横尾忠則 原郷の森

横尾忠則現代美術館

  • 開催期間:2023年5月27日(土)~2023年8月27日(日)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:2 件
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《(原郷の森)》|2019年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
《死の愛》|1994年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
《デュシャンピアン》|2010-2013年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
《美の盗賊》|2008年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
《わが青春に悔いなし》|1994年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
《暗夜光路 N市-I》|2000年|横尾忠則現代美術館蔵
《寒山拾得2020》|2019年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
《ミケランジェロと北斎の因果関係》|1990年|横尾忠則現代美術館蔵
《月光の街 Ⅳ》|2003年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
ポスター(デザイン:横尾忠則)
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2022年3月に出版された『原郷の森』(文藝春秋)は、主人公Yが美術、小説、映画など様々な分野で名を残した著名人たちと時空を超えて語り合うものです。500ページにわたって繰り広げられる壮大な芸術論/人生論は、先達に学ぶ芸術家としての、または戦後日本文化の担い手かつ目撃者としての、あるいは兵庫県西脇市に生まれ育った純朴な少年の記憶を保つ横尾の姿を浮き彫りにします。

本展では、この小説に関連する横尾の作品を、小説から抽出した文言とともに展示することで、言葉のみで表された世界をイメージを加え立体的に構築しようと試みるものです。

横尾がつづる言葉と横尾が描く絵が織りなす森のような展示室に分け入り、半世紀以上の歳月をかけて形作られた横尾芸術を身体的に感じ取る機会にします。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年5月27日(土)~2023年8月27日(日)
会場 横尾忠則現代美術館 Google Map
住所 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
7月18日(火)
※ただし7月17日(月・祝)は開館
観覧料 一般 700円(550円)
大学生 550円(400円)
70歳以上 350円(250円)
高校生以下 無料
  • ※( )内は20名以上の団体割引料金
    ※障がいのある方は各観覧料金(ただし70歳以上は一般料金)の75%割引、その介護の方(1名)は無料
    ※割引を受けられる方は、証明できるものを持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券を購入してください(障がいのある方は、障がい者手帳アプリ「ミライロID」も利用できます)
TEL078‐855‐5607(総合案内)
URLhttps://ytmoca.jp/

横尾忠則現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

横尾忠則現代美術館 横尾忠則現代美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

反復の哲学を学ぶ

横尾忠則現代美術館は今回3回目の訪問、2年前の初訪問より横尾さんの書籍を読むようになりました。「原郷の森」も読破し、その世界観をリアルに感じることができる展覧会、とても楽しみにして来ました。

生と死のはざまの世界で、亡くなった先達の芸術家たちと激論を交わす主人公Y、この主人公Yは横尾さん自身か、理想の自分像か、この世界観は、夢か想像か、実体験か、そのグレーゾーンを感じながら、作品を見ると、30年も前からの構想であることがわかり、横尾さんの人生そのものだと理解しました。

今回、Y字路、ピンクガール、寒山拾得などシリーズとして繰り返し描いていること、また、過去の名作(アンリ・ルソー、ポール・デルヴォー、ジョルジョ・デ・キリコ等)をベースとしたオマージュ作品から『反復の哲学』を学びました。

元イラストレーターであった横尾さんが、アンディ・ウォーホルのような資本主義を逆手にとった大量生産・大量消費を皮肉る視点もあり、オマージュ作品を見るたびに楽しくなり、横尾さんの人生の追体験が出来ました。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、micco3216さん、uchikoさん、さいさん

3.0

「ひょうごプレミアム芸術デー」7/11(火)-7/17(月・祝)で無料です。

2022年3月に出版された『原郷の森』、かなりのボリュームの本で、尻ごみしてしまいました。
明確なストリーもないようで、まさに横尾さんを形成してきた「原郷の森」に分け入り、彷徨うような感じと読んだ人からききました。
ここ数年の横尾美の展示は、毎回展示会場はかなり凝っていて、担当する学芸員さんも大変だろうと思うのです。その上、作家本人さんとも折り合いをつけないといけないしなぁ。彼らにとっては決して専門の分野ではないのである。そして今回も期待を裏切らない展示会場となっており、横尾作品の森に分け入り、彷徨ってきました。
「ひょうごプレミアム芸術デー」と言うことで、7/17(月・祝)まで無料です!
お近くの方は、県美とセットでどうぞ!

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、さいさん、micco3216さん

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出展作品・関連画像IMAGES

《(原郷の森)》|2019年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

《死の愛》|1994年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

《デュシャンピアン》|2010-2013年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

《美の盗賊》|2008年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

《わが青春に悔いなし》|1994年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

《暗夜光路 N市-I》|2000年|横尾忠則現代美術館蔵

《寒山拾得2020》|2019年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

《ミケランジェロと北斎の因果関係》|1990年|横尾忠則現代美術館蔵

《月光の街 Ⅳ》|2003年|作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

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