4.0
展示数は少ないですが。
企画展示としては小スペース(普通のおうちのお部屋レベル)2つしかないので、いつも展示数が少なく、どう書けば・・・と思っていましたが、一件も感想がないのはこの館のファンとしては寂しいので、少し書いてみます。
館の2階に上って最初の部屋に、メリーポール1/8と太陽の塔内観模型(2018バージョン)、太陽の塔マケットなどの立体物が展示されていて、壁面にも太郎の絵がどーん!とあります。
この館は写真撮影が大体OKなのが嬉しい。
今回は真ん中にメリーポールがあるので、メリーポールと太陽の塔内観模型と明日の神話のアップにした壁をばっちり写真におさめることができて、大満足です♡
実物の壁画の一部やスケッチなどもありました。
次の部屋には太陽の塔の模型、豊穣の神話の下絵、明日の神話と太陽の塔関連の太郎さんの写真など。
私は太郎さんが直接お書きになった字やスケッチを見るのが大好きなのですが、小さな字で几帳面に書かれた手帳を見るにつけ、やはり隠し切れないインテリっぷりを感じざるを得ないし、パーキンソン病という手が震える=手作業に支障が出る病気は想像以上に気持の面でも大変だっただろうと思うのです。
でも後期の作品もそれを全然感じさせない。
かっこいい人だったんだろうな、一度会ってみたかったなぁ!とあらためて思いました。
一階は常設と言うか、太郎さんのアトリエと客室?があり、いつもアトリエに立てかけている大量のキャンバスを見ながら「あそこにある絵はどんな絵なんだろ・・・」とぼ~っと眺める時間が至福の時です。
(多分ほとんど描きかけとかほぼ何も描いてないようなもので、大事なものは川崎市岡本太郎美術館にあるのでしょうが。)
人が来るまで、結構な時間ここで考え事をしたりして。
自分の悩み事を思い返して、太郎さんだったらどう言うかしら・・・とか下らないことを思ったり。
庭も見どころ多く、是非来たら2階を見上げて下さいね。
何がいるかは内緒です。ふふふ。
アートアジェンダに登録した頃、こちらの館の登録がなく、ブログにしようと思って写真撮りまくっていましたが、いつの間にか登録して頂いて嬉しい限りです。
一度も行ったことがない方は是非訪れてほしいです。
青山劇場の前にもこどもの樹という大きな作品があるので、渋谷方面へ行く方はお忘れなくご覧くださいね。