企画展 甲冑・刀・刀装具
光村コレクション・ダイジェスト

根津美術館

  • 開催期間:2023年9月2日(土)~2023年10月15日(日)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:3 件
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-1
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-2
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-3
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-4
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-5
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-6
浅葱紺糸威胴丸具足 日本・江戸時代 18~19世紀 根津美術館蔵
早蕨金具脇指拵 海野勝珉作 日本・明治時代 20世紀 根津美術館蔵
地獄太夫図鐔 府川一則(二代)作  日本・明治時代 明治36年(1903)  根津美術館蔵
鬼念仏・笛吹地蔵図目貫 大月光弘作  日本・江戸時代 19世紀 根津美術館蔵
重要美術品 太刀 銘 長光 日本・鎌倉時代 13世紀 根津美術館蔵
重要文化財 黒韋肩取威腹巻 日本・室町時代 16世紀 根津美術館蔵
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-1
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-1
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-1
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-1
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-1
企画展 甲冑・刀・刀装具 光村コレクション・ダイジェスト 根津美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

明治42年(1909)、初代根津嘉一郎は3000点以上におよぶ刀剣・刀装具のコレクションを、実物を見ることなく一括購入しました。自身に刀剣の趣味はないものの、苦心の大蒐集だから買ったといいます。それが、実業家・光村利藻(みつむらとしも)(号 龍獅堂(りゅうしどう)・1877~1955)のコレクションです。  利藻の蒐集は、長男・利之(としゆき)の初節句のために本物の甲冑と太刀を購入したことにはじまります。明治30年(1897)、20歳の時です。驚くことに、彼の膨大なコレクションは、それからわずか10年ほどで形成されています。しかも、質も資料性も非常に高い作品群です。

今回の展覧会では、現在当館で所蔵する約1200点の中から選りすぐった作品を、初めて甲冑を交えて紹介します。単なる愛好家にとどまらない、金工技術を支えた利藻の活動を知っていただく機会にもなることを願っています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年9月2日(土)~2023年10月15日(日)
会場 根津美術館 Google Map
展示室展示室1・2
住所 東京都港区南青山6-5-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、9月19日(火)、10月10日(火)
※ただし9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館
観覧料 オンライン日時指定予約
一般 1,300円
学生 1,000円
  • ※障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
TEL03-3400-2536
URLhttps://www.nezu-muse.or.jp/

根津美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

根津美術館 根津美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

甲冑とプラチナ経に惹かれました

展示室に入ると、甲冑がずらーっと並び、壮観でした。
赤、紺の色も鮮やか。立派な甲冑ばかりで、家格の高い武家のものでは?と想像。
来歴の説明がほとんどなかったのが残念。

長男の初節句に甲冑を買う、それも自身は20歳!
その後、実物も見ずに一括まとめ買いなどなど、逸話も膨大なコレクションも、スケールが大きすぎてびっくりです。

采配や旗が珍しく、刀は明治期のものもあり、海野勝珉の拵えが素敵でした。
合戦の図屏風もあり、ちょっとずついろいろ楽しめました。

仏教美術や茶道具、青銅器と展示室ごとの企画を楽しめますが、その中でも二月堂焼経、おススメです。奈良時代の銀字のお経で、銀色が今でも光り輝き、プラチナ経と呼ばれているとか。
銀は酸化して黒っぽくなりやすく、銀字の他のお経と比べると、キラキラ感が一目瞭然です。火災でお経の下の方が焼けて赤っぽくなってますが、その部分の文字も銀色に光り輝いていて、不思議・・・

お庭に行く時間がありませんでしたが、ロビーから見ると紅葉はちょっと早い感じでした。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

REPORT

守り抜かれた「光村コレクション」の美を堪能しつつ、先人たちの思いに、その偉業に、感動、そして感謝。

明治の実業家光村利藻氏は、僅か10年で3000点以上のコレクションを形成したと聞きます。そして、根津嘉一郎が実物を見る事なくまとめ買いするというパワープレイした物の中から選りすぐりの品々が、今回展示されているのだとか。
《鬼滅》の…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、micco3216さん、uchikoさん

3.0

刀装具を愛でる

光村ダイジェスト、良かったです。

刀剣はそんなに興味がないのですが意外と楽しめました。
甲冑→刀剣(照明良し)→刀装具の順に展示されていて今回特に刀装具が良いですね。
初見の大月光興一門の作品群は図柄が凝っているのに可愛くて欲しくなります。
竹内栖鳳や谷口香嶠と明治工芸家のコラボも良いし、海野勝珉がカッコいい!
こういった作品が根津コレクションに厚みと深みをもたらしているんだなぁ。

茶の湯はやや枯れた味わいの黒織部が良い。
二月堂焼経は素晴らしい。
銀泥もすごく綺麗に残っていて焼け焦げてなお色褪せない煌めきに魅了されます。
根津本は二巻しか現存していない完本のようで全巻見開いて展示されていました。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

浅葱紺糸威胴丸具足 日本・江戸時代 18~19世紀 根津美術館蔵

早蕨金具脇指拵 海野勝珉作 日本・明治時代 20世紀 根津美術館蔵

地獄太夫図鐔 府川一則(二代)作  日本・明治時代 明治36年(1903)  根津美術館蔵

鬼念仏・笛吹地蔵図目貫 大月光弘作  日本・江戸時代 19世紀 根津美術館蔵

重要美術品 太刀 銘 長光 日本・鎌倉時代 13世紀 根津美術館蔵

重要文化財 黒韋肩取威腹巻 日本・室町時代 16世紀 根津美術館蔵

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