開館1周年記念特別展
二つの頂 ―宋磁と清朝官窯

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)

  • 開催期間:2023年10月7日(土)~2023年12月17日(日)
  • クリップ数:16 件
  • 感想・評価:4 件
開館1周年記念特別展 二つの頂 ―宋磁と清朝官窯 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)-1
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重要美術品《青花臙脂紅龍鳳文瓶 一対》「大清乾隆年製」銘  景徳鎮官窯 清時代・乾隆年間(1736~95)静嘉堂文庫美術館蔵
重要文化財《白磁刻花蓮花文輪花鉢》 定窯 北宋~金時代(12世紀)静嘉堂文庫美術館蔵
《青磁鼎形香炉》 南宋官窯 南宋時代(12~13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵
重要文化財《油滴天目》 建窯南宋時代(12~13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵
重要文化財《青磁貼花牡丹唐草文深鉢》 龍泉窯 南宋~元時代(13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵
五彩百子図鉢》 「大清康煕年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・康煕年間(1662~1722)静嘉堂文庫美術館蔵
《五彩万寿桃文盤》 「大清康煕年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・康煕年間(1662~1722)静嘉堂文庫美術館蔵
《豆彩翠竹文碗 一対》 「大清雍正年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・雍正年間(1723~35)静嘉堂文庫美術館蔵
《茶葉末双耳壺》 「大清雍正年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・雍正年間(1723~35)静嘉堂文庫美術館蔵
《粉彩梅花喜鵲図象耳瓶》「大清乾隆年製」銘  景徳鎮官窯 清時代・乾隆年間(1736~95)静嘉堂文庫美術館蔵
曜変天目(稲葉天目)および尼崎台》南宋時代(12~13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵
国宝 《曜変天目(稲葉天目)》 建窯 南宋時代(12~13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

8000年を超える悠久の歴史をもち、陶芸技術の粋を極めた中国陶磁。その歴史上、二つの頂点といえるのが、宋代(960~1279)の陶磁器と清朝(1616~1912)の官窯磁器です。

商工業や各種技術が発達した宋代の中国では、各地で青磁や白磁、黒釉など多種多様で洗練された陶磁器が生み出されました。それらは後世「宋磁」と称えられ、「古典」として現代にまで影響を与え続けています。また最後の王朝・清朝では、磁器の都・景徳鎮に宮廷用の陶磁器を焼造する政府直営の工房=官窯が設置され、最高の技術と材料をもって皇帝のためのやきものが作られました。

清朝最盛期、康煕・雍正・乾隆の三代(1662~1795)の皇帝たちは、陶磁器への関心が高く、官窯に督陶官が派遣され、技術・意匠の両面で究極ともいうべき作品が次々と生み出されました。

静嘉堂所蔵の清朝官窯磁器には、岩﨑彌之助(三菱第2代社長、1851~1908)が明治20年代という早い段階で蒐集した作品が含まれています。また20世紀初頭には彌之助の嗣子・小彌太(三菱第4代社長、1879~1945)により、日本伝世の宋磁の優品に加え、新出の宋磁や清朝官窯の名品が蒐集され、世界有数の質を誇る中国陶磁コレクションが形成されました。

本展では、南宋官窯をはじめとする静嘉堂の宋磁の名品と、清朝官窯磁器から青花・五彩・粉彩・単色釉の優品を精選し展示します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年10月7日(土)~2023年12月17日(日)
  • ※会期中、展示替えあり
会場 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) Google Map
住所 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • 金曜日は10:00~18:00(最終入館時間 17:30)
休館日 月曜日、10月10日(火)
※ただし10月9日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,500円
大高生 1,000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料
  • ※当日券の販売もあります
    ※無料チケットをお持ちの方は予約不要です
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.seikado.or.jp/

