新春特集展示
卯づくし─干支を愛でる─

京都国立博物館

  • 開催期間:2023年1月2日(月・振)~2023年1月29日(日)
  • クリップ数:16 件
  • 感想・評価:4 件
新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─ 京都国立博物館-1
新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─ 京都国立博物館-2
新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─ 京都国立博物館-3
新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─ 京都国立博物館-4
秋桂月兎図 陳星筆  京都国立博物館
木賊花兎に段文様小袖 京都国立博物館
木賊花兎に段文様小袖(部分) 京都国立博物館
月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工
新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─ 京都国立博物館-1
新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─ 京都国立博物館-1
新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─ 京都国立博物館-1
新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─ 京都国立博物館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2023年の干支は卯(兎)です。長い耳と、ふわふわの毛並みを持つ兎は、とてもかわいい動物です。でも、実は昔の美術の中には、目つきの鋭い、あまり「かわいくない」兎もたくさん登場します。どうやら、昔の人と今の私たちでは、兎のイメージは少し違うようです。

中国では「月には兎がすんでいる」というお話が古くからあり、日本でも兎は月と一緒によく描かれました。仏教の古いお話では、「自分から火の中に飛び込んだ兎を、帝釈天が哀れに思って月に送った」と語られます。

また兎は、秋の草ともよく一緒に描かれます。これは、月が特に美しい「秋」と、月にいると考えられた「兎」が結び付けられたからです。連想ゲームのように、兎は様々なものと結びつけられて、表現されてきました。

この展示では、日本や中国の美術の中に表わされた、いろいろな兎を紹介します。かわいいだけじゃない、兎の姿を探しに、ぜひ博物館に遊びに来てください。

本展示ではファミリー向け企画として、やさしい解説文(小学校高学年~)と、作品を見るのが楽しくなるワークシート(小学校低学年~、多言語版あり)を用意しています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年1月2日(月・振)~2023年1月29日(日)
会場 京都国立博物館 Google Map
展示室平成知新館1F-2
住所 京都府京都市東山区茶屋町527
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
2023年1月10日(火)
※ただし、2023年1月2日(月・振)、9日(月・祝)は開館
観覧料 一般 700円
大学生 350円
  • ※本観覧料で当日の平成知新館の全展示を観覧できます
    ※大学生の方は学生証を要提示
    ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものを要提示)
    ※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証の提示で無料になります
    ※障害者手帳等(*)を提示の方とその介護者1名は観覧料が無料になります
    *身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
    ※名品ギャラリーに学校の教育活動、総合学習等で小学生・中学生・高校生を引率の先生方は無料となります
TEL075-525-2473 (テレホンサービス)
URLhttps://www.kyohaku.go.jp/jp/exhibitions/feature/b/u_2023/

京都国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

京都国立博物館 京都国立博物館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

平成知新館の展示品

「卯づくし」というタイトルの割には、思っていたより展示品が少なかったです。
でも、平成知新館全体でみると、大変見応えがありました。
十二天屏風は初めて拝見しましたが、インドや中国の影響を受けつつ日本文化を併せ持つ作品のようで、興味が湧きました。

5.0

卯(う)がいっぱい

京都旅行中に、京都国立博物館へ観に行って来ました。
作品の展示数はそれほど多くはありませんでしたが、
自分も卯年の年男でもあり、
可愛い·面白い等、色々な卯が観れて大変良い展示会でした。

4.0

久しぶりの京都博物館

卯づくしですが思ったより出品数が少なくておどろきました。
ただ、どの出品も古代より中国日本とも月に対する敬愛の気持ちと優しさをあらためて知りました。
卯への想いを生活用品の中にも取り入れた昔の人々の感性に素晴らしいものを感じます。
併設された古墳文化や絵巻物(空海)も興味深く大陸からの流入の歴史とつながり、特に近畿地方とのつながりを見ると思わず数多く展示している各仏像に手を合わせてしまいました。

4.0

兎と月の関係を学ぶ

中国から伝わる月に浮かぶ兎は、不老不死の薬を臼と縦杵ですりつぶしているが、日本に入ってきて、餅つきに変わったことを知りました。

今回、展示されている「月宮八稜鏡」は唐時代に作られたものですが、明らかに兎が餅つきをしていました。だから、日本に入ってきた瞬間に餅つきになったんじゃないかと思いましたが、それは今の感覚でした。
臼と縦杵は、縄文時代から中世まで、脱穀に使われていたので、絵だけを見てすぐに餅つきとはならないようです。そこで、解説にもありました、満月のことを「望月」と言っていたことから、餅つきになったという説があるそうです。もしかすると、こちらが先で、臼と杵で餅つきができるかもと気づいたのでは、、、そんなことはないよね。

今年も充実した美術館巡りの旅をしていきたいです。

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秋桂月兎図 陳星筆  京都国立博物館

木賊花兎に段文様小袖 京都国立博物館

木賊花兎に段文様小袖(部分) 京都国立博物館

月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工

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