この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
展示空間をスゴロクに見立てた展覧会。横尾忠則の波乱万丈の人生を、作品によって再構成しているのですが、無事「あがり」にたどり着けるかどうかは運任せ。なすがままに運命を受け入れてきた横尾の生き方さながらに、楽しく遊びながらその作品に親しむことができる、前代未聞の企画展です。
※この展覧会では、
・普通に作品を鑑賞することも、
・スゴロクの要領で遊びながら鑑賞することも可能です
横尾忠則の人生スゴロク(西脇編)
「人生スゴロク展」は 3F展示室からスタートします。横尾忠則の誕生から思春期に至る故郷西脇で過ごした多感な時代を、主に当時の記憶やエピソードを題材とした絵画作品でたどります。そこには、後の「アーティスト」横尾忠則の芸術世界の原点がちりばめられています。
横尾忠則の人生スゴロク(東京編)
2F展示室では、上京後の「アーティスト」横尾忠則の軌跡をたどります。異色の「グラフィック・デザイナー」として、社会現象を巻き起こした青年時代。横尾に影響を与えた人物たちとの出会いと別れ。画家宣言後の苦難の道程を経て、「画家」としての名声を確立するまでの波乱万丈の人生は、まさにスゴロクのように運命に翻弄されつつも、驚くほどドラマチックです。
同時開催1:Yokoo Tadanori Collection Gallery 「横尾忠則を遊ぶ」
4Fコレクション・ギャラリーでは「人生スゴロク展」に関連して、スゴロク、花札、麻雀、百人一首、トランプ、ジグソーパズルなど「遊び」に関連した作品・資料などを紹介します。
※出品点数:約30点
※観覧には「横尾忠則の人生スゴロク展」チケットが必要です
同時開催2:Yokoo 1995 ―阪神・淡路大震災30年
1Fオープン・スタジオでは、阪神・淡路大震災から30年を迎えるのを機にコーナー展示「Yokoo 1995」を行います。1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災により、変わり果てた神戸の様子は、横尾に大きな衝撃を与えました。やがて横尾は、被災地を元気づける展覧会に参加し、あるいは自らチャリティー・ポスターを企画するなど、アーティストの立場から震災復興に尽力しました。ここでは、当時の横尾の活動を伝える作品を出力(バナー)で紹介します(オリジナルは 2F に展示されています)。
※出品点数:5点(出力)
※観覧無料
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年1月17日(金)~2025年5月6日(火・振) |
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会場 | 横尾忠則現代美術館 Google Map |
住所 | 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日、2月25日(火) ※ただし2月24日(月・振)、5月5日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 700円(550円) 大学生 550円(400円) 70歳以上 350円(250円) 高校生以下 無料
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TEL | 078‐855‐5607(総合案内) |
URL | https://ytmoca.jp/ |
横尾忠則現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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