印象派 モネからアメリカへ
ウスター美術館所蔵

東京富士美術館

  • 開催期間:2024年7月6日(土)~2024年9月29日(日)
  • クリップ数:50 件
  • 感想・評価:7 件
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《睡蓮》クロード・モネ 1908年 油彩、カンヴァス 94.8×89.9cm ウスター美術館
《ヴィル=ダヴレーの牧歌的な場所―池畔の釣り人》ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 1865-70年 油彩、カンヴァス 56×71.6cm ウスター美術館
《アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊》トマス・コール 1837年 油彩、カンヴァス 84.5×135.3cm ウスター美術館
《冬の海岸》ウィンスロー・ホーマー 1892年 油彩、カンヴァス 72.4×122.6cm ウスター美術館
《ディエップの船渠デュケーヌとベリニー、曇り》カミーユ・ピサロ 1883年 油彩、カンヴァス 54.3×65.5cm ウスター美術館
《裸の赤ん坊を抱くレーヌ・ルフェーヴル(母と子)》メアリー・カサット 1902-03年 油彩、カンヴァス 68.1×57.3cm ウスター美術館
《テラスにて》ベルト・モリゾ 1874年 油彩、カンヴァス 45×54cm 東京富士美術館
《花摘み、フランス式庭園にて》チャイルド・ハッサム 1888年 油彩、カンヴァス 71.1×55.1cm ウスター美術館
《オパール》アンデシュ・レオナード・ソーン 1891年 油彩、カンヴァス 100.3×69.5cm ウスター美術館
《キャサリン・チェイス・プラット》ジョン・シンガー・サージェント 1890年 油彩、カンヴァス 64.5×70.6cm ウスター美術館
《草つむ女》黒田清輝 1892年 油彩、カンヴァス 63.5×81cm 東京富士美術館
《リンゴ園》ジョゼフ・H・グリーンウッド 1903年 油彩、カンヴァス 50.8×76.2cm ウスター美術館
《コロンバス大通り、雨の日》チャイルド・ハッサム 1885年 油彩、カンヴァス 65.4×74.9cm ウスター美術館
《シルフズ・ロック、アップルドア島》チャイルド・ハッサム 1907年 油彩、カンヴァス 63.5×76.2cm ウスター美術館
《「カード遊びをする人々」のための習作》ポール・セザンヌ 1890-92年 油彩、カンヴァス 32.1×35.2cm ウスター美術館
《ゴルフ・ジュアン》ポール・シニャック 1896年 油彩、カンヴァス 65.4×81.3cm ウスター美術館
《ナタリー》フランク・ウェストン・ベンソン 1917年 油彩、カンヴァス 76.2×63.5cm ウスター美術館
《ハーミット・クリーク・キャニオン》デウィット・パーシャル 1910-16年 油彩、カンヴァス 114.3×127cm ウスター美術館
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会を開催します。パリには国外からも多くの画家が集いました。

パリでは印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現方法を自国へ持ち帰ります。本展では、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目します。

アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。

この度、ほとんどが初来日となる同館の印象派コレクションを中心に、日本でもよく知られるモネ、ルノワールなどフランスの印象派にくわえ、ドイツや北欧の作家、国際的に活躍したサージェント、さらにはアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に会します。

これまで日本で紹介される機会の少なかった、知られざるアメリカ印象派の力に触れていただく貴重な機会となります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年7月6日(土)~2024年9月29日(日)
会場 東京富士美術館 Google Map
住所 東京都八王子市谷野町492-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(日)
※ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館
観覧料 大人 1,500円(1,200円)
大高生 900円(800円)
中小生 500円(400円)
未就学児 無料
  • ※新館常設展示室も観覧できます
    ※( )内は各種割引料金(20名以上の団体、65歳以上の方、東京富士美術館公式SNS登録者ほか)
    ※土曜日は中小生無料
    ※障がい児者、付添者1名は通常料金の半額(証明書を要提示)
TEL042-691-4511
URLhttp://www.fujibi.or.jp/

東京富士美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京富士美術館 東京富士美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

