かこさとし展
子どもたちに伝えたかったこと

Bunkamura ザ・ミュージアム

  • 開催期間:2022年7月16日(土)~2022年9月4日(日)
  • クリップ数:35 件
  • 感想・評価:7 件
かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと Bunkamura ザ・ミュージアム-1
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『だるまちゃんとてんぐちゃん』 1967年
©1967 Kako Research Institute Ltd.
『からすのパンやさん』 1973年
©1973 Kako Research Institute Ltd.
『からすのパンやさん』 1973年
©1973 Kako Research Institute Ltd.
「自画像」 1947年
©1947 Kako Research Institute Ltd.
『秋』 1953年制作(紙芝居)
©2021 Kako Research Institute Ltd.
26歳のかこさとしと川崎セツルメントの子どもたち 1952年7月 撮影 田村茂
『だるまちゃんとかみなりちゃん』 1968年
©1968 Kako Research Institute Ltd.
『からすのパンやさん』 1973年
©1973 Kako Research Institute Ltd.
『地下鉄のできるまで』 1987年
©1987 Kako Research Institute Ltd.
『あなたのいえわたしのいえ』 1972年
©1972 Kako Research Institute Ltd.
『どうぐ』 1970年/2001年(復刊)瑞雲舎
©1970 Kako Research Institute Ltd.
『クラゲのふしぎびっくりばなし』 2000年
©2000 Kako Research Institute Ltd.
『たべもののたび』 1976年
©1976 Kako Research Institute Ltd.
『はははのはなし』 1970年
©1970 Kako Research Institute Ltd.
『しろいやさしいぞうのはなし』 2016年
©2016 Kako Research Institute Ltd.
『とこちゃんはどこ』 1970年
©1970 Kako Research Institute Ltd.
『人間』 1995年(福音館書店)
©1995 Kako Research Institute Ltd.
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かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと Bunkamura ザ・ミュージアム-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本を代表する絵本作家が 600 冊を超える作品にこめた子どもたちへのメッセージ

「だるまちゃん」シリーズ、『からすのパンやさん』をはじめ、『どろぼうがっこう』、『おたまじゃくしの101ちゃん』など、楽しさの中に学びや創造、斬新さが秘められ、大人をも夢中にさせる絵本を数多く世に生み出してきた、絵本作家かこさとし(加古里子)は、2018年に92歳でこの世を去るまで600冊を超える作品を残し、その名作の数々は今なお世代を超え読み継がれています。

本展では、かこが若き日に描いた油彩画や、創作の原点にもなった戦後のボランティア運動の一種である「セツルメント活動」時代の紙芝居、これまで世に出ることがなかった絵本の原画などとともに、初期から晩年までの代表作をはじめ、貴重な作品や資料が一堂に集結します。

絵本作家としてだけでなく、「かこさとし」という一人の人間が絵本を通して未来に残し、伝えたかった想いを、その生涯と作品世界から紐解きます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年7月16日(土)~2022年9月4日(日)
会場 Bunkamura ザ・ミュージアム Google Map
住所 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • 金・土曜日は21:00まで(最終入場時間 20:30)
休館日 7月26日(火)
観覧料 一般 1,400円(1,200円)
大学生 800円
高校・中学生 500円
  • ※( )内は前売り料金
    ※大学生、高校・中学生は当日券のみの取扱い
    ※小学生・未就学児無料
    ※会期中のすべての土日祝および8月29日(月)~9月4日(日)は一部オンラインによる入場日時予約が必要です。詳しくは公式サイトをご確認ください
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_kako/

Bunkamura ザ・ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

Bunkamura ザ・ミュージアム Bunkamura ザ・ミュージアム

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

かとさとしさんの集大成展。

「かこさんが作った絵本の展覧会」という以上のものだった。入ってみて展示数の多さに圧倒される。内容はBunkamura magazine No.203がわかりやすく、抜粋すると下記(フリーペーパー的に文化村1Fのチラシ置いてある辺りにあります)。
1.東大卒のエリート研究員、会社勤めの合間を縫ってセツルメントの子ども会で大活躍
   ↑このコーナーでは紙芝居が多く展示されていた。
2.「だるまちゃん」シリーズと「カラスのパンやさん」誕生秘話
   ↑何冊分かの原画が見られる。
3.子どもの多様な興味の対象を世界とつなげ、解き明かす。かこさとしの科学絵本。
   ↑原画だけでなく資料もたくさん展示。ボリューム大。読み込むのに汗。
4.絶筆&未完の大作 〈宇宙進化地球生命変遷放散総合図譜〉初公開!
   ↑最後にどかん!と壁一面な感じであった。とどめ。
他の方も書いておられる通り、普通に絵本の原画展だと思って行ったら全然時間が足りなかった。特に4は本当にすごいボリュームで、でっかい模造紙みたいな紙に小さいイラストがびっしり描きこまれていて、進化の過程が横スクロールで見られるようになっている。3を読み込んでへとへとになった後だともう体力と時間が残っておらず、ざっと見るしかできなかったのが悔しかった。
また、若い頃に描いていた絵も素敵だけど、紙芝居を作るようになって色がカラフルになっていく過程が、戦争を体験された、かこさんの心持ちと重なるようでぐっときた。紙芝居の絵もすごく素敵。
映像が2か所あり。
とにかく展示数多くてお腹いっぱい。あらためて、かこさんは素晴らしい作家だなぁと感激。

THANKS!をクリックしたユーザー
ファイさん、古那可智さん、morinousagisanさん、シンディさん

5.0

だるまちゃんやからすのぱんやだけじゃない!

