アメイジング・チャイナ
深淵なる中国美術の世界

松岡美術館

  • 開催期間:2023年10月24日(火)~2024年2月11日(日・祝)
  • クリップ数:48 件
  • 感想・評価:7 件
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翡翠白菜形花瓶 清時代
青花龍唐草文天球瓶 景徳鎮窯 明時代 永楽期
翡翠虁鳳文瓶 清時代 「乾隆年製」銘
翡翠白菜形花瓶(部分) キリギリス
沈周《縹緲(ひょうびょう)峰(ほう)図巻》一巻 明時代 弘治17(1504)年 紙本
沈周《縹緲峰図巻》(部分)岸辺に集う三人の文人画家 沈周・文徴明・唐寅
烏頭尾 精《上居への道》昭和56(1981)年 第8回創画展 紙本着色 162×227
吉崎道治《雪の終着駅》昭和59(1984)年 第46回一水会展 油彩・カンヴァス 97×162
観音菩薩立像 唐時代
金銅観音菩薩遊戯坐像 唐時代
紅地粉彩花卉文扁壺 一対 景徳鎮窯 清時代 「大清乾隆年製」銘
沈周《縹緲峰図巻》(部分) 明時代 弘治17(1504)年 紙本墨画淡彩
文徴明 《東湖草堂図巻》一巻 明時代 嘉靖24(1545)年 絹本墨画淡彩
文徴明 《東湖草堂図巻》題字
銭杜 《輞川読書図巻》一巻 清時代 道光13(1833)年 紙本墨画淡彩
張崟 《仿古山水画冊》一帖十二図 清時代 道光5(1825)年 紙本墨画淡彩
翡翠楼閣花鳥図挿屏 一対 (左) 清時代
翡翠楼閣花鳥図挿屏 一対 (右) 清時代
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

松岡美術館は実業家 松岡清次郎が蒐集した美術品を公開するため、1975(昭和50)年に設立された私立美術館です。1917(大正6)年貿易商から身を起こした清次郎の理想は、自らの眼にかなった「美しいもの」を追い求め、蒐めていくことでした。

今回は、清次郎が東洋陶磁蒐集のため欧米のオークションに参加するうちにコレクションした、北斉〜唐時代の小金銅仏や明〜清時代の漆器、陶磁器、絵画、清時代の翡翠や白玉などの玉器を展観します。

明清絵画の精華、清時代の仿古を映す玉器、人気の天球瓶
館蔵の明清絵画より、今回はとくに板倉聖哲(まさあき)東京大学東洋文化研究所教授による監修のもと画冊と画巻の優品を選りすぐり、前期に明代、後期に清代の作品を紹介します。昨年の展示でかなわなかった題字や跋文も可能な限り展観し、明清時代の画家と文化人との交流も映し出します。会期中の頁替えも予定しています。

館蔵の清朝玉器の中から、台湾故宮博物院の《翠玉白菜》に通じる超絶技巧を堪能できる《翡翠白菜形花瓶》とともに、古代中国の青銅器にあらわされた饕餮(とうてつ)文や虁鳳(きほう)文を彫り込んだ作品も展示され、清時代に高まった仿古の潮流を味わうことができます。玉器の多くが再開以後初公開で、22年ぶりの展示作品もあります。また、松岡美術館の代表作品である、世界に数点しか存在しない明時代初期の名品《青花龍唐草文天球瓶》も展示されます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年10月24日(火)~2024年2月11日(日・祝)
  • 前期 2023年10月24日(火)〜12月10日(日)
    後期 12月12日(火)〜2024年2月11日(日・祝)
    ※企画展の中国絵画のみ作品入れ替えあり
会場 松岡美術館 Google Map
住所 東京都港区白金台5-12-6
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※毎月第1金曜日のみ 10:00~19:00
    (最終入場時間 18:30)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)、
年末年始 12月29日(金)〜2024年1月4日(木)
観覧料 一般 1,200円
25歳以下 500円
高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無料
TEL03-5449-0251
URLhttps://www.matsuoka-museum.jp/

松岡美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

松岡美術館 松岡美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

いつもながらに、松岡翁蒐集のレベルの高い東洋の美を堪能できます。

松岡美術館さんは、落ち着いた静かな美術館でゆったり鑑賞出来ます。常設も企画展も、いつもなかなか好みの展示が多く大好きな美術館です。「ミニパンフレット」があったり、スマホで「ポケット学芸員」があったりもします。
今展は、館蔵の清朝玉器の中から、台湾 國立故宮博物院の《翠玉白菜》に通ずる超絶技巧を堪能できる《翡翠白菜形花瓶》とともに、古代中国の青銅器にあらわされた饕餮とうてつ文や虁き鳳ほう文を彫り込んだ作品が集められ、清時代に高まった仿古の潮流を味わえる内容となっています。メイン《翡翠白菜形花瓶》。白菜は花嫁の清廉潔白を、キリギリスやイナゴなどの昆虫は子孫繁栄の願いをあらわすことから結婚の縁起物とされるそうです。白菜が花嫁の清廉潔白で昆虫は子孫繁栄、というのが、面白いというかなんとも言い難い感じです。同様に、白菜にキリギリスとイナゴが配された台湾の國立故宮博物院所蔵、有名な《翠玉白菜》は、かつて清朝末期の光緒帝の妃、瑾妃住まう永和宮に飾られており、嫁入り道具だったそうです。実は台湾の故宮博で25年くらい前に一度現地で観ました。その後2014年トーハクでも観ています。白菜の色味は故宮博かも知れませんが、個人的には、全体の景色はこちらの《翡翠白菜形花瓶》の方が好きです。陶磁器では、世界に数点しか存在しない明時代初期の名品《青花龍唐草文天球瓶》や紅地粉彩花卉文扁壺《大清乾隆年製》も、他、堆朱なども観ごたえあります。中国絵画では館蔵の明清絵画より、今回は特に板倉聖哲東京大学東洋文化研究所教授による監修のもと画冊と画巻の優品を選りすぐり、前期に明代、後期に清代の作品が展観されていました。後期に行ったので一番の気に入りは、武丹《山水画冊》清 紙本墨画淡彩ですね。かなり充実内容で、中国の美術工芸の凄さを堪能しました。
同時開催の「昭和の日本画と洋画 松岡翁(1894-1989) 晩年の眼力」も良い内容でした。

