この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
「出会いと五感のミュージアム」を標榜する大分県立美術館を舞台に、国内外で活躍するアーティストたちの表現が響き合う祝祭空間を現出させる試みを行います。
「インスタレーション、十二の柱」は、日本の現代美術の作家たちが、人々の生活である日々の営みに対する賛美=「言祝(ことほ)ぎ」をオブジェやインスタレーションであらわします。
「出会いのパフォーマンス」は、ウィーン等で活躍するアーティストたちが大分の地霊にインスピレーションを得たパフォーマンスを展開します。
日本のものづくりの原点には、人々の生活である日々の営みに対する「言祝ぎ」=賛美があります。それは、身の回りのモノだけではなく、現代の工芸やアートにも通じるものといえるでしょう。また、人々は、土地や風土に根ざして日々を営み、生を育んでゆきます。
本展覧会では、素材と真摯に向き合う日本の現代美術家十二人による「言祝ぎ」をテーマとした作品と、海外の四人の作家が、大分という彼らにとって未知の土地に住む人々や風土に「出会い」、体感し、感じ得たモノを表した映像やパフォーマンスを同じ空間に展開させることで、創造的「出会い」を試み、鑑賞者との新たな「出会い」を創出します。
万物の循環をあらわす十二節気(せっき)、ユーラシアの陰陽五行(いんようごぎょう)、その宇宙天体の運行にちなんだ「十二の言祝ぎの柱」が、舞踊神バッカス、ディオニソス神のごとき海外四作家のパフォーマンスと共鳴することで現前する生への祝祭空間をお楽しみください。
◆ インスタレーション、十二の柱 作家
青木野枝、さかぎしよしおう、戸田裕介、戸谷成雄、中村洋子、樋口健彦、藤本由紀夫、真島直子、増田洋美、村元崇洋、吉雄介、留守玲
◆ 出会いのパフォーマンス アーティスト
ドリス・ウーリッヒ、トネ・フィンク、マリアンネ・グレーバー、スティーブン・コーヘン
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年6月11日(土)~2016年7月18日(月・祝) |
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会場 | 大分県立美術館(OPAM) Google Map |
展示室 | 大分県立美術館 1階 展示室A |
住所 | 大分県大分市寿町2番1号 |
時間 |
10:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 |
年中無休 ※6月20日(月)、7月4日(月)は休展(コレクション展は開展) |
観覧料 | 【当日券】 一般 1,000円 大学・高校生 800円 中学・小学生 600円 【団体券】 一般 800円 大学・高校生 600円 中学・小学生 400円
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TEL | 097-533-4500 |
URL | http://www.opam.jp/exhibitions/detail/103 |
大分県立美術館(OPAM)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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