![生誕120周年・没後50年 生野祥雲斎展](https://www.artagenda.jp//img/event/9174/thumbnail.jpg)
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温暖で風光明媚、豊かな自然に培われた、柔らかな県民性と、アジアや西洋から異文化を受け入れ吸収しながら、伝統や風習に融合してきた大分県。
2015年4月24日、大分県大分市寿町に大分のユニークな文化風土にちなんだ「出会いと五感のミュージアム」、大分県立美術館(おおいたけんりつびじゅつかん)が開館した。
設計は、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した坂 茂(ばん しげる)によるもの。「街に開かれた美術館」として、透明度の高い、フレキシブルで可変性に富んだ爽快な空間となっている。1階はガラスで囲まれた開放的なアトリウムと可動壁を使ったフレキシビリティの高い展示空間を備える。3階は大分県産杉を利用した格子の天井があり、その中央に開いた穴から陽光が入る中庭には現代工芸作家の作品が花園空間を演出する。
展覧会場以外のスペースは誰もが無料で楽しめ、1階アトリウムには、ミュージアムショップ、カフェや気軽に触れることができる作品も展示する。
「出会いと五感のミュージアム」をコンセプトに、大分ゆかりの作家の作品や文化と世界、伝統とコンテンポラリー、美術とパフォーミングアーツなど、さまざまな芸術や文化が織りなす展覧会を行う。
<大分県立美術館のコレクションについて>
大分には、江戸期以降、数多くの美術家を輩出した、豊かな「浪漫派的」文化風土がある。「豊後南画」の礎を築いた田能村竹田、伝統的な日本画にモダンな切れ味を備えた福田平八郎や髙山辰雄、幾何学と色彩交響の抽象スタイルを確立した宇治山哲平、大正から昭和にかけて彫刻界をリードした朝倉文夫、竹工芸を芸術の域にまで高めた生野祥雲齋。いずれも、近代日本の美術を牽引した芸術家たちである。
大分県立美術館は、大分県立芸術会館(2015年3月31日に閉館)が37年間にわたって収集してきた約5,000点にのぼる作品や資料を引き継ぎ、至宝として保管しながら、コレクション展等を通じて紹介する。
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