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アバウトさん

4.0

同時開催展も魅力的でコスパは抜群です。

館蔵の中国美術コレクション、金銅仏、漆、陶磁器、玉器、絵画を一同に展示。展示室入り6体の金銅仏がお出迎え。多数の翡翠玉器が光輝き、奥へ進むと明清絵画、多数の画冊、画巻がたっぷりと展示されて見所多数です。個人的には同時開催中の昭和の日本画と洋画・松岡翁晩年の眼力展目当てに来館しました。創立者自ら日展、院展、創画展、ニ科展、ニ紀展で買上げた昭和の佳品が展示されております。出品リストも懇切丁寧、コレクション概要から作家、作品解説迄詳しく載っています。おすすめ展示です。

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morinousagisanさん
  • 1
  • BY TK

3.0

画巻の展示方法が良き

明清絵画が入れ替わってしまうので滑り込み。
明代の沈周、文徴明、呂紀など、松岡の中国絵画は状態が良いですね。
画帳や画巻を出来る限り全場面を見せてくれるのがとっても嬉しい。
大体どこのミュージアムもちょっとしか見せてくれないのでこの展示方法は広まって欲しいな。

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morinousagisanさん

4.0

玉はきれいだねえ

キービジュアルにもなっている翡翠白菜花瓶は
葉のみずみずしさも、その上に群がるコオロギの生々しさも含め
「おおっ」と感じてしまう逸品だ
これは生で観ないとちょっと感じが伝えづらい

やはり翡翠に目が行ってしまうが
中国絵画もぐっと目を引き付ける

非常にコンパクトな展示ではあるが、中国美術の魅力がぎゅっと濃縮された展示だ

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

素晴らしい!

翡翠の工芸品がお目当てでしたが、行ってみてびっくり。
隋から唐の小さな金銅仏。明から清の堆朱に、陶磁器、絵画、いろいろ拝見できて素晴らしい!

堆朱は大きな作品が多く、超絶技巧と大きさに圧倒されました。
絵画は、巻子仕立てはすべて広げられ、冊子仕立ては全ページが並び、絵や賛も全て拝見できるのは、なかなかない機会かと。
翡翠と陶磁器は、松岡美術館の代表作ばかり。

宝箱を覗いたようで、素晴らしかったです。

「松岡翁 晩年の眼力」は、昭和の日本画と洋画でした。テーマはいろいろですが、力強い印象を受ける作品が多かったように思います。
最近の作品は展示の機会が少ないそうで、これもまたなかなかない機会かと思いました。

駅から美術館までの銀杏の紅葉も楽しめ、よい休日になりました。
アートアジェンダ様、チケット、ありがとうございました。

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morinousagisanさん

5.0

他の展示も一緒に見れちゃいます!

中国美術に興味があり楽しみにしてたのですが
他にやっていた別の展覧会も同じ館内で展示しており
3つの展示を見ることが出来てとても満足度の高かったです。
エジプトのミイラを入れていた棺桶も展示されていて怖かったけど近くで細部まで見れてとても良かった。

常に2つか3つの展示を同時開催している様子なので
また次回気になる展覧会があれば伺いたいと思っています。

目黒駅からバスで五分ほどの閑静な場所にあり人が少ないので好きなだけゆっくり見ることができますので大変おすすめです。

3.0

翡翠が大きすぎる問題

松岡美術館の展示作品はすべて自前だと聞いていたので、毎回スゴイなぁと思っていたんですが、今回も凄かったですね(笑)
翡翠や玉が大きすぎて、天然とは思えない。そして、なぜ翡翠で白菜を作る?
白菜の横に大根のようなものがくっついているんですが、大きさ的にラディッシュにしか見えない。しかも「翡翠白菜形花瓶」というからには花瓶ですが、どんな花を生けるのか想像もつかない。見れば見るほど、疑問・妄想が膨らむ楽しい作品です。

陶磁器では、静嘉堂文庫美術館の「二つの頂展」で見た「青花臙脂紅龍鳳文瓶」に絵柄のよく似た「青花胭脂紅双鳳文扁壺」がありました。「大清乾隆年製」銘も一緒の作品がどんな経緯でそれぞれの美術館に収まったのか、そのあたりが気になるー。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

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翡翠白菜形花瓶 清時代

青花龍唐草文天球瓶 景徳鎮窯 明時代 永楽期

翡翠虁鳳文瓶 清時代 「乾隆年製」銘

翡翠白菜形花瓶(部分) キリギリス

沈周《縹緲(ひょうびょう)峰(ほう)図巻》一巻 明時代 弘治17(1504)年 紙本

沈周《縹緲峰図巻》(部分)岸辺に集う三人の文人画家 沈周・文徴明・唐寅

烏頭尾 精《上居への道》昭和56(1981)年 第8回創画展 紙本着色 162×227

吉崎道治《雪の終着駅》昭和59(1984)年 第46回一水会展 油彩・カンヴァス 97×162

観音菩薩立像 唐時代

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