Small, Little Thing)」1999年 h28.5×w35.6×d13.4cm (撮影:渞忠之)
畠山耕治「白い雨」2002年 h33.8×w39.7×d21.3cm 高岡市美術館蔵 (撮影:渞忠之)
畠山耕治「十の面」2007年 h18.0×w20.0×d19.0cm (撮影:渞忠之)
畠山耕治「八つの面」2010年 h33.5×w44.0×d17.5cm (撮影:渞忠之)
畠山耕治「六つの面」2010年 h34.0× w36.5× d19.0cm 東京国立近代美術館蔵 (撮影:渞忠之)
畠山耕治「十二の面」2017年 h37.0×w30.0×d13.5cm (撮影:渞忠之)
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

畠山耕治(1956~)は鋳物(いもの)の歴史を持つ富山県高岡市を拠点に、青銅を素材とした鋳金(ちゅうきん)による造形に創造性を示してきました。鋳金とは溶解した金属を型に流し込んで成形する技術で、その技術による製品を鋳物といいます。

畠山の作品は抑制の効いた造形と臨場感のある表情に特徴があります。鋳金は型に合わせて複雑な形状をとることのできる技法ですが、「青銅の存在そのものを鋳込む」という自身の制作欲求と造形感覚を、直線とわずかな曲線で構成したシンプルな造形に表しています。そして、薬品や熱などによる化学反応で色彩と質感を創出し、青銅の造形に命を吹き込むのです。

本展では畠山を代表する制作として箱をはじめとする器形態の作品を展示しますが、制作全体は器形にとどまらず、橋の親柱や街灯、ビルやレストランの壁面、扉など建築分野にまで及びます。これは、鋳金の制作サイズに自由度が高いことを示すとともに、畠山の視点が工芸だけではなく空間や景観まで含めた鋳造技術全般にあることを窺わせるものです。鋳金の可能性とともに独自性、自立性の確立を求める畠山の制作を初期から新作まで60余点で紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年9月17日(土)〜2022年12月11日(日)
会場 菊池寛実記念 智美術館 Google Map
住所 東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
時間 11:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
9月20日(火)、10月11日(火)
※ただし9月19日、10月10日は開館
観覧料 一般 1,100円
大学生 800円
小・中・高生 500円
  • ※未就学児は無料
TEL03-5733-5131(代表)
URLhttps://www.musee-tomo.or.jp/

菊池寛実記念 智美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

菊池寛実記念 智美術館 菊池寛実記念 智美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

初訪問

コロナ禍になって以来、美術館を始め芸術を愛でる機会を失っていましたが、今回アートアジェンダさんの招待で久々に空間を味わってきました。菊池美術館も初訪問、畠山耕治氏の作品も初めて拝見しました。立地的に行きやすい場所ではありませんが、美術館の展示方法や演出がとても魅力的で作品を存分に生かしていてそのこだわりがとても素敵でした。作品は正に芸術品、青銅を素材に鋳金による制作を追求されてきたとの事で、こういう作品を見たのは初めてで、幻想的な独自性を愉しんで来ました。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、さいさん

5.0

めちゃくちゃかっこいい!

展示室の入り口前に写真OKな作品が2つ展示されていて、それを見て職員の方に「これは・・・オブジェでしょうか? それとも工芸品・・・? 使用する目的で作られているものなのでしょうか?」と小声で聞いてみた。
当方は青銅と言われても、根津美の羊双頭くらいしか知らない・・・。
蓋があるようにも見えるが、ただ四角や八角形の柱上の形を作っただけということも有り得る。
職員さんは少し困った様子で「・・・蓋があります。単にオブジェというわけではないのですが・・・実際使用されてしまったと思われるものは、今回お借りしてきた作品の中にもありますね。内側に水を張った跡があり、多分お花か何かを・・・それで跡が、という・・・美術品・・・工芸品でいいと思います(笑顔)・・・」と。
「なるほど。水を張れる、ということは中は空洞なんですね。入れ物だということですね・・・美術品・・・工芸品なのですね(笑顔)・・・」と返すと職員さんは笑顔で頷かれた。

そのようなやり取りの後、会場へ入った。
その瞬間から「!!!!!」。
「すごい。かっこいい。ほしい。なんだこれは・・・→すごい。かっこいい・・・」と無限ループになり、気づくと一つの作品の前で結構な時間動けなくなっていたらしい。見ているうちに時間が飛んでいた。(さっきと違う)職員さんが「あの人大丈夫かしら?」という感じで視界にちらちら入ってきて、初めて完全フリーズしている自分に「はっ!」と気が付いた。
その作品は「内に在るもの」というタイトルで、約20センチ×13センチ×約10.5センチの箱であり、全体は茶色、側面の鋳肌が手を掛けられずそのままなプリミティブな感じ、蓋である天板が(ぴっちり一体型になっているため蓋をしていると完全な長方形に見える)ぴかぴかに磨かれ側面と対照的、そしてずらした蓋の隙間から見える中が金ピカであった。これぞ金ピカ!というくらい金。

前半は筒形の作品もあるが、ほぼ箱だと思う。自分はこの前半が大ヒット。
2000年前後に作られた色んな大きさの箱が、奥の壁にずらっと並んでいる。
この箱シリーズの何とも言えない存在感に圧倒されたのですが、ある箱は蓋が開いていて金や銀や茶色が見えているが、閉じているものもある・・・中が見たくてたまらない・・・。
後半は段々と色が増えていき、六角や八角、菱形など形のバリエーションが増えていく。物販でも売っているがペーパーナイフなんてものもあった。水… Read More

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、uchikoさん、Sukekiyo-Acckermanさん、micco3216さん

5.0

畠山耕治「青銅を鋳る」展@菊池寛実記念 智美術館

青銅を素材とした鋳物作家。
造形自体はシンプルでいて存在感がありますが、特に作品を特徴づけているのは色彩。着色ではなく薬剤等により金属を腐食させて描かれているそうで、作者の言う即興性が面白いです。
シンプルな箱型にすることで「中は一体どうなっているのだろう?」と見る者の心理を誘導します。
腐食で色彩を描くというのも、金属ならではであり、形から色まで(即興と言いつつ)畠山氏が金属を完全にコントロールして作品を作っているからこその美しさが、すべての作品に宿っていると感じました。

智美術館で「焼き物以外」の展示は珍しいな、と思いましたが、そもそも存命の金属作家が単独展示を行うこと自体が、日本ではとても珍しいことだそうです。
この機会に是非。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、itotomoさん

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出展作品・関連画像IMAGES

畠山耕治「青銅で在ること」2022年 h31.0×φ74.5cm (撮影:渞忠之)

畠山耕治「八つの面」2011年 h38.5×w16.0×d17.0cm (撮影:渞忠之)

畠山耕治「青銅の筒」1991年 h27.0×φ34.0cm (撮影:渞忠之)

畠山耕治「白銅の箱(A Small, Little Thing)」1999年 h28.5×w35.6×d13.4cm (撮影:渞忠之)

畠山耕治「白い雨」2002年 h33.8×w39.7×d21.3cm 高岡市美術館蔵 (撮影:渞忠之)

畠山耕治「十の面」2007年 h18.0×w20.0×d19.0cm (撮影:渞忠之)

畠山耕治「八つの面」2010年 h33.5×w44.0×d17.5cm (撮影:渞忠之)

畠山耕治「六つの面」2010年 h34.0× w36.5× d19.0cm 東京国立近代美術館蔵 (撮影:渞忠之)

畠山耕治「十二の面」2017年 h37.0×w30.0×d13.5cm (撮影:渞忠之)

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