4.0
宮島達男さんの原点を知る
タイムリーに横尾さんの著書「死後を生きる生き方」を読んでいる最中での横尾作品の鑑賞となったため、より作品から語り掛けてくる横尾さんの魂が心に迫ってきました。
また、昨年、森美術館ではじめて、宮島達男さんの作品「Innumerable Life/Buddha CCIƆƆ- 01(2018)」を生で見て感動、LEDから発する熱を感じ、その熱から人肌の生命感を感じたことを思い出しました。ですので、今回も宮島さんの部屋に入った瞬間、デジタルカウンター作品「それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く(1998)」の目の前まで近づき、熱を感じるかどうかを確認しました。そうしたら、この作品はまったく熱を感じませんでした。宮島さんの最初期のデジタルカウンター作品であることを知り、当時の技術的なことなのか、20年後の「Innumerable Life/Buddha CCIƆƆ- 01」は意図的に熱を感じるようにしたのか、気になりました。