新館開館一周年記念
「数寄者」の現代
―即翁と杉本博司、その伝統と創造

荏原 畠山美術館

  • 開催期間:2025年10月4日(土)~2025年12月14日(日)
  • クリップ数:13 件
  • 感想・評価:2 件
新館開館一周年記念 「数寄者」の現代―即翁と杉本博司、その伝統と創造 荏原 畠山美術館-1
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重要文化財 清滝権現像 鎌倉時代 13世紀 荏原 畠山美術館 後期展示
重要文化財 割高台茶碗 朝鮮時代 16世紀 荏原 畠山美術館 通期展示
重要文化財 圜悟克勤墨跡 法語 南宋時代 12世紀 荏原 畠山美術館 通期展示
一休宗純墨跡 尊林号 室町時代 15世紀 荏原 畠山美術館 通期展示
十一面観音立像/二十五菩薩来迎図 平安時代/鎌倉時代 小田原文化財団蔵 杉本コレクション 通期展示
Photo: Masatomo Moriyama
千利休 竹一重切花入 銘「江之浦」 桃山時代 小田原文化財団蔵 杉本コレクション 通期展示
Photo: Masatomo Moriyama
杉本博司 和蘭陀手鹿香合 2025年 小田原文化財団蔵 杉本コレクション 通期展示
Photo: Masatomo Moriyama
白髪一雄 墨筆抽象画 1960年代前半 小田原文化財団蔵 杉本コレクション 通期展示
Photo: Masatomo Moriyama
新館開館一周年記念 「数寄者」の現代―即翁と杉本博司、その伝統と創造 荏原 畠山美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

荏原 畠山美術館コレクションと現代美術作家 杉本博司の作品およびそのコレクションで構成する本展は、日本の文化と美術を換骨奪胎し、その中に新しい光を差し入れる、そのような杉本博司の新作を含めた作品と同館のコレクションとのセッションをとおして、数寄の精神と茶の美とは何か?を問う試みです。

新館の基本設計を担当した新素材研究所を主宰する杉本博司が、その設計空間の趣旨を生かし、新空間に相応しい新作品およびそのコレクションを世界の美術館関係者や美術愛好者に向けて発信する機会となります。

同館の創設者、即翁 畠山一清は近代数寄者の最後世代にあたり、晩年には自身の茶道具コレクションを最高の状態で皆とともに鑑賞する「場」にこだわり、同館の本館を構想しました。そこに貫かれた姿勢や込められた想いと、現代の「数寄者」とも呼ぶべき 杉本博司の芸術をとおして数寄の在りかを探る機会となります。

◆ 杉本博司
(1948~)東京生まれ。現代美術作家。ニューヨークおよび東京を活動の拠点とする。杉本博司の活動分野は、写真、彫刻、演劇、執筆、書、陶芸、和歌、料理と多岐に及ぶ。2013年フランス芸術文化勲章オフィシエ受勲。2017年文化功労者。2023年日本芸術院会員に選出。

◆ 即翁 畠山一清
(1881~1971)金沢市生まれ。能登畠山氏の後裔で先祖は七尾城主。ポンプ販売から製造を一手に担う荏原製作所を創業して発展させた実業家。一方で能楽と茶の湯を嗜み、即翁の号を持つ数寄者としても知られる。数多くの美術品を蒐集し、晩年には広く一般に公開することを意図して畠山記念館を設立した。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年10月4日(土)~2025年12月14日(日)
  • 前期 10月4日(土)~11月9日(日)
    後期 11月12日(水)~12月14日(日)
会場 荏原 畠山美術館 Google Map
住所 東京都港区白金台2丁目20−12
時間 10:00~16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌日が休館)
ただし、11月11日(火)は展示替えのため休館
観覧料 オンラインチケット料金
一般 1,300円
学生(高校生以上)900円
※中学生以下無料(ただし、保護者の同伴が必要)
※障がい者手帳をお持ちの方と、その介護者各1名は無料
当日チケット料金
一般 1,500円(1,300円)
学生(高校生以上) 1,000円(900円)
※中学生以下無料(ただし、保護者の同伴が必要です)
※( )は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方と、その介護者各1名は無料
  • ※支払い方法は完全キャッシュレスのみ。現金での支払いはできません。詳細は美術館の公式サイトをご確認ください
URLhttps://www.hatakeyama-museum.org/exhibition/000207.html