世界に広がる印象派

日本で大変人気のある印象派ですが、その中でもアメリカ印象派に焦点を当てた展覧会は珍しいのではないでしょうか。モネやルノワールら著名な画家たちの作品とともに、アメリカで独自の発展を遂げた印象派を楽しむことができる充実の展覧会でした。東京富士美術館の会場では、入ってすぐモネの睡蓮が揺らめくように映し出された「睡蓮の間」があり、一気に印象派の世界に引き込まれます。何と全作品撮影可能。無料の音声ガイドが提供されているのでイヤホンの持参をお忘れなく。平日ということもありゆったりと鑑賞することができ、鮮やかな色彩や力強い筆致を心ゆくまで堪能しました。眩い光の表現は圧巻の一言。章ごとに変化していく壁の色や照明といった室内全体の雰囲気が、作品と調和していてとても心地よい展示空間でした。黒田清輝ら日本人画家の作品もあり、印象派が世界にもたらした影響の大きさを実感します。印象派画家たちがジャポニスムに刺激を受けていたことを踏まえるとある意味逆輸入とも言えるかもしれません。フランス印象派とアメリカ印象派の違いは主にモチーフにあるとされますが、当時歴史の浅かったかの地で彼らが「アメリカ的な主題」を選んだことに、切実さと誇りを感じました。会期も残りわずかではありますが、海の向こうで育まれた新しい印象派、その豊かな表現をぜひ味わってほしいと思います。常設展も素晴らしいコレクションばかり、本展と関連のある作品も展示されているので必見です。

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4.0

撮影可! アメリカの印象派を再発見

ウスター美術館所蔵の印象派作品をアメリカ発の作品を中心に揃えた企画。
とはいえ、イベント紹介ではモネ『睡蓮』がピックアップされてしまうのは仕方のないことでしょうか(苦笑
個人的にはアメリカの印象派もフランスやヨーロッパの印象派作品と何ら遜色ない素敵な作品だと感じました。特にパンフレット等で大きく紹介されているチャイルドハッサム『花摘み、フランス式庭園にて』は華やかな印象派作品として目を惹きました。また、ジョン・ヘンリー・トワックマン『滝』は、光の当たる力強い水の流れの表現が素敵でした。メアリー・カサット『裸の赤ん坊を抱くレーヌ・ルフェーブル』は一目で彼女の作品だと分かる独特な表情の人物画でありながら、肌の表現に印象派然とした作風が見て取れます。
その他、(浅学な私には初見の作家の)多くのアメリカ発の作品から、印象派としての豊かな光の表現、一瞬の光景を切り取る感性を見ることができました。
ただ、結果的に長時間足を止める作品はなぜかヨーロッパの作品でした。アンディシュ・L・ソーン『オパール』も水面の光、木々を照らす光、肌に落ちる光の表現が素晴らしかったです。ロヴィス・コリント『鏡の前』は病気で障害のある手で描いた作品ということで、筆は粗いのですが一歩離れると見事に光景が切り取られていて、これぞ「印象」だと思いました。その他、モネやルノワール、セザンヌ、ピサロ等のビッグネームの作品も多数展示されており、見応えは充分でした。
全ての作品が「写真撮影可」というのも太っ腹な企画だと思いました。
それと、モネの「睡蓮」をウスター美術館が買い付けた当時の取引の記録(交渉する手紙)が興味深かったです。当時、今ほどビッグネームではなかった作品を手紙で金額交渉したり値引きしたりのやり取りにとてもリアリティを感じました。当時の関係者はまさか100年以上先の未来に自分の手紙が公開されるとは思ってもいなかったでしょう。貴重な資料だと感じました。

5.0

モネの追いかけにはこの睡蓮

巡回展も鑑賞できるチャンス(チケットありがとうございます!)を頂き
お盆で余裕のある時期に行ってきました。
やはり、このモネは別格
鑑賞していて、美しすぎて目が見開いていう感覚を味わう
油彩で、このように淡くて、柔らかい色彩を出すなんて

そしてこちらはモネ64歳のときの作品
そんな素晴らしい、美術館の中で初めてモネの《睡蓮》を購入したという
ウスター美術館
印象派を所蔵する美術館で知られているよう
モネは大の誇りだと思うが、
モネだけを大体的に取り上げているわけではなく
やはり印象派の流れ、影響を感じられる展示で好感度アップ

ブーダン、クールベはもちろん展示されているし
ルノワールの《アラブの女》、
アメリカ印象派のジョン・シンガー。サージェントの
《キャサリン・チェイス・プラット》
背景にあるストーリーも
解説から垣間見れて興味深い

