
再開記念展 松岡コレクションの真髄
松岡美術館|東京都
開催期間: ~
- VIEW1331
- THANKS4
はじめて出かけました
美術館に入ると、窓越しの日本庭園を背景にして、
大きなブロンズ彫刻の「ペネロープ」が来館者を出迎えてくれます。
気持ちの良い外光が差し込む、開放感あるロビーです。
展示は、1階が主に常設展示、
2階が企画展示でした。
再開記念展示ということで、
企画展1 館蔵 東洋磁器名品選
企画展2 館蔵 日本画 花鳥風月
企画展3 古代ギリシア・ローマ大理石彫刻(1階に展示)
どれも、初代館長が選び抜いて買い求めた、館の成り立ちを感じられる展示になっています。
個人的には、2階の日本画展示が居心地よかったです。
横山大観の「梅花」は、梅の木から良い匂いがしそうな絵でした。(~3月6日までの前期展示です。)
展示室の奥には、元の松岡邸から移築された床の間があり、初代館長がこんな空間で集めた日本画楽しんだのかなぁなどと想像がふくらみます。
次々と入場者はやってきますが、込み合うことなく快適に鑑賞できました。
ところどころにあるベンチに腰掛け、絵を鑑賞したり、庭を眺めたり、のんびりと滞在できました。ミュージアムショップも併設されているので、お気に入りの絵のポストカードお土産にしても。
そういえば、以前の松岡美術館に訪問したことがある知人から、
ガンダーラのコレクションが良かったと聞いていましたが、
「菩薩繫華思惟像」はじめ、美しく、ボリュームのあるコレクションに驚きました。
こちらは常設展示なので、訪問時にいつでも楽しめるのがありがたいです。
良い美術館ですね。展示替えしたらまた出かけたいです。