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春爛漫ー春の茶の取りあわせー

春爛漫ー春の茶の取りあわせー

野村美術館|京都府

開催期間:

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サブタイトル通り「春の茶の取りあわせ」道具組を楽しみます

連休に京都へ出かけるなぞということはないのですが、別件があり春休みの連休初日に出かけてきました。ご家族で京都へ旅行にいらしている日本人観光客の方が多く、混んでいても苦にはなりませんでした。髙島屋の美術工芸サロンも覗くことにしており、「赤絵細描 米久和彦展」作家さんが実際に絵付けをされていて、近くで手元を見せて頂いたり、お話も伺いました(3/23まで)超絶技巧です!
今回は、蹴上からではなく「南禅寺・永観堂道」バス停から中に入り野村さんの碧雲荘前を通って疎水で遊ぶの鴨を眺めながら野村美さんへ。
「春の茶の取り合わせ」は「立春の頃、上巳のひな祭りの頃、桜の咲く頃のお道具の取り合わせでした。
奥のケースは、それはそれは豪華な能衣装です。能衣装を展示する「衣桁」がこれまた見事なので。
茶席飾りが「上巳の節句の取り合わせ」となっていました。
香合が「九谷焼須田靑華窯 色絵立雛」虫食いもありそうな鄙びた香合で、ひな祭りの「流しびな」がすぐに思い浮かびます。
茶碗は「上野焼 銘雪洞」「雪洞」は「ぼんぼり」で、コロンと丸い形状で可愛らしい。
水指は「三代宮川香斎作 菱形」つまり「ひしもち」
ちょっとアッとなったのが蓋置「交趾三人形」藤田美でみた「かごめかごめ」している唐子と同じ形態でした。
菓子器「堆朱南天鶏文輪花形」で、入り口のケースにも砧青磁袴腰香炉のお盆が「堆朱草花彫香炉盆」で、どちらも大判の立派な堆朱に「やっぱりもってはるなぁ野村さん」と思った次第です。
中央のケースは大好きな「茶箱」春の陽気に誘われてこんな素敵な茶箱をもってピクニックなんて素敵でしょう。
前期展示では、地下が「円山派・四条派」のお軸の展示となっています。
上巳の茶席のお軸が 「円山応挙筆 趙昌貝尽図写」京都本法寺にあった趙昌の貝尽図を応挙が写して、表装もそのまま写した描表装となっています。ひな祭りにつきものハマグリのお吸い物、二枚貝はたった1枚の貝としか合わないそうで、良縁に恵まれて幸せな人生を送れるようにとの願いがこもっているそうです。この応挙のお軸もあっての地下展示です。仰々しいお軸ではなく、瀟洒なお軸揃い。
蘆雪筆「竹石蟻画賛」竹や石はこの時代よーく描かれたモチーフですが、それだけで終わらない蘆雪。笹の先に小さな蟻を描いています。蘆雪ならではの視点。
「鯉」も円山・四条派では特によく描かれるモチーフですが、柴田是真が描けばこうなるのかと、飛び跳ねる鯉が秀逸、背景の描表装もモダン。
前後期で展示替え。
平和な世であってこそ、芸術を享受できることへ感謝

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