ウスター美術館の《睡蓮》と同年に描かれたという
富士美術館が所蔵の《睡蓮》が静岡市美術館で展示中という
情報も得られて、また好奇心をくすぐられる

4.0

新鮮なる印象派体験

農村画家といえばミレーを想起する向きが多いだろうが、ジュリアン・デュプレ作の《干し草作り》は何とも対照的に明るい未来ある農村の風景を感じさせる。デュプレは印象派の影響も踏まえ描いているが、多分に写実的な画面構成が我々へ一辺倒にもたらされていた印象派観に、別の流れがあった事を知らしめ更に違った印象派の作品群を目にしたい衝動を思い起こさせる。印象派は欧州という自らの狭い視野を広げて下さり感謝する次第。

4.0

ウスター美術館のこと知れて良かった。

印象派ということで、高齢の母を連れて行くには上野よりこちらがいいかと思い、夫と三人で訪れ正解でした。
車いすでスムーズに移動できるし、平日でもあり混んでいなかったので、ゆっくり二周することが出来、母も大満足のようでした。
ウスター美術館のことは知りませんでしたが、確かに印象派に影響を受けた、優しくて明るい色調が気に入りました。
富士美術館所蔵のコレクションも見応えがあったので、またゆっくり是非来たいと思います。

3.0

混雑を避けて八王子で

「上野×印象派=混雑」のイメージがあるので、上野の閉会から4か月待って八王子で見てきました。

ステキだなと思ったのはデュプレの「干し草作り」
女性の顔は見えないものの、農作業を楽しんでいるような様子がうかがえる清々しい作品。

もう1点はハッサムの「コロンバス大通り、雨の日」
雨でくすんだ街の中で、中央の馬車だけがくっきりと描かれている。派手さはないのに、目を引く作品です。

おまけ展示で、モネ作品購入時の画廊と美術館の往復書簡や日本人画家の作品もありました。
童話の一場面のような「林檎拾い」は久米桂一郎の作品。前から久米美術館に行ってみたいと思っていたんですが、作品の方から来てくれました(笑)

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん

3.0

チャイルド・ハッサム

もうちょっとアメリカ印象派の未知の作家の割合が多くても良いかなと思いましたが
集客にはやっぱりモネ、ルノワール、ピサロ、シスレーなんかが必要なんでしょうね。
それでもチャイルドハッサムというイイ作家の収穫があったのが嬉しい。
ウスターコレクションを見て思ったのが西美やゾン美の印象派作品の質の高さ。改めてスゴイなと。
富士美はワンフロアで完結しているので見やすいですね。
全ての作品が写真撮影可能でした。全部って珍しい。
富士美は利便性はあまり高くないけれど、混雑している印象派展は避けたいという向きには良いかなと思います。

常設のアメリカンフォトグラフスも楽しみにしていた特集でした。
最近知って気になっていたルイス・ハインが多めに見られて嬉しい。
トランプのアレもいつかはこの系譜に連なるのでしょうかね。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、karachanさん、yoko7869さん、Tamaさん

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東京都八王子市で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

《睡蓮》クロード・モネ 1908年 油彩、カンヴァス 94.8×89.9cm ウスター美術館

《ヴィル=ダヴレーの牧歌的な場所―池畔の釣り人》ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 1865-70年 油彩、カンヴァス 56×71.6cm ウスター美術館

《アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊》トマス・コール 1837年 油彩、カンヴァス 84.5×135.3cm ウスター美術館

《冬の海岸》ウィンスロー・ホーマー 1892年 油彩、カンヴァス 72.4×122.6cm ウスター美術館

《ディエップの船渠デュケーヌとベリニー、曇り》カミーユ・ピサロ 1883年 油彩、カンヴァス 54.3×65.5cm ウスター美術館

《裸の赤ん坊を抱くレーヌ・ルフェーヴル(母と子)》メアリー・カサット 1902-03年 油彩、カンヴァス 68.1×57.3cm ウスター美術館

《テラスにて》ベルト・モリゾ 1874年 油彩、カンヴァス 45×54cm 東京富士美術館

《花摘み、フランス式庭園にて》チャイルド・ハッサム 1888年 油彩、カンヴァス 71.1×55.1cm ウスター美術館

《オパール》アンデシュ・レオナード・ソーン 1891年 油彩、カンヴァス 100.3×69.5cm ウスター美術館

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