今回の展覧会で驚かされたのは、かこさとしさん絵本作品の量・ジャンルの幅広さ・知識です。
もちろん、親しみのある愛らしさをもつ、だるまちゃんやからすのパンやなどの作品は、大人の私たちに温かな懐かしい思い出を思い出させてくれ、今もなお愛される作品であると再認識しました。だるまちゃんシリーズが出版当初から2018年出版までがずらりと並び、だるまちゃんの変化を感じるのもまたよいところです。

そして最初に書いたとおり、今回驚いたのは、知らなかったかこさとしさんの学べる絵本の幅広さ。地球、宇宙について、身の回りにあるものからくりや生活習慣とどれも調査力、知識、表現力がないとできないもので、大人も手に取りたいと思う物ばかりでした。
今回の展示で、知らなかったかこさとしさんを知り、より好きになる、もっと知りたくなる展覧会でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、さいさん

5.0

絵本作家になる前のかこさとしさんを知る。

展示室に入ってまず第1章が、かこさんが10代~20代の油彩画の展示で始まったので、「あ、この展覧会は単なる絵本原画展ではないな」と分かります。もちろん絵本の原画や下絵が展示の半分以上を占めていて、絵本原画展としての魅力たっぷりなのですが、それ以上に、かこさんが絵本作家になるまでの人生にとても惹かれました。
戦争中の経験や、セツルメント活動で出会った子供たちへの想いが詰まった作品が、「絵本作家・かこさとし」に繋がっていく過程がよく分かり、当時の紙芝居作品の展示や幻灯の上映はとても貴重だと思いました。
セツルメント活動中の写真で、子供たちと遊ぶかこさんの笑顔がとても素敵で印象に残りました。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、さいさん

5.0

天才絵本作家に圧倒

だるまちゃんや、からすのパンやさんのイメージが強かったのですが、他にも子どもたちにとって勉強になるような作品を数多く残していると知り、たいへん驚きました。グッズもセンスが良かったので、ついたくさん購入してしまいました。夜間開館の日に、閉館1時間前に訪問しましたが、時間がギリギリになってしまいました。お時間に余裕を持って、じっくり作品を鑑賞されることをおすすめします。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、シンディさん

5.0

ウイルスの変遷もかいてます

8月12日 15時頃行きました。

この日は予約無しで入れましたが
「会場内混雑しております」
と案内されました。

確かに人多め

大人は懐かしい〜
若い人はカワイイ〜
子供は見たことある〜
と言いながら観ていました。

会話はしないほうがいいのですが
声が出てしまいます。

いつだったか
NHK日曜美術館で
「かこさとし」を紹介していて

《宇宙進化地球生命変遷放散総合図譜》
(未完成)

を知りました。

1.5m X 5mの大きな紙に
生きているものすべての進化を
ビッシリと描き込んでいます。

かこさんの正確に伝えたい!
という気持ちを感じます。

今回、この未完の大作が初公開。

作品の真ん中あたりに
「ウイルス」の項目もありました。

変遷をたどると「インフルエンザ」
などの文字と絵が描かれています。

かこさんが生きていたら
「コロナ」と記入されたかも

残念ながら2018年に
92歳で亡くなられています。

カラスとダルマしか知らなかったので
科学系の絵本も読んでみたいです。

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さいさん、morinousagisanさん

4.0

ユニークで楽しくて

お子さん向けの展覧会かと思いきや、大人でも共感できたり、楽しめたりする作品も多く、家族みんなで共通の話題にもなりそうな展覧会でした。
ユーモアたっぷりの作品で、帰りには絵本も欲しくなっちゃうような、そんな展示内容でした。
ご家族連れの人が多いので、ちょっと会場内がさわがしいかも・・・・。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、シンディさん

4.0

600を超える作品を残した、東大卒の絵本作家

「だるまちゃん」「カラスのパンやさん」などの可愛らしい作品が多い中、自画像や、紙芝居は少し悲壮感に満ちたものもありました。未完成に終わった”生命図鑑”は初公開、横5mx縦1.5mの紙に時系列や種別で書かれた図鑑は必見です!! 小学生以下は無料なので夏休みにおすすめです。

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さいさん、シンディさん

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出展作品・関連画像IMAGES

『だるまちゃんとてんぐちゃん』 1967年
©1967 Kako Research Institute Ltd.

『からすのパンやさん』 1973年
©1973 Kako Research Institute Ltd.

『からすのパンやさん』 1973年
©1973 Kako Research Institute Ltd.

「自画像」 1947年
©1947 Kako Research Institute Ltd.

『秋』 1953年制作(紙芝居)
©2021 Kako Research Institute Ltd.

26歳のかこさとしと川崎セツルメントの子どもたち 1952年7月 撮影 田村茂

『だるまちゃんとかみなりちゃん』 1968年
©1968 Kako Research Institute Ltd.

『からすのパンやさん』 1973年
©1973 Kako Research Institute Ltd.

『地下鉄のできるまで』 1987年
©1987 Kako Research Institute Ltd.

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