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

曜変天目の箱がたくさん

カラフルな絵柄、単色の陶磁器、枕や壺や小さな器、色も形もさまざまな宋と清の作品が並び、わくわくしました。

清時代の、赤、黄、緑、青、黒の単色の器がずらっと並んだケースは、鮮やか。
特に青は、茄子紺、水色がかった色、微妙な違いが印象的でした。

油滴天目の隣が禾天目。別の部屋に玳玻天目。眼福です。
残念ながら曜変天目と尼ケ崎台は別々に展示。(セットなってるところを見たいですねー)
曜変天目の仕覆と、それを納める内箱と外箱が、新旧そろって展示されて、へぇぇと思いました。箱のマトリョーシカみたい。黒い漆に螺鈿で刻まれた「曜変」がきらっと輝いて粋。

写真撮影は、3室とホールが可でした。
ミュージアムショップで、話題の曜変天目のぬいぐるみを発見。いつも売り切れでしたので、初めて見たかも(笑)
器柄の丸いアクリルのキーホルダーもあり、新作?

MY PLAZAのホールで、クリスマスコンサートやってました。
土日に行くときは、こちらもチェックしていくと良いと思います。
今日はアカペラで、クリスマスツリーが飾られたホール一杯に歌声が響き、いい雰囲気でした。

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morinousagisanさん

4.0

中国陶磁の楽しみ

いかにもな「中国の当時ってこういう感じだよね」というものもあれば
予想外にモダンに感じるものもある

いい意味で期待したものが、
そしていい意味で予想外のものが出てくる
楽しい展示だ

個人的には3章清朝官窯のコーナーがやはり印象深かったけれど
2章宋磁の時代のコーナーも面白い
(しかし、なぜか枕を見た印象ばかりが残っている(笑))

静嘉堂文庫美術館といえばいつもの曜変天目なのだけど、
天目台や収められていた箱などの付属品を含めて展示されているのが面白い

しかしこの日到着が夕方になってしまったので
閉館まで駆け足で観ることになってしまったのはちょっともったいなかったな

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morinousagisanさん

4.0

新発売のグッズもお見逃しなく!

岡田美術館の常設展で清朝官窯のパステルカラーの蝙蝠をあしらった壺を見てから、すっかりこの時代の焼きものが好きになりました。
今回も蝙蝠柄を探したら、ありましたよー!蝙蝠と瓢箪を組み合わせた絵柄の皿で、蝙蝠は形だけでなく、細かい描き込みがあります。当時は使っていたのか、何を載せていたのか、いろんな想像が膨らみます。
他にも装飾過剰、色彩過剰な作品が並んでいて、見ていると本当に楽しくなります。大好きな鹿モチーフの壺もあったので、全方位から写真を撮りました!

ひとつだけ残念だったのは、曜変天目がいつものケースに単品で入っていたこと。チラシに尼崎台に載せた画像があったので、てっきりセットで展示されていると思っていました。せめて隣り合わせで置いてくれれば…(泣)

鑑賞後のお楽しみ、ミュージアムショップで新たな逸品を見つけました!それは今回展示されていた「五彩百子図鉢」のポーチです。浅い丼のような鉢を真横から見た形のポーチに仕上げていて、マチがあるので自立します。もう、鉢にしか見えないポーチ!色の再現も完璧でした。
曜変天目のぬいぐるみといい、なかなかの策士がいるようです(笑)

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micco3216さん、morinousagisanさん

REPORT

中国陶磁の歴史と魅力を、まるっとまとめて分かりやすく

静嘉堂@丸の内 開館1周年記念の『二つの頂-宋磁と清朝官窯』展。8000年を超える悠久の歴史をもち、陶芸技術の粋を極めた中国陶磁。日本のやきもののルーツのひとつでもある中国陶磁の歴史上で、《宋磁》と《清朝官窯》を「至高の宋磁、究極…readmore

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morinousagisanさん

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五彩百子図鉢》 「大清康煕年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・康煕年間(1662~1722)静嘉堂文庫美術館蔵

《五彩万寿桃文盤》 「大清康煕年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・康煕年間(1662~1722)静嘉堂文庫美術館蔵

《豆彩翠竹文碗 一対》 「大清雍正年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・雍正年間(1723~35)静嘉堂文庫美術館蔵

《茶葉末双耳壺》 「大清雍正年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・雍正年間(1723~35)静嘉堂文庫美術館蔵

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