荏原 畠山美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

荏原 畠山美術館 荏原 畠山美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

杉本作品展と畠山コレクション常設展の2本立てという感じ、もう少し混ぜてほしい

長いこと休館して、改築増築していた荏原 畠山記念館が2024年10月にリニューアルして再開。名前も「荏原 畠山美術館」に変わり、本館を諸々きれいにして、新館を増築しました。その基本設計を手がけたのが、美術家の杉本博司さんの主宰する新素材研究所で、杉本作品の展示とかをそのうちするのかな、と期待していたら、新館開館一周年記念として今回の展示が始まりました。

展示の構成は、本館が畠山コレクションで新館が杉本作品。どちらも展示替えありで、特に杉本作品はかなり入れ替えがある。ざっと数えてみると、前期のみが27点、後期のみが34点、通期で展示されるのが67点。そこそこ変わります。

見せ方は杉本が収集した古美術品や杉本自身が作成した写真や書を組み合わせて、床を構成するというものが中心で、併せて古美術品の茶碗と杉本作の茶碗、伊勢神宮の鰹木を原寸大で再現し茶席の結界にしたものがあったりする。

床の組み合わせは掛け軸と花器や仏具などなんだけど、この組み合わせは初めて見たという感じで、展示のバリエーションは無限にありそう。ただし、この組み合わせの意図はなんだろう、と気になってモヤモヤする。解説が欲しいところ。

ちなみに畠山コレクションでも入替があって、例えばメインビジュアルになっている重文指定の《清滝権現像》は、後期展示のみの展示です。

まあ、なかなか興味深いのですが、本館と新館で分かれてしまっているのが気になる。畠山コレクションの掛け軸の前に杉本コレクションを配置するようなしつらえも見てみたかった。

さて、写真撮影は新館ではOKですが一部不可。図録は現状未定。どうやら作るらしいのですが、ストレートな図録にはならないようです。

THANKS!をクリックしたユーザー
fumiko773さん、黒豆さん

4.0

祝リニューアルアレコレ

リニューアルオープンおめでとうございます。

同じ数寄者の美術館の根津や五島に比べて収蔵数がすごく多いわけではないけれど
優品が選り抜かれていて品の良いコレクションだと思っています。
少し前に京博で開催された畠山記念館展も印象的でした。
リニューアル後も何度か訪問しています。

ただアンケートにも書いたのだけど個人的にはリニューアル後の満足度があまり高くなかったのです。
大きな違いは新設された新館なのだけどこちらの使い方にう~んとなり。
展示スペースをもう少し使ってもっと展示数を増やして欲しいなぁとか。
地下フロアは多目的室みたいで安井だか梅原だかのしょうもない洋画を今更展示とか。
違う、そうじゃない。
そんな他所で見られる作品の展示を当館には望んでいないの。

でようやく本展で納得の良い展示に巡り合いました。
畠山即翁と杉本博司による近代と現代の数奇者対決、とても面白い。
注目は杉本のコレクション展示。須田悦弘作品との取り合わせの妙を楽しむ。
杉本博司自身の作品自体は良いとは思わないのだけど。
茶碗の展示方法も照明も雰囲気があって実に良い。
今回は新館の多くの箇所で写真撮影可能でした。
こういった古美術の精髄を楽しめる展示を続けて欲しいなぁ。

あとこれもアンケートに書いたのだけど年間パスポートにも不満が。
同伴1名可能としても年4回の企画展で10000円はかなり高い。
根津も10000円だけど年7回(うまくすれば8回)の展示が見られることを思うとちょっとなぁ。
五島なんか年7回で4000円ですからね。ぐるパスも使えるし。
その場ですぐに入会出来ないのもとても不便。
いつでも入会出来て5000円だと嬉しい。

THANKS!をクリックしたユーザー
fumiko773さん、yokozukiさん、yoshitoyoさん、komagatayaさん、エイミーさん、他4人

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Photo: Masatomo Moriyama

千利休 竹一重切花入 銘「江之浦」 桃山時代 小田原文化財団蔵 杉本コレクション 通期展示
Photo: Masatomo Moriyama

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Photo: Masatomo Moriyama

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Photo: Masatomo Moriyama

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