前田利為 春雨に真珠をみた人
-前田家の近代美術コレクション-

目黒区美術館

  • 開催期間:2021年2月13日(土)~2021年3月21日(日)
  • クリップ数:21 件
  • 感想・評価:6 件
前田利為 春雨に真珠をみた人-前田家の近代美術コレクション- 目黒区美術館-1
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ピエール=オーギュスト・ルノワール《アネモネ》 (公財)前田育徳会蔵
フランソワ・ポンポン《シロクマ》1930年(公財)前田育徳会蔵
フランソワ・ポンポン《バン》1930年 (公財)前田育徳会蔵
牛田雞村《鎌倉の一日》1917(大正6)年 (公財)前田育徳会蔵
ジャン=バティスト=アルマン・ギョーマン《湖水》1894年 (公財)前田育徳会蔵
ルイ=ジョゼフ=ラファエル・コラン《庭の隅》1895年 (公財)前田育徳会蔵
竹内栖鳳《南支風色》1926(大正15)年 (公財)前田育徳会蔵
小杉放菴《銀鶏》1940(昭和15)年以前 (公財)前田育徳会蔵
下村観山《臨幸画巻》(部分)1931(昭和6)年 (公財)前田育徳会蔵
久保田金僊《駒場御本邸画帖》(15面のうち1面)1940(昭和15)年 (公財)前田育徳会蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

本展では、前田家第16 代当主である前田利為の収集した、近代美術コレクションを紹介します。
利為による近代美術コレクションは、4 度にわたるヨーロッパ赴任を含む多忙な公務のかたわら、自ら展覧会を巡り、美術家のアトリエを訪れて収集した作品を含むきわめて貴重なものです。初公開となる作品を含めて、利為の愛した前田家の近代美術コレクションの多様な魅力に触れて頂けることでしょう。

また、目黒区と金沢市とが友好都市として交流を深める契機ともなった、目黒区駒場の地に現存する旧前田家本邸にゆかりのある作品や資料も紹介します。
なお、本展に出品される作品は、すべて公益財団法人前田育徳会の所蔵品です。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年2月13日(土)~2021年3月21日(日)
会場 目黒区美術館 Google Map
住所 東京都目黒区目黒2-4-36
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 800円(600円)
大高生・65歳以上 600円(500円)
中学生以下 無料
  • ※障がいのある方とその付添者1名は無料。
    ※( )内は20名以上の団体料金。
    ※目黒区内在住、在勤、在学の方は、受付で証明書類をご提示頂くと団体料金になります。
    ※各種割引の併用はできません。
TEL03-3714-1201
URLhttps://mmat.jp/

目黒区美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

目黒区美術館 目黒区美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

個人コレクターの趣味の世界

ここまで個性的に自分の趣味をつらぬいた蒐集品というのはなかなかないかも・・・政治的な意味合いや社会奉仕的な考えのもとにコレクションをしていた、近代のコレクターとは一味違う、本当に自分の好みのものをあつめ、じぶんが楽しむことに興じた究極のコレクターの蒐集品というものかもしれません。

4.0

確かな審美眼

駒場公園のお屋敷のお殿様、と認識していた方ですが、お屋敷はかなりの趣味人だと思わせる素晴らしいものですから、そのコレクションとなれば、一見しておかねばと思い、まだコロナ緊急事態下にそっと訪問しました。
目黒区美術館は、中小企業センターと同じ場所にあって、時々演奏をするので場所はよく知っています、楽器を持っていなければ目黒から徒歩でだいじょうぶ。
人は数人しかいないし、コレクションは面白かった。審美眼は確かなようです。
鎌倉の一日、二の鳥居がないな、と思ったら、やっぱり描かれていないのです。関東大震災で倒壊した二の鳥居ですが、それはこの作品よりあとの1923年です。不思議な感覚を覚えます。職員さんが一名しかおられず、客は少数ですが、お一人で忙しそうでした。カフェも休業中、いたしかたないですが、星は一つ減らしました。

4.0

ポンポンの「シロクマ」に会いに行く

フランソワ・ポンポンの作品「シロクマ」が初公開されていると知り、実物を見たくて行ってみたのですが、並んで展示されていたジャンヌ・ピファールの「ヒョウ」も長いシッポのデザインなどがいいなと思いました。

「シロクマ」はオルセー美術館にある実物大の作品の他にも何体か存在しているようですが、ここで展示されていたのは前田利為がポンポンのアトリエを訪れて「バン」と一緒に直接注文したものであることが、公式サイトで説明されていました。

その他、絵画作品では「アラビア人に馬」「月光」「アネモネ」あたりが印象に残りました。

作品によってはキャプションにお気に入りだったことを表すエピソードが書かれたものがいくつかありましたが、中にはここが気に入らなかったというようなエピソードが書かれているものもあり、こだわりが感じられて面白かったです。

  • 0
  • BY Tar

4.0

知られざるコレクターの美意識

岡倉天心に美術を学んでいるので、確固たる美意識のもとで西洋美術、日本美術を蒐集しているので、コレクションから前田家十六代目当主・前田利為(としなり)という人物がそこはかとなく感じられます。駒場の旧前田邸に関する作品もあり、利為の作品の購入や注文、作品への評価などのエピソードを交えながらの作品を鑑賞できます。
ただ、展覧会名になった写真は展示して欲しかったです。

4.0

好みの収集

平日の午前中に時間が取れたので訪問。ぽつぽつと入場者はいました。前田利為の美術コレクションとうことで、油絵、日本画、彫像などバラエティに富んでいます。眺めていると本当に自分の好きな作品を集めたんだな、という感じがします。最初に油絵ですが、あまりなじみがない作家の作品も多く、勉強になります。また、個人での保管なども難しかったようで、よく見ると塗料が落ちてしまっている作品もありました。展示室A,B,Cとあります。Aがメインで、B,Cは小さめ。Bではビデオも見られます。川沿いの散歩がてらゆっくり観覧するのもおすすめです。

4.0

利為コレクション展を楽しむ

利為コレクション、面白かったです。
初めて見る作家も多く良かったです。

アラビア人と馬、小品ですがスゴク良いです。
少女海水浴の女の子がすっごく可愛くて今回一番欲しい作品。

利為さん自分なりの審美眼を持っていてダメ出し多数らしい。
下村観山が多かったですが、観山って名作とアレ手抜き?みたいなのハッキリしています。

前田育徳会って国宝重文たくさん所蔵しているとこですよね。
近代の日本画西洋画も持っていて、こういったコレクション展は面白いです。

露出展示、西洋画もガラスが張られていなく、とても見やすい環境です。
仕切り線も張られていないので鑑賞者側のマナー、節度も求められそうです。

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出展作品・関連画像IMAGES

ピエール=オーギュスト・ルノワール《アネモネ》 (公財)前田育徳会蔵

フランソワ・ポンポン《シロクマ》1930年(公財)前田育徳会蔵

フランソワ・ポンポン《バン》1930年 (公財)前田育徳会蔵

牛田雞村《鎌倉の一日》1917(大正6)年 (公財)前田育徳会蔵

ジャン=バティスト=アルマン・ギョーマン《湖水》1894年 (公財)前田育徳会蔵

ルイ=ジョゼフ=ラファエル・コラン《庭の隅》1895年 (公財)前田育徳会蔵

竹内栖鳳《南支風色》1926(大正15)年 (公財)前田育徳会蔵

小杉放菴《銀鶏》1940(昭和15)年以前 (公財)前田育徳会蔵

下村観山《臨幸画巻》(部分)1931(昭和6)年 (公財)前田育徳会蔵

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