4.0
テキスタイルが新鮮
デュフィがデザインしたテキスタイルが中心の企画で、新鮮な切り口でした。
再現した生地で作ったドレスなども多数あり、華やかな雰囲気。
絵はテキスタイルに比べると少ないですが、もともと好きな楽器やコンサートなどの音楽関係をテーマにした絵が多く、軽やかな筆致が素敵でした。
会期終了が近かったためか、やや混んでいましたが、じっくり拝見。
最後のドレス5着が展示されたコーナーは写真撮影可でした。
絵もテキスタイルも色鮮やかで、楽しかったです。
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華やかで明るい色彩と軽妙な筆致の作品で、現代でも多くの人々を惹きつける画家ラウル・デュフィ(1877-1953)。
本展では、モダンで優美な絵画と、モードの帝王ポール・ポワレ(1879-1944)が重用した絹織物を含む、デュフィのテキスタイル・デザイン関連作品及び資料全152点を一堂に展示いたします。
陽光があふれる穏やかな南仏の海と活気ある室内を描いた≪ニースの窓辺≫をはじめ、音楽や社交をテーマとした油彩画など、生きる喜びに満ちた作品を描いたデュフィは、絵画制作に加えて、リヨンの絹織物製造業ビアンキーニ=フェリエ社のために1912年から28年までテキスタイルのデザインを提供していました。
デュフィによる鮮やかな色彩と大胆なモチーフの布地は、上流階級の女性たちを魅了し大評判となりました。
会場ではビアンキーニ=フェリエ社のアーカイブを引き継いだデュフィ・ビアンキーニから出品されるデザイン原画や下絵、オリジナルテキスタイル、プリント生地の為の試し刷りに加え復刻生産されたテキスタイルによる衣装作品などをご紹介いたします。
絵画とテキスタイル・デザインという二つの表現媒体を軽やかに越境しながら生み出された作品群を展観し、画家が目指した表現の本質と、デュフィの作品に付随する装飾性の意義に迫ります。
会期 |
2019年10月5日(土)~2019年12月15日(日)
|
---|---|
会場 | パナソニック汐留美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
水曜日 |
観覧料 | 一般 1,000円 65歳以上:900円 大学生 700円 中・高校生 500円 小学生以下 無料
|
TEL | 03-5777-8600(NTTハローダイヤル) |
URL | https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/19/191005/ |
◆ 記念講演会
「ラウル・デュフィ 画業とその魅力」
講師:木島俊介 氏
(美術評論家、本展日本側監修者)
日時:2019年10月19日(土)14時~15時30分
定員:150名(要予約)
聴講費:無料(ただし要本展観覧券、要予約)
会場:パナソニック東京汐留ビル 5階ホール
自由席になります。
※未就学児はご遠慮ください。
申し込み方法はこちら
◆ 講演会「デュフィとモード ポール・ポワレとのコラボレーションを中心に」
講師:朝倉三枝氏(フェリス女学院大学准教授)
日時:2019年11月3日(日・祝)14時~15時30分
定員:150名(要予約)
聴講費:無料(ただし要本展観覧券、要予約)
会場:パナソニック東京汐留ビル 5階ホール
自由席になります。
※未就学児はご遠慮ください。
申し込み方法はこちら
◆ 学芸員によるギャラリートーク
2019年10月12日(土)、11月15日(金)
いずれも14時~
展覧会場内で開催、予約不要
参加無料※ただし要本展観覧券
※会場の混雑状況によってはスライドトーク(展覧会場外での開催)に変更になります。
4.0
デュフィがデザインしたテキスタイルが中心の企画で、新鮮な切り口でした。
再現した生地で作ったドレスなども多数あり、華やかな雰囲気。
