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岡本太郎記念館は、芸術家 岡本太郎のアトリエ兼住宅であった空間である。彼のエネルギーが今も満ち満ちている。
岡本太郎は、1954年から50年近く、1996年に84歳で亡くなるまで、ここで暮らした。戦前は、両親の岡本一平・かの子とともに家族で暮らしいていた地でもあった。一家でヨーロッパへ旅立ったのもこの地からだ。旧居は戦災で焼失しており、戦後、ル・コルビュジェの愛弟子であった友人の坂倉準三の設計で、再建した。1998年(平成10年)5月、この地に岡本太郎記念館が開館した。
岡本太郎の作品は一人の人間の枠を超えて多彩にひろがる。そのすべてがここから閃き出た。膨大なデッサンやエスキース、彫刻、また戦後文化のうねりを伝える資料の山。
1970年に大阪で開催された万国博覧会において、高さ70mほどの巨大モニュメント「太陽の塔」を作成して、芸術家 岡本太郎は、一躍ときの人となった。また、メキシコオリンピックの際にメキシコで作成した「明日の神話」という巨大な壁画は、横幅30mにも及ぶ大作で、「太陽の塔」にならぶ代表作である。現在は渋谷マークシティーの連絡通路にその巨大な壁画は設置されている。
40代の頃から、テレビやCMにも出演するようになり、「芸術は爆発だ!」という言葉は、流行語大賞の語録賞を受賞し、岡本太郎の代表的な名言となった。
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