フィンランド・グラスアート
-輝きと彩りのモダンデザイン-/
ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展-食べること、共に生きること-

兵庫陶芸美術館

  • 開催期間:2024年3月16日(土)~2024年5月26日(日)
  • クリップ数:12 件
  • 感想・評価:4 件
フィンランド・グラスアート-輝きと彩りのモダンデザイン- / ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展-食べること、共に生きること- 兵庫陶芸美術館-1
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ティモ・サルパネヴァ 《カヤック[3867]》 1954年 イッタラ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin
アルヴァ・アアルト&アイノ・アアルト《アアルト・フラワー[3031, 3032, 3033, 3034]》1939年 カルフラ/イッタラ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin
グンネル・ニューマン 《ストリーマー[GN18]》 1947年 ヌータヤルヴィ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin
カイ・フランク 《アートグラス、ユニークピース》 1970年代後半 ヌータヤルヴィ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin
ティモ・サルパネヴァ 《グラスブロック(眠れる鳥)》 1960年 イッタラ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin
マルック・サロ 《アートグラス、ユニークピース》 2017年 ラシコンッパニア コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin
ヨーナス・ラークソ 《リコリスみたい》 2012、2013年 ラシスミ コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

機能的でありながら洗練された美しさを誇る北欧フィンランドの家具や陶磁器、ガラスなどのプロダクトは、世界中の人々に愛され、私たちの生活に心地よい調和と潤いを与えてくれます。

1917年、ロシアから独立したフィンランドでは、ナショナリズムが高まる中、新しい国づくりと国民のアイデンティティを回復するための手段として、モダニズムを推し進めていきました。ガラスも例外ではなく、1930年代、ミラノ・トリエンナーレや万国博覧会などの国際展示会を見据えた国内コンペティションが開催されると、第二次世界大戦後、国家の復興をかけてその機会はますます増えていき、国際舞台への切符を求めて、若きデザイナーたちが切磋琢磨していきました。そして1950年代、フィンランドの風土を反映したフィンランド・グラスアートは国際的に高い評価を得て、世界のデザイン界にその名を知らしめました。

本展では、1930年代から現代まで、8名の著名なデザイナーや作家たちが、「アートグラス」と銘打って制作した芸術性溢れるガラス作品約130件によって、フィンランド・グラスアートの系譜を辿ります。さらに、フィンランド発祥の世界的なキャラクター「ムーミン」の「食」をテーマとした原画等を紹介する展覧会も同時開催し、素朴でありながら、豊かな自然の恵みを大切にするフィンランドの人々の暮らしや生き方について、ムーミンの物語から紐解いていきます。森に囲まれ、自然豊かなやきものの里で、日本人にも親しみの深いフィンランドの芸術と文化に触れる機会を目指します。

◆ 同時開催
企画展「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展-食べること、共に生きること-」

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年3月16日(土)~2024年5月26日(日)
会場 兵庫陶芸美術館 Google Map
展示室展示室2・4・5
住所 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日、4月30日(火)、5月7日(火)
※ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館
観覧料 一般 1,500円(1,200円)
大学生 1,100円(800円)
夜間(17:00~)一般 700円、大学生 500円
  • ※( )内は20名以上の団体料金です
    ※「フィンランド・グラスアート」「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展」との共通観覧券のみ販売
    ※高校生以下は無料です
    ※70歳以上の方は半額になります
    ※障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります
    ※17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金になります
TEL079-597-3961
URLhttps://www.mcart.jp/

兵庫陶芸美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

兵庫陶芸美術館 兵庫陶芸美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

自然との共生にある豊かな暮らしから生まれるデザインと造形

☆評価5は、あまりにも美術館を包む新緑が美しかったからです。
新緑と紅葉の季節には、訪れたい丹波焼の里に建つ大好きな美術館です。
当然のことながら車でなければアクセスは決して良くないですが、そこは谷の向こうにある丹波焼の工房さんなども巡ればと(コロナ前は工房めぐりの美術館主催のツアーもあったのですが)
最近フィンランドのアートの展覧会(陶器、テキスタイル、ガラス、家具など)が多いですね。冬が長いフィンランドは、屋内で心地よく暮らすことが上手なのかもしれません。決して華美ではないけれど、シンプルなデザインや造形が好きですね。
自然との共生にある豊かな暮らしからのアートなのかもしれません。

鶯が、歌うのが上手になったから聞いて聞いてと言うように、清らかに啼いていました。
目も耳も喜ぶ春の遠足でした。
これから丹波のちは、田植えが始まり、やがて墨絵の様なしっとりとした梅雨の季節がやってきます。

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eiroh613さん、アバウトさん、karachanさん

REPORT

フィンランド・ガラスアートの饗宴

美術館「えき」KYOTOの『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』に感銘を受けたので再びフィンランドのガラスを特集した展覧会に行ってきました。

二つの展覧会の違いはデザイナーに重心が置かれているか否か。前者はイッタラという一…readmore

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morinousagisanさん、karachanさん、アバウトさん、eiroh613さん

3.0

フィンランドグラスアート、モダンからポストモダンへ

ここでは芸術性が極めて高い製品を「アートグラス」、そのなかでもアーティストが制作に必ず立ち会ったものを「ユニークピース」と呼んでいて、これらの総称を「グラスアート」としているそうです。

アアルト、カイ・フランク、サルパネヴァなどの大御所を網羅しつつ、展示後半は近年作成された存命の作家たちによるものです。

展示前半はガラスの透明さと実用性の両立をどう扱うかが主題でしたが、時代が下がって一点物のアート作品を造る造形手段の一要素として扱われていように感じます。これはモダンとポスト・モダンの違いとまとめて良いと思います。100年ほどの期間中に作家性と技術的革新の融合が生んだ作品の数々が鑑賞できます。

作品の量が多いので、休憩しながら外のすばらしい環境を眺めるのも良いかもしれませんね。

今展覧会は『フィンランド・ガラスアートの饗宴』として鑑賞レポートを記載しています。
宜しければ一読ください。

4.0

フィンランドの風土と歴史が生んだグラスアート

フィンランドの、グラスアートが、時代ごとに、3章に分かれて展示されていた。流れが分かりやすかった。デザイナーが考えたものを、職人と一緒に作っていく様子が、ビデオを見てわかりました。力強く、美しい。ガラスの表面が、揺らいでいるところが、すごく自然な感じでいい。色が美しくしいもの、形が素敵なもの、いろいろあって面白い展示でした。豊かな自然の中に立つ、美術館で見ることが出来てよかったです。

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morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

ティモ・サルパネヴァ 《カヤック[3867]》 1954年 イッタラ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin

アルヴァ・アアルト&アイノ・アアルト《アアルト・フラワー[3031, 3032, 3033, 3034]》1939年 カルフラ/イッタラ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin

グンネル・ニューマン 《ストリーマー[GN18]》 1947年 ヌータヤルヴィ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin

カイ・フランク 《アートグラス、ユニークピース》 1970年代後半 ヌータヤルヴィ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin

ティモ・サルパネヴァ 《グラスブロック(眠れる鳥)》 1960年 イッタラ・ガラス製作所 コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin

マルック・サロ 《アートグラス、ユニークピース》 2017年 ラシコンッパニア コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin

ヨーナス・ラークソ 《リコリスみたい》 2012、2013年 ラシスミ コレクション・カッコネン 撮影:Rauno Träskelin

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