特別展
国宝・燕子花図屏風
デザインの日本美術

根津美術館

  • 開催期間:2024年4月13日(土)~2024年5月12日(日)
  • クリップ数:30 件
  • 感想・評価:3 件
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-1
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-2
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-3
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-4
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-5
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-6
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-7
国宝 燕子花図屏風 左隻 日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵
国宝 燕子花図屏風 右隻 日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵
桜芥子図屏風 伊年印 日本・江戸時代 17世紀 大田区立龍子記念館蔵
尾形切(業平集断簡) 伝 藤原公任筆 日本・平安時代 12世紀 根津美術館蔵
重要文化財 春日山蒔絵硯箱 日本・室町時代 15世紀 根津美術館蔵
誰が袖図屏風 左隻 日本・江戸時代 17世紀 個人蔵
誰が袖図屏風 右隻 日本・江戸時代 17世紀 個人蔵
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-1
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-1
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-1
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-1
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-1
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-1
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 根津美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

尾形光琳(1658~1716)の筆になる国宝「燕子花図屏風」は、絵とデザインの境界線上に位置する作品です。群青を分厚く塗った花や、緑青を勢いよく刷いた葉など、画家の絵筆の介在は明らかですが、平面上の幾何学的なレイアウトが作品の核心であるのも間違いありません。

「燕子花図屏風」の示すデザイン性、あるいは装飾性は、日本の美術が古来、内包してきたものです。日本における工芸品の意匠と絵画の親密な関係も特筆されます。一方、「燕子花図屏風」は草花図でありながら和歌や物語とも関わると考えられていますが、それは、デザインによって文学世界を象徴的に表しているとも言えます。

本展では、「燕子花図屏風」を中心にすえ、近世の作品を主にとりあげながら、デザインの観点から日本の美術をみつめます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年4月13日(土)~2024年5月12日(日)
会場 根津美術館 Google Map
展示室展示室1・2
住所 東京都港区南青山6-5-1
時間 10:00~17:00
  • ※ただし、5月8日(水)から5月12日(日)は、19:00まで開館(入館はいずれも閉館30分前まで)
休館日 月曜日 5月7日(火)
※ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館
観覧料 オンライン日時指定予約
一般 1,500円
学生 1,200円
  • ※障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
TEL03-3400-2536
URLhttps://www.nezu-muse.or.jp/

根津美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

根津美術館 根津美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

特別展 国宝・燕子花図屏風

何しろ「燕子花図屏風 」が好き。
ただそれだけで毎年足を運んでいる。
「燕子花図屏風 」だけ見れて、お庭の燕子花が咲いてたらラッキーぐらいな気持ち。
それでも毎年テーマを掲げて「燕子花図屏風 」以外の素敵な作品を観ることができて
特別広く展示品も多い訳では無いが
知らぬうちに2時間程経っている。
年に一度しか訪れないが、
これからも毎年「燕子花図屏風 」を見に通うことが約束された場所。
また来年。

4.0

デザイン なのですね

晴天の5月の夕刻5時半頃に美術館に到着。先ずは庭園の燕子花を愛でる。そろそろ終わりかけかしら。それからの国宝燕子花図屏風にはじめまして。展覧会のタイトルにイメージが誘導されているのでしょうか、デザインなのですね。濃淡2色の群青と緑の計3色を金地にベタ塗り。葉脈や花弁の質感描写はなし。そして、さっき見た実物の燕子花よりも花は何倍も大きくデフォルメ。しかしなんと華やかで躍動的なこと!これは美です、美術です。当たり前でしょうが、燕子花のうち手前の群生は屏風の山に、遠くの群生は谷に、と配置され自然と感じる奥行き立体感。二双並びを少し離れた位置から見るに、左上から右下への斜めのラインが今度は右上に向かう。このあたりの仕掛けから躍動感を感じているのでしょうか。
これは日本人として一度は見ておきたい作品と思いました。老母になんとか早く見せないと、と来年の再訪を思い描いてます。

3.0

アンデス染織が面白い

国宝燕子花図のデザイン面にフォーカスした展覧会。
龍子記念館から展示機会の少ない宗達工房の襖絵が出品されているのが嬉しい。
ただ他は館蔵品が多かったので燕子花特別展ならもうちょっと気張って欲しいところ。
アンデス染織作品の展示が面白かった。
南米ペルーの貴重な刺繍裂は状態もよく造形も豊かで根津はこんなのも持ってるのね。

根津倶楽部の年会費が今月からついに1万円に値上げ。
燕子花だけでなく応挙、其一、牧谿などの名品も年一で見せてほしい。
質量ともに充実した展覧会に期待しています。

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fumiko773さん、karachanさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

国宝 燕子花図屏風 左隻 日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵

国宝 燕子花図屏風 右隻 日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵

桜芥子図屏風 伊年印 日本・江戸時代 17世紀 大田区立龍子記念館蔵

尾形切(業平集断簡) 伝 藤原公任筆 日本・平安時代 12世紀 根津美術館蔵

重要文化財 春日山蒔絵硯箱 日本・室町時代 15世紀 根津美術館蔵

誰が袖図屏風 左隻 日本・江戸時代 17世紀 個人蔵

誰が袖図屏風 右隻 日本・江戸時代 17世紀 個人蔵

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