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出光美術館の再開を待ちわびます。
出光美術館さんはかなり度々出かけさせて頂いた美術館さんで、今はなくなってしまいとても残念です。再開は2030年頃? とかなり先ですよね。大倉さんと出光さんの関係はよくはわからないのですが、こうして懐かしい作品たちに出会えるのは嬉しいです。
休日昼前、空いていました。前後期の展示替えもあったとか。行ったのは後期でした。《色絵芥子文茶壺(野々村仁清/江戸時代前期/重文)》《青磁下蕪花生(南宋時代/重文)》や《祥瑞蜜柑水指(明時代)》やら、堆朱などの文具類も良かったですし、板谷波山の茶碗《天の川》《彩磁椿文》などなど、見ものはいろいろありました。が、「床飾りの茶道具」のあたりでは、少しでも、立体的なしつらえに見せる展示が欲しかったですね。
大倉集古館さんは、かつては「秘蔵のアートコレクション」「大使夫人のガーデニング」などなどホテルさんのイベントに絡めて訪ねさせて頂いたり、ぐるっとパスで年3~4回行かせて頂いていました。おなじみの好きな作品もありました。2019年秋にリニューアルオープンして、耐震構造にエレベーターや入口のバリやフリー化に、地階のVTRコーナーやミュージアムショップが出来ましたが、国指定登録有形文化財の建物はほぼそのままで再開しました。ですから床の音などは仕方のないことなのですが、最近ではかなりの美術館が無反射低反射ガラスを展示ケースに取り入れたり、作品の退色を防ぎつつ自然に見せる照明を取り入れたりされていますが、大倉さんはリニューアルオープン時にその辺はどうされたのかと思ってしまいます。一般の蛍光灯に見える明る目の照明の館内。場所によりますが、ガラスケースにはしっかり見ている自分が映り込んで見えます。もしも対処済なら見る側の私が悪いのですね。もしもこれからなら、貴重な美術品のため、また観覧者のため、ぜひとも早目のご対処を願いたいものです。風除室が無いのも美術館としては大きな問題ですが、2階テラス下の1階ピロティーの内側を、ガラスで囲うなどは、建物への影響を抑えた可能な対処法のはずでしたが、そうはなされませんでした。時代・世代を越え、人々の手で守られてきた文化財を、今後も大切に守っていく、という努力をされていらっしゃる学芸員さんやスタッフさん方には、敬意を表しつつ、器の改善を待ちたいものです。