絵はテキスタイルに比べると少ないですが、もともと好きな楽器やコンサートなどの音楽関係をテーマにした絵が多く、軽やかな筆致が素敵でした。
会期終了が近かったためか、やや混んでいましたが、じっくり拝見。
最後のドレス5着が展示されたコーナーは写真撮影可でした。
絵もテキスタイルも色鮮やかで、楽しかったです。
4.0
平日の10時30分ごろ訪問。まだ比較的空いています。最初に10点ほどの絵画が展示されています。チラシの表紙にもある「ニースの窓辺」をはじめ、どれも明るく色彩が豊かです。「オーケストラ」に描かれている人物はどれも表情豊かで見入ってしまいます。その後はデザインが主な展示となり、薔薇や植物、昆虫など、デュフィのデザインの才能がよくわかります。床にもプロジェクターで美しいデザインが浮かびあがります。全体的に色合いがカラフルで美しく、楽しい気分になれる展覧会でした。
4.0
日曜日の夕方に行きましたら、それほど混んでなくて30分ほどで観られました。
私にとっては見慣れないドレスなど服飾もありましたが、バイオリンの絵、カラフルな色彩などDUFYのイメージどおりの絵画があって観やすかったです。
パナソニック汐留美術館は映像効果も毎回素敵だと思います。今回は床に素敵な世界が繰り広げられていました。
2.0
絵画よりもテキスタイル推しの展示内容。
ただ、数少ないながらも展示されている絵画作品は「野獣派」なんていう不似合いなカテゴライズの片鱗を見せるリズミカルで大胆な筆に「色彩の魔術師」に相応しい色づかいがとても魅力的でした。
特にオーケストラを描いた作品からは楽曲のリズムが伝わってくるようなリズミカルな筆でしたね。
こうなるともっと絵画作品を観たくなります。そんな展覧会。
5.0
ここは水曜日が休館日 平日月曜午前に行きました
ホームページから¥100割を提示して入館
鑑賞しにくい程ではありませんが 思ったより混んでいました
フライヤーのニースの窓辺 湿度の低いからりとした空気感 鮮やかな色彩
モーツァルトは上野の西洋美術館に同じタイトルの作品がありましたよね
赤いヴァイオリンがデュフィらしく 一番良かったです
着てみたいドレスもありました(体型的に無理)
スカーフに帯にハンカチに手拭いに千代紙に 素敵な図案がいっはい
(ショップにありました)
後半 足元に注目です
シルクにちなんで4.6.9の付く日は各日先着200名様にポストカードのプレゼントあり
12分くらいの解説ビデオもありました
5.0
ざっとスケッチのようなタッチで描かれた絵画作品がイメージされるデュフィですが、今回はメインがテキスタイル!
という事で原画とそれをもとに製作された布地、そしてそこから作り上げられた服飾という事で3つそろっての展示です。
とはいっても絵画作品も10点以上あるのでご安心を。
とにかく、あの美しい色の組み合わせと作品のモチーフのかわいらしさがそのまま布地におりだされて(または描きだされて)いて、それをつかって六挙げられたドレスの愛らしさは抜群です。
パナソニックさんお得意の、照明を使った会場デコレーションも美しくて、女子はこれ、だれでも好きな展覧会だと思います!
服飾に興味のないかたも、絵画が苦手な方も、この展覧会を見れば一気に両方好きになっちゃうと思います!。
5.0
ラウル・デュフィ、とっても良かったです!
初日でしたが盛況でした。
いくつか作品は見たことがありますがまとまってはなかったので
油彩をたくさん見たいなと思っていましたが、いやいやテキスタイルが大変素晴らしかったです。
というか油彩絵画だけの出品だとしたら、こんなに豊潤な展覧会にはならなかったと思います。
特に植物文様のテキスタイルが最高で会場内をウロウロしているだけで幸せになれます。
幅広い年齢層が楽しめる明るく元気な展覧会です。
ゴッホ、ハプスブルクと大展覧会が控えていますがデュフィは今秋裏目玉展になりそうです。
混み合うと思いますのでお早めにどうぞ。
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