動物画譚展

市立伊丹ミュージアム

  • 開催期間:2025年4月11日(金)~2025年6月1日(日)
  • クリップ数:16 件
  • 感想・評価:2 件
動物画譚展 市立伊丹ミュージアム-1
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《やひやうゑねずみ》江戸時代初期、慶應義塾図書館蔵
《鶴の草子》江戸時代中期頃、大阪大谷大学図書館蔵
伝久隅守景《花咲爺絵巻》江戸時代中期頃、文教大学付属図書館蔵
円山応挙《時雨狗子図》明和4 年、府中市美術館蔵
歌川国芳《犬図》江戸時代後期、摘水軒記念文化振興財団蔵
《雀の発心(小藤太物語)》江戸時代前期、西尾市岩瀬文庫蔵
《大石兵六物語絵巻》江戸時代、国立歴史民俗博物館蔵
《玉藻前草子絵巻》江戸時代初期、サントリー美術館蔵
森二鳳《稲荷狐図》安政6 年、関西大学図書館蔵
動物画譚展 市立伊丹ミュージアム-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

はるか昔から日本では、「動物」が美術や文学のモチーフとしてさまざまな形で描かれ、語られてきました。なかでも室町時代から語り継がれているお伽草子では、狐や鼠、猿、犬、鳥などの「動物」が登場し、人間に報いをもたらしたり、まるで人間のように振る舞ったり、あるいは人間と結婚したりと、実に多彩な姿で物語世界のなかに息づいています。「動物」が人びとにとって身近な存在であるとともに、自然に近い存在として人知を超えた不思議な力をもつと考えられており、その親愛と畏敬の念が物語という形で表されてきたのです。

本展では、そんな「動物」にまつわる昔話や説話を描いた絵巻や絵画、書冊など約150点を通して、現代にも受け継がれている日本の人びとの動物観を探り、日本文化史の一側面を捉えます。私たちにも馴染み深い「桃太郎」や「猿蟹合戦」などの昔話をはじめ、妖狐や白鼠をめぐる説話や、鳥や獣たちの歌合、そして、この世ならざる霊獣や珍獣の伝説など、多種多様な「動物」の絵物語を紹介します。

また、大阪・関西万博の開催にあわせて、異国から渡来して日本の人びとを大いに驚かせた動物たちの記録も紹介し、「動物」をめぐる歴史の一端にも触れます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年4月11日(金)~2025年6月1日(日)
会場 市立伊丹ミュージアム Google Map
住所 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日、5月7日
※ただし5月5日は開館
観覧料 一般 1,000円
大高生 700円
中小生 400円
TEL072-772-5959
URLhttps://itami-im.jp/

市立伊丹ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

「かわいい」は大昔からの共通認識

ねずみ、うさぎ、鶴、すずめ、犬、猫、ヘビ…
色々なかわいい動物たちの物語がぎっしり詰まった展示でした。
なんとなくわかるけどよく知らなかった昔話が中心だったので「あぁこういう話だったんだ」と思うこともありました。
うさぎやねずみが着物を着ていて、大昔から「擬人化」ってあったんだなと。
子犬がまるまる可愛く描かれていたのも印象的。
本当に面白い展示でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
Sukekiyo-Acckermanさん

4.0

目のつけどころがいいですねえ

前回は「虫」だったが、今回は「動物」に焦点をあてた展覧会。
目のつけどころが面白い。
紹介の絵にあるような顔が動物の登場人物のユーモラスな姿。
「桃太郎」「猿蟹合戦」など動物が出てくる昔話の紹介とともに展示が進んでいく。
また、会期中に展示替えがあるそうだが、後期展示の作品も写真で紹介されているのもいい。本物ではないが、作品目録だけではわからないことがわかる。
 少しだが、円山応挙や長澤芦雪の動物の絵にもお目にかかれる。そして思いがけない出会いも・・・私的には「べらぼう」に出ている蔦屋重三郎や鱗形屋の本の展示が見られて嬉しかった。
 

THANKS!をクリックしたユーザー
eiroh613さん、morinousagisanさん、karachanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

《やひやうゑねずみ》江戸時代初期、慶應義塾図書館蔵

《鶴の草子》江戸時代中期頃、大阪大谷大学図書館蔵

伝久隅守景《花咲爺絵巻》江戸時代中期頃、文教大学付属図書館蔵

円山応挙《時雨狗子図》明和4 年、府中市美術館蔵

歌川国芳《犬図》江戸時代後期、摘水軒記念文化振興財団蔵

《雀の発心(小藤太物語)》江戸時代前期、西尾市岩瀬文庫蔵

《大石兵六物語絵巻》江戸時代、国立歴史民俗博物館蔵

《玉藻前草子絵巻》江戸時代初期、サントリー美術館蔵

森二鳳《稲荷狐図》安政6 年、関西大学図書館蔵

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