レオナールではない『従軍画家』藤田嗣治
藤田嗣治=レオナール・フジタと聞いて思い浮かぶ絵は透き通るような乳白色の女たち。
そしてニャンコと少女。
洒脱でどこか軽妙で、でも日本画の涼やかな筆遣いを感じる不思議な魅力が思い浮かびます。
『エコール・ド・パリ(=20世紀前半…readmore
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日中戦争が勃発した1937年、日本に帰国していた藤田は、そのまま定住をする決意とともに、東京・麹町六番町に自宅兼アトリエを構えて、精力的に制作をつづけます。1939~1940年は一時的にフランスと往復はしたものの、戦中戦後の動乱の世を日本において過ごしました。
本企画では、軽井沢安東美術館が所蔵する100号のポスター原画《勇敢なる神風特攻隊》(1944年頃)の初公開とともに、この時期に取材して描いた《佛印・河内、安南人町》(1943年)、《武漢三鎮陥落の日》(1938年頃)などもあわせて展示します。
また、藤田自身の文章や言葉も紹介しながら、この時代に藤田がなにを思って制作をしていたのかを、コレクション作品を通じて「戦争の時代の藤田嗣治」を考える機会とします。また、土門拳記念館の協力により、この時代に土門拳が撮影した貴重な藤田のポートレイト写真資料についても紹介します。
【FEATURE|展覧会レポート】
藤田嗣治の心情が細かく綴られた自筆の手帳が「戦争の時代の藤田嗣治 1936-1945年」にて初公開
会期 | 2023年8月3日(木)~2023年9月12日(火) |
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会場 | 軽井沢安東美術館 Google Map |
展示室 | 展示室3(一部)・特別展示室 |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43番地10 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
水曜日 ※水曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館となります。 |
観覧料 | 一般 2,300円 高校生以下 1,100円 未就学児 無料
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URL | https://www.musee-ando.com/ |
藤田嗣治=レオナール・フジタと聞いて思い浮かぶ絵は透き通るような乳白色の女たち。
そしてニャンコと少女。
洒脱でどこか軽妙で、でも日本画の涼やかな筆遣いを感じる不思議な魅力が思い浮かびます。
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