4.0
王者
日本画と西洋画の融合と言えるようなライオンの屏風絵がとてもかっこよくて素晴らしく魅力的でした。
これぞ百獣の王!
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「西の栖鳳・東の大観」—— 近代京都画壇の筆頭格として東京の横山大観と並び称された竹内栖鳳は、元治元年(1864)、幕末の京都に生まれました。画家たちが時代に即した新しい絵画を模索していた明治初期、円山応挙や呉春の流れをくむ円山・四条派から出発した栖鳳もまた、伝統の継承だけにとどまらない新しい日本画を描こうと試行錯誤しました。従来の日本絵画の枠組みにおさまらない栖鳳の挑戦は、ときに批判の対象となりました。しかし栖鳳は絶え間ない修練に裏打ちされた抜群の筆技を下地とし、次々と新機軸を打ち出して、伝承と革新の双方を体現していったのです。
さらに栖鳳は上村松園(うえむらしょうえん)や土田麦僊(つちだばくせん)をはじめ多くの優秀な次世代を育てました。
明治・大正・昭和を駆け抜け、創作者として先頭を進み、教育者として後進の範となった近代日本画のトップランナー・竹内栖鳳。本展では、《絵になる最初》(重要文化財 京都市美術館)などの代表作をはじめとする初期から晩年までの作品や資料を通して、栖鳳の画業を振り返るとともに、その表現世界の多様さを紹介します。
| 会期 |
2025年7月4日(金)~2025年8月17日(日)
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|---|---|
| 会場 |
愛知県美術館
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| 住所 | 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階 |
| 時間 |
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| 休館日 |
月曜日、7月22日(火)、8 月12日(火) ※ただし 7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 【特別前売・平日限定入場券 (一般のみ、数量限定)】 一般シングル(1枚) 1,400円※当日券より400円お得 一般ペア(2枚) 2,600円※当日券より1,000円お得 ※会期中の平日(祝日は除く)のみ利用可能 ※ペア券は2枚発行。2枚同日、もしくはそれぞれ異なる日でも利用可。 【通常前売券】 一般 1,600円 高大生 1,000円 障がい者一般 800円 障がい者高大生 500円 ※販売期間:2025年5月19日(月)10:00~7月3日(木)23:59まで 【当日券】 一般 1,800円 高大生 1,200円 障がい者一般 900円 障がい者高大生 600円
|
| TEL | 052-971-5511(代表) |
| URL | https://static.chunichi.co.jp/chunichi/pages/event/seiho/ |
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日本画と西洋画の融合と言えるようなライオンの屏風絵がとてもかっこよくて素晴らしく魅力的でした。
これぞ百獣の王!
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初期の模写画から始まり、写生帖も含めて、入替もあるので総展示数は約70くらいでしょうか。
二年前の京セラ美術館での大回顧展は見逃したので、今回は万障繰り合わせての名古屋行きでした。これだけまとめて観ることができ、大満足。
章立ては9つ。その最初は、若かりし頃の模写など。雪舟「山水長巻」の模写の筆の跡をしげしげと見ては、そうそう、それそれ、などと頷きます。勢いもそのままに。
また、写生帖の数々も、大家栖鳳が出来上がる過程の色々なチャレンジを覘き見るようで、興味津々でした。写生ありき、です。
圧巻のライオン画。《虎・獅子図》も含めて複数あり。たてがみ、毛並みの描写。息遣いが聞こえそうな雄々しき佇まいに、感嘆します。そして勿論、犬も猫も。鳥も。
実はあまり記憶・イメージがなかったのですが、魚も上手い。
美人画の代表作《絵になる最初》(重文)は展示期間が7/4~21と短く、そのタイミングを狙っての訪問でした。この絵のいきさつは、誠にオヤジ視線なのですが、チャーミングな恥じらいと衣装の様式美が、やさしく麗しい。
本展のサブタイトルに謳う「近代日本画のトップランナー」とは、そのとおり。あらためて納得です。
愛知県美術館は初訪なので、コレクション展もシッカリと見ました。こちらもなかなかの見応えです。
「千と千尋」の壁一面の巨大なタピスリー(これはフランスで所蔵されているもの)は凄い。 実際、観客のなかにはリアルに、うわー、って大きな声を上げている人もいました。
その他、マイ・ピックアップは、クリムト《人生は戦いなり》、藤田典子の超細密エッチング、等。
(追記)
後期展示も再訪。
入替がかなりあり、ラインナップはやはり前期が良いか。屏風絵作品を見ていて、モヤモヤが晴れた。栖鳳は六曲ものよりもスクエアの二曲ものの方が巧いように思う。
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人も想像していたより多く無くて、結構ゆっくり見れた印象です。やっぱり「絵になる最初」が見たくて早めに行ってきました。いつ見ても上手いなぁと思いますし、挑戦的なことをしていてもうまくまとめてきてすごいなと思います。
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《アレ夕立に》1909 年 絹本着色 髙島屋史料館【通期展示】
重要文化財《絵になる最初》1913 年 絹本着色 京都市美術館【7/4~7/21 のみ展示】
《小春》1927 年 絹本着色 海の見える杜美術館【後期展示】
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《百騒一睡》右隻 1895 年 絹本着色 大阪歴史博物館【通期展示】
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《虎・獅子図》右隻 1901 年 紙本金地墨画淡彩 三重県立美術館【通期